資料室です。

 リンク元で下記項目毎に独立のURLが開く方法を不採用であるため、ページ内検索をかけて閲覧下さい。

 なお、復元とあるのは、他のサイトに掲載されたコンテンツの復元です。

 以下、順は更新順です。

 

1.マイクロチップ・インプラント、マインドコントロール、そしてサイバネティクス(復元)

2.自由の終焉(復元)

3.ELF波による病気の送信(復元)

4.インタビュー・ウィズ・スティーブン(復元)

5.ワンダーウェポン(復元)

6.電磁気兵器とマインドコントロールCNN報道特別番組1985年(復元)

7.スカラー波Scalar Wave(復元)

 

下記は、民間会社のHPに掲載されていたもの。教科書的な説明としては分かり易いので、再現しました。

 

■はじめに

19世紀の後半電波の存在がマックスウェルにより理論的に予測されヘルツにより実証され、また1901年マルコーニにより短波による大西洋横断通 信が成功してからおおよそ100年、この間電波技術は目覚しい発展を遂げ、現在、通 信、放送、航法、測位、レーダ、リモートセンシング、天文、計測、科学、工業、医用などさまざまな分野で、情報の伝達・収集、エネルギー伝送・供給手段などとして利用されています。特に1から100GHzまでのミリ波を含むマイクロ波帯は周波数範囲が広くまた技術開発が盛んであり、さまざまな形で利用されつつあります。近年、高度情報化社会、マルチメディアなどの言葉を良く耳にしますが、これらもマイクロ波と密接に関わっています。

そこで本テーマでは7章にわたり、マイクロ波の概要、マイクロ波による通 信、放送、航法、測位、レーダ、リモートセンシング、天文、計測、科学、工業、医用などにおける利用技術の現況、ミリ波の開拓状況、21世紀に向けたそれらの動きを眺めてみることにします。

 

■マイクロ波の概要

電波とは、3テラヘルツ(3,000GHz)までの電磁波を言います。一方、マイクロ波に対する学術的な定義はなく、波長が手のひらサイズ程度以下の周波数というぐらいの意味で考えてよく、通 信分野では1から3GHzを準マイクロ波、3から30GHzをマイクロ波、30から300GHzをミリ波と言い(場合により、10から30GHzを準ミリ波と言う)、ここでは1から100GHz程度までを考えるものとします。その特徴や性質は周波数により異なりますが、一般 に大気での透過性が良く、<図1>に示すように特に1から10GHzは「大気の窓」あるいは「電波の窓」と呼ばれるように、大気や雨や霧による減衰が小さくまた電離層をも突き抜ける(しかし10GHz以上では周波数とともに減衰が大きくなる)、直進性がある、可干渉性がある、物質との相互作用が見られる、などがあげられます。波長が身近な物体のサイズと同程度あるいはそれより小さいため、回路は分布定数として考えねばならず、また回路損失が周波数とともに大きくなり回路や部品の小型化・低損失化・低雑音化が重要になりますが、一方、アンテナや受信回路や機器のサイズを小さくできるメリットがあります。

 

 

歴史的に見ると、マイクロ波技術は第二次世界大戦時のレーダ技術を契機として発達し、その後、高出力の電子管やトランジスタ増幅器、低雑音増幅器、集積化回路、コンピュータなどのエレクトロニクス技術、通 信技術、宇宙技術などとともに進歩発展してきました。

 

■通信・放送における利用

通信は特定の相手との間で情報のやり取りをする双方向伝送が基本で、音声や画像、データやコントロール信号などが含まれます。一方、放送はラジオやテレビに代表されるように片方から不特定多数の相手に音声、映像、文字、静止画などの情報を提供するものです。マイクロ波を用いることにより大容量 かつ多種類の情報を高品質で伝送できる利点があります。

通信においては、地上では局間の中継回線として2、4、5、6、11、15、20GHzが、加入者回線用として26GHz帯ならびに30GHz以上のミリ波帯が用いられており、現在これらの無線回線が日本全国網の目のように張り巡らされています。しかし、ここで特筆すべき利用は、近年、普及拡大の著しい携帯電話、自動車電話、PHS(ディジタル方式による簡易型携帯電話)のような移動体通 信と、人工衛星を利用し地球上での通信を行うための宇宙通信や地球以外の惑星観測のための深宇宙通 信でしょう。

移動体通信では、周波数は150から800MHz帯が主でしたが、チャンネル数の不足から、情報伝送量 の大きい1から3GHzの準マイクロ波帯が利用されつつあります。日本では、携帯電話、自動車電話においてアナログ方式とディジタル方式による800MHz帯の他に特にディジタル方式において1.5GHz帯が、PHSにおいては1.9GHz帯が使われています。しかし、早晩チャンネル数の不足が予想されるため、より高い周波数と、より新しいサービスが期待されるディジタル通 信方式が検討されています。この一端とも言えると思いますが、ディジタル携帯電話機とノート型パソコンなどを結び付け、いつでも、どこでも、多様な情報をやり取りできる、いわゆるモバイルコンピューティングの研究開発も活発になっています。

次に、宇宙における通信について眺めてみましょう。宇宙での通 信には、直進性、アンテナビーム指向性、透過性の点からマイクロ波は不可欠です。周波数の管理は国際電気通 信連合(ITU)によって行なわれており、1.5/1.6GHz帯(downlink/uplink)、2.5/2.6GHz帯、4/6GHz帯、12/14/15GHz帯、20/30GHz帯が割り当てられています。

宇宙通信では、トランスポンダを搭載した衛星局で受信信号を増幅するとともに所定の周波数、ビーム方向、通 信方式に換え送信し、遠く離れた地点間での通信を実現します。衛星には、赤道上空36,000kmに置かれた静止衛星と、高度500kmから1,500km程度までと5,000kmから15,000kmまでの上空を回る周回衛星(非静止衛星)とがあります。静止衛星を使う代表的な国際通 信衛星としては、インテルサット衛星と大洋を航海する船舶を主対象としたインマルサット衛星があります。インテルサット衛星は、太平洋、インド洋、大西洋上に22機配置し全世界をカバーしています。周波数は4/6GHzと11/14GHzであす。インマルサット衛星は、11機を配置し全世界をカバーしており、周波数は1.5/1.6GHzと5/6GHzです。静止軌道にある国内通 信衛星としては、技術開発と実用を目的としたCS-3、NTTによる離島、災害時、移動通 信などを目的としたN-STAR(1995年)、民間のJCSAT(日本サテライトシステム)、スーパーバード(宇宙通 信)があります。ところで近年、非静止衛星により移動通信サービスを行う計画が活発化してきていますが、それらにイリジウム(アメリカ、モトローラ社)、オデッセイ(アメリカ、TRW社他)、グローバルスター(アメリカ、ローラル社他)計画などがあります。たとえば、イリジウムでは、6つの極軌道(高度約780km)に11機、計66機の衛星を配置し、地上受信・制御局との間や衛星局間ではKaバンド、地上の携帯電話や自動車電話との間ではLバンドを用い、いつでも、どこからでも通 信できるようにするもので、1998年にサービスの開始を予定※1しています。

一方、深宇宙通信では宇宙観測機を対象とするため、ミッションデータ、テレメトリ・コマンド信号が主体です。これらには2GHz帯、8GHz帯、32GHz帯などのマイクロ波が使われています。ちなみに、NASAにより1977年に打上げられた木星、土星、天王星、海王星探査機ボイジャー1、2号や、1996年に打上げられ本年7月初め火星表面 の鮮やかな映像を送ってきた火星探査機マーズパスファインダーが記憶に新しいところでしょう。

データ通信への応用として、LANへの2.4GHzと19GHzの利用があります。これは構内において離れた部屋の間をワイヤで接続し、室内ではこれらの周波数を用いワイヤレスで各OA機器と接続するものです。これにより好きな所への持ち運びが可能となります。

放送においては、静止軌道に配置された日本国内向けの放送衛星BS-3a、3b、3Nがあります。ともに周波数は12/14GHz帯です。この他、本来、通 信衛星であるJCSAT2、スーパーバードBでもテレビや音楽などの放送を提供しています。特にJCSAT3(1996年)を使ったディジタル衛星放送が開始されるにおよび、多チャンネル化(数100チャンネル)とともに、音声やパソコンデータなども放送される本格的なマルチメディア時代を迎えようとしています。<図2>にわが国を取り巻く通 信衛星と放送衛星の配置の概念図を示します。

 

また、わが国では、世界に先駆け準ミリ波(20/30GHz)とミリ波(44/47GHz)によるマルチビーム方式やディジタル伝送方式の実験、移動体衛星通 信、衛星間通信、衛星放送技術の実験・実証を目的とした「COMETS(通信放送技術衛星)」を1997年8月に打上げる予定※2であり、放送と通 信の融合化がより一層進むことでしょう。

【注】
※1:イリジウムは、1998年11月からサービスを開始したが、その後の事業不振により1999年8月、事業主体である米イリジウム社が会社再建手続き(事実上の倒産)を申請。2000年3月に廃止となった。
※2: 通信放送技術衛星(COMETS)「かけはし」は、1998年2月に宇宙開発事業団種子島宇宙センターより打上げられ、静止軌道投入に失敗はしたが、周回軌道上で可能な限りの実験を実施。そして1999年8月6日に運用停止となった。

 

スカラー波
Scalar Wave

 アメリカの退役将校トマス・ベアデン(Thomas Bearden)が提唱した物理概念。電磁波には通常の横波の電磁波のほかに、より基本的な縦波の電磁波(スカラー電磁波、スカラー波)が存在し、われわれの知っている電磁気現象や物理現象の多くがこの縦波の電磁波の作用で起こるとした。

物理的な波には一般に横波と縦波がある。横波は波の進行方向と振動方向が直交している波で、弦の振動や電磁波がその例である。縦波は波の進行方向と振動方向が平行している波で、音波がそうである。
 横波は振動を表現するのに大きさと方向をもったベクトルが使われるためベクトル波、縦波は位置のみのスカラーで表現できるのでスカラー波と呼ばれることがある。
 ベアデンによればスカラー波の発見者は発明家ニコラ・テスラである。
 たしかにテスラは1900年代、無線の研究中に通常の電磁波とは異なる縦波の電磁波を発見したと主張した。テスラによればこの電磁波(「テスラ波」)は距離によって減衰せず、物質を透過し、光速度に制限されない。
 テスラはこれを応用した無線通信や無線送電を提案し、その実現に後半生をかけた。科学界はその理論を誤謬として認めなかったが、テスラは最後まで自説を曲げなかった。
ベアデンは1970年代、テスラの弟子を自認するオカルティスト、ヘンリー・モレイを通してテスラの理論を再発見し、これを重力にまで拡張した「スカラー電磁重力理論」を提唱した。ベアデンによれば、スカラー波は四次元空間に存在し、高速に振動する波であり、エネルギーである。われわれの知っている(彼のいう三次元の)電磁気現象や、重力などの物理現象の多くは基本的にこのスカラー波の作用によって起こるという。そしてテスラと同様、この波は縦波として伝播し、距離によって減衰せず、物質を透過し、光速度に制限されないとした。
 ベアデンはまた、スカラー波は人工的につくりだすこともでき、莫大なエネルギーを解放することによって強力な兵器にもなりうるとも主張した。そして旧ソ連はすでにその兵器(テスラ兵器)の開発に着手しているとした。彼の主張は冷戦下におけるソ連の脅威として、レーガンのSDI構想の予算獲得に利用されたが、冷戦崩壊後も存在は確認されなかった。
 ベアデンの理論はオカルト雑誌などを経由して日本に流入し、「オウム真理教」や「千乃正法」といったカルト教団の教義にも組み込まれていった。
 オウムが阪神大震災は地震兵器によって引き起こされたと主張したときも、その理論的根拠となったのはスカラー波理論だった。
スカラー波理論は量子力学の理論や数式で武装しているが、その実体は仮説の上に仮説を積み重ねた「トンデモ理論」の一種で、まともな物理学者からはまったく相手にされていない。ベアデンは自分の理論を相対性理論を超える「超相対性理論」などとも主張しているが、むしろ19世紀物理学を席巻したエーテル理論の焼き直しと見たほうがよいだろう。このことはスカラー波がエーテルに似た絶対空間を音波のように伝わる波であると主張していることからもわかる。
最後に、テスラとスカラー波の関係について少し補足しておこう。
 テスラ波に関してはテスラは明らかに間違えた。ただ、天才も人間である以上、絶対に間違いを犯さないということはありえない。アインシュタインは量子力学を評価できなかったし、エジソンも交流を理解できなかった。
 テスラが電磁波の研究に着手した1890年ころには、電磁波の理論的探究はまだ端緒についたばかりだった。その後、理論化と実用化が平行して進められていったが、その本質については研究者の間にも大きな混乱が見られた。
 だれよりも早く無線の研究に取り組んだテスラも、同じ混乱を共有していたのである。電磁波の本質が明らかになってからも、誤りを認めなかった頑固さはとがめられるべきだろうが。
 それにしても、ベアデンのように勝手な拡大解釈を引きだしたうえに、それこそがテスラの最大の業績であるかのように言い立てるのは、多くのテスラ研究者にとって迷惑きわまりない話である。テスラの偉大さは、まずもって交流システムや無線の基盤技術の発明にあることは何度でも確認しておくべきだろう。

電磁気兵器とマインド・コントロール

CNN報道特別番組1985年

 

アナウンサー

ミサイルや航空機を破壊するラジオ周波数の放射を可能にし、レーダー・スクリーンを撹乱させ、さらに人間の心の機能を変えさえするものがテクノロジーです。そういったもの全てはスターウォーズ論争のもう一つの章のように思われます。

デカロ

形跡を残さず戦車や船や飛行機を光の速度と同じくらい速い速度でノックアウトすることの出来る兵器の意味するものについて想像してみて下さい。より洗練された同様のテクノロジーは兵士の方向感覚を失わせ、沈黙させ、戦場にいる彼らをほとんど無力にすることができます。これらは私達がこのシリーズの中で探求している戦争の新兵器です。

フレーザー

私達は膨大な放射電力を持ち得ました。私達がその力によって果たすことができるのは工学的な構想に関する問題であり、私達の目的としているものです。

デカロ

物理学者であり数学博士でもあるロバート・バスはアメリカにおける兵器開発の研究の為に働きました。彼はソビエトが多くの分野、特にRF兵器開発の分野において先を行っている様だと言いました。

バス

私達は60ギガヘルツのマイクロ波をベースにしたビーム兵器開発の分野においてソ連に先を越されています。

デカロ
 バス博士達はソビエトのRF兵器の中で最も優れたものは収束された超高強度のレーダー光線と良く似た高出力マイクロ波だと考えています。それは文字通りの意味で人間を料理し、コンピュータや電子監視システム、そして通信装置をノックアウトします。
 比較的安価で繰り返し使用できるRF兵器は高度で費用のかかる戦闘用の機械を破壊することができました。例えば2000万ドルのF-16ファイターは電子的なセンサーとコンピュータによって制御されています。飛行機は強度の高いマイクロ波放射の波動を受けた後に手動飛行の制御を失い、文字通りの意味で空から墜落します。
 科学者達はマイクロ波と別のタイプのRFパルスが特定の周波数かまたは特定の領域で作動し、エネルギーをわずかに失うか、もしくはまったく失うことなく伝送することができると主張しています。ギロトロンとして知られている機械はこういった装置を動かすのに必要とされる強力なパルスを作り出すことができます。ソ連はこのテクノロジーに関して3年から5年先を行っていると言われています。
 CNNは昨年、何度も国防総省と空軍にラジオ周波数兵器について尋ねました。
 多くの抵抗の後、最終的にDODはその問題が議論するにはあまりに機密に関わる内容のことだと言いました。
 これはテスラ・コイルです。それは約90年前に発明されました。けれども今、アメリカの多くの専門家達はそれがソ連の新世代の兵器の基礎を形作っているかもしれないと感じています。
 ラジオ周波数スペクトルの範囲内で機能するためにそれらはラジオ周波数兵器もしくはRF兵器として知られています。そういったものの存在は国防総省の出版物の中で注目されています。そこにはソビエトがそれらをミサイルの部品を破壊するため、レーダーその他の電子システムを妨害するため、人間の心の機能を変化させるために使用していると書かれています。
 RF兵器の構想はユーゴスラヴィアから移住したアメリカ人のニコラ・テスラによって今世紀の初頭に予言されました。彼は交流の発見者として有名です。
 1899年にテスラは1000万ボルトの人工の稲妻を生み出したこの巨大なコイルを造りました。
 そこから彼は死の光線の可能性を理論づけました。電気物理学に関するこれやその他の多くの彼の考えは科学者のメインストリームからは嘲笑されました。
ゴルカ
 科学には不確かな面が多々あります-何が研究され、何が研究されていないのかは誰にもわかりません。
デカロ
 科学者ロバート・ゴルカは約80年後にテスラコイルの複製を作りました。ゴルカは「球体放電」として知られている現象を起こそうと努めていました。彼もまたアメリカ空軍の実施テストのためにテスラ・コイルを使用しました。
ゴルカ
 私が行っていたことは5フィートほどの最新の戦闘機のモデルを準備することでした。私達は飛行機のどの部分が稲妻に一番弱いか、それが翼の先端なのか、パイロットのいるcanardか、円蓋なのかを知ろうと努めていました。
デカロ
 これらの実験はまたRF兵器の効果と同様に核爆発の電磁気パルスの効果をも説明付けることができました。とゴルカは言います。電磁力を電線を使わないで地球全体に送信することができるというテスラの理論がソ連のRF兵器に関する研究の鍵になっているとゴルカは考えています。テスラによる新兵器の理論は一般的にアメリカ合衆国では無視されました。
 ニコラ・テスラは1943年に死にました。彼の全ての論文と研究成果は第二次世界大戦の後、彼の出生地であるユーゴスラヴィアに運ばれ、博物館に保存されました。一部の人々はその博物館がソビエトの兵器科学者にとっては宝の山であることを指摘しました。
ベアデン
 私達は-私の知る限りでは-こういった兵器がソ連に存在することを公式には承認しませんでした。
デカロ
 兵器アナリスト、トム・ベアデン元アメリカ陸軍大佐はソビエトがテスラのアイデアを実現し、想像を越えた規模のラジオ周波数兵器を開発していると信じている科学者達とエンジニア達によって構成される小さなグループのメンバーの一人です。
ベアデン
 明らかに長い年月をかけてこの種の兵器の一連のテストが行われていました。例えばシャーの乗ったイランの大型旅客機が墜落する前に、その旅客機はソビエト領内で非常に大きな輝く稲妻の玉に遭遇しました。その球体は小さくなり、それから巨大化していきました。それは明らかに弾道ミサイルの防衛に使用されるこの種の兵器です。
デカロ
 ベアデンはこれらの衛星写真が東シベリア海にある無人島の近くで起きた核によるものではない不可解な爆発であること、それらが「スカラー波」と呼ばれる交差エネルギー・ビームを用いるRF兵器から放射されたものであることを信じています。
ベアデン
 その方法によれば、例えば遠隔地に電磁気的な爆発を引き起こすことができ、電磁気内破を生じさせる-つまり遠隔地のエネルギーを除去してしまうことができます。これは言うならば冷たい爆発のようなものです。私は1984年の4月9日に日本の沖合いで数機の747航空旅客機に生じた出来事がそういった冷たい爆発を用いた兵器のテストだったと信じています-少なくともそれはその全ての特徴を持っていました。
デカロ
 ダグハップはそういった5機の航空機のパイロットの一人です。彼は月明りの下で信じられないほど大きな雲が立ち上ってくるのを見ました。

ハップ
 それはまるでプレートが近づいてくるかのように見えました。それは広がり続け、高度を高めていきました。その中央部に接触したことは明らかでした。それは大きな煙の輪のように見えました。最初にこの雲に気付いた時、私達は何をするべきかわかりませんでした。私達はどの方向に進んだら良いのかわからなかったので回避行動を取りませんでした。私は結局、私達がその中に突っ込んだか、あるいは私達がその中に完全に飲み込まれたんだと思います。
デカロ
 ハップの便がアラスカ州のアンカレッジに到着した時にそれは放射能汚染の可能性を調べられました、と彼は言いました。けれども何も見つかりませんでした。
 ジェームズ・フレーザー博士はアメリカ空軍のために電磁気効果に関する広範囲の研究を行ってきた人です。
フレーザー
 それは強い電磁ビームによるものかもしれません。けれども私達はその確証を得ることができません。そういった現象はまた乱気流によっても生じることがあり得ます。私達は乱気流の研究を数年間してきました。それはこの種の混乱を生じさせる要因にもなり得ました。それに遭遇した人は経験豊かなパイロットで、そういう出来事に精通しているはずでした。これは明らかに彼らの体験してきたものとは異なる何かです。
デカロ
 ソビエトがその驚異的な技術力によって戦略バランスをひっくり返したことは何度もありました。
 それが可能であると考えられる数年前にソビエトは原子爆弾を爆発させました。1957年、ソビエトは世界初の人工衛星スプートニク1を打ち上げ世界を驚かせました。1976年にはソビエトが粒子ビーム兵器の開発に乗り出したことが知られました。それは5年後のアメリカのスターウォーズ計画を導きました。それぞれのケースの中でアメリカ合衆国は軍事バランスを回復させることができました。けれども一部の科学者は今後、ラジオ周波数兵器の分野でソビエトが永久に先行するかもしれないことを感じています。次の話題はRF装置が人間の脳に対してどういう風に用いられるかに関するものです。
コマーシャル休憩
デカロ
 「ブレーンストーム」は電子的な方法によって人間の心の中に思考を送信する装置をモチーフにしたSF映画でした。その映画の中で描かれたマインド-コントロール・マシンは電極のついたヘッドセットを通してチーフ・サイエンティストの脳にイメージを投影します。科学者はその時、wild truck rideの思考を経験しているのに気づきます。けれどもこのハリウッドのSF映画の中においてさえ、被験者は電極の付いたヘッドセットを使用してマシンに接続している必要がありました。
科学者
 それは注目に値するものです。
デカロ
 けれどもそれは現実に起きた出来事ほどには注目に値するものではありません。私は意識にイメージを投射することできる電極の付いていないプロトタイプの装置の被験者だったことがあります。ソビエトの科学資料を元に開発されたこのプロトタイプ・マシンは-一部の科学者によれば-兵器としての大きな効力を持っていました。
 電子的なマインド-コントロールの研究は最近になって始まったものではありません。この分野における科学の足跡は1960年代にホセ・デルガド博士が興奮した雄牛をリモート・コントロールした時から存在していました。
 デルガドはラジオ・アンテナを雄牛の脳の中に挿入された電極に接続し、その動物の筋肉の反射作用を電子的に制御することによって動物の攻撃衝動を抑制することができるということを証明しました。
デルガド
 外側から内部を制御する素晴らしい可能性を理解していただけましたか;私達は内部にメッセージを与えることができました。
 けれども最も注目すべきは私達が電極を使用しなかったことです。
デカロ
 ここ数年の間にデルガドは低出力のパルス磁気フィールドを使用して猿の行動の制御に成功しました。これらの実験の中ではアンテナ・インプラントが使用されませんでした。
デルガド
 私達はこの技術によって脳のいかなる機能-感情であれ、知性であれ、性格であれ-をも操作することができました。
デカロ
 デルガドの研究はこれまで動物に限られていました。
 けれどもソ連では精神病患者の感情を操るためにラジオ周波数装置またはRF装置が過去30年にわたって使用されてきました。それはリダ・マシーンと呼ばれるものです。それは光、音、熱はもとよりラジオ周波数エネルギーのパルスも放射します。そのパルス率は1秒につき0から100までの超低周波の範囲内のものです。
 ロス・アディー博士はカリフォルニア州ロマ・リンダにある退役軍人病院のトップの研究者です。
 彼はリダ・マシーンの効果を研究していました。
質問者
 ソビエトは何のためにこの機械を使うのでしょうか?
アディー
 彼らはもうそれを使用することはないでしょう。私達はこれが技術的に少し時代遅れであるそれらと関連する機械だということを明確にしなければなりません。
デカロ
 身元を明らかにすることを望まなかったこの科学者はアメリカ政府に雇用されてRF兵器の研究を秘密裏に行っていました。彼はリダ・マシーン及びそれと同類のマシンを使って実施されたテストが人間がムードと認識の遠隔的な変化に影響されやすいものであることを証明すると信じています。
科学者としての俳優
 ある種の弱い電磁気信号はちょうどドラッグのように働きます。ドラッグによって行うことのできるあらゆることが電磁気信号によっても行うことができます。
 そこには明らかに関連する特定の部位があり、関連する特定の機能があります。求める効果を生じさせるために必要な錠剤かドラッグを選択すれば良いだけです。特定の磁場と特定の生物学的機能には因果関係があります。
デカロ
 CNNはソビエトのSF小説から着想を得たRF精神干渉マシーンを製作し試行した有名な物理学者のエリザベス・ローシャー博士と電気エンジニアのビル・バンバイスに協力を求めました。
 機械自体はコンシューマー電気店の部品を使って安く簡単に作られました。それは超低周波パルスで送信される弱い磁場を放射します。
 テストの被験者として私は起きたことに対して不当に手がかりをもたらされないように目隠しをされ、耳をふさがれました。磁気探測機は私の頭からおよそ18インチ離れた位置に置かれました。
 実験が開始された時、2つの信号ジェネレーターは磁気探測機によって送信された地磁気の約1000分の1の強さの波形パターンをつくり出しました。
ヴァンバイス-チャート・レコーダーを見て
もし何か見えたら言って下さい。
デカロ
制御室でバンバイスはつくられた波形を変更し、別の部屋で私は心の中で形を変える波形を見ることができました。
実験室中のデカロ
放物線が通り過ぎるのが見えました。
ロウシャー
放物線が通り過ぎました。
ヴァンバイス
おお、私は正にそうしました。私は丁度、スイッチを入れました。放物線?
ロウシャー
うーん。
ヴァンバイス-チャートに記録をつける
オーライ。えーと。これをチェックして下さい。それが起きたことです。私はスイッチを入れました。
ロウシャー
そう!
デカロ
OK。ここにスパイクがある!
ロウシャー
そこのスパイク。
デカロ
きついスパイク。
ヴァンバイス
 私はジェネレーターを大きく変化させました;私はそれをここの10のところまで動かしました。2つのジェネレーターから出力され混合された信号は正確にあなたが「スパイクが見えた」と言ったところにありました。
デカロ
 ヴァンバイスは私がどんな変化も見ることがなかった間は彼は周波数と電力の大きさを調整していなかったと言いました。
 後で私はこのテクノロジーを使った武器にどのようなことができるのかをバンバイスに尋ねました。
ヴァンバイス
 人々の中に幻覚を生じさせていわゆる最良の意見に反することをさせるために彼らを操ります......
デカロ
 どうすれば手に入りやすいパーツから簡単に武器を組み立てられますか?
ヴァンバイス
 私は3週間で町全体の面倒を見ることのできる兵器を持つことができます。
デカロ
 私達は電気磁気の生物学的効果の研究によって2度ノーベル賞にノミネートされたロバート・ベッカー博士に私達のテストの結果を見せました。
ベッカー
 それは視覚の謎に実際、一歩迫ったことを伝えています。これは非常に重要な実験です。
デカロ
 彼はそのマシンには脳の視覚の機能に混乱を引き起こすことができ、兵器としても使用することが可能だと言いました。
ベッカー
 その種の視覚システムの妨害はパイロットの戦闘機の操縦やヘリコプターの操縦に著しい影響を及ぼすか、または単純に二重に見えるような視野の異常や調整の悪いテレビ画面のような視野の異常をつくり出します。
陸海空軍が実施していたその有効性に関する研究の結果は極めて破滅的なものでした。
デカロ
休憩後にRF兵器に関するさらなる情報を提供します。
コマーシャル休憩
デカロ
 これはソビエトのリダ・マシーンです。それは1秒につき0から100サイクルの弱いラジオパルスエネルギーを送信します。ソ連ではこのリダ・マシーンが長い間、身体的な接触なしに精神病患者を安定させるために使用されていました。アメリカ合衆国内では短波ラジオで受信されるこの音はソビエトの他のラジオ周波数装置によって発信されています。
 そのタップ音のためにそれはウッドペッカーという名前で知られています。それは1976年7月4日からソ連の深部で使用されている多くの強力なラジオ送信機による放送です。
 国防総省によるウッドペッカーに関する公式の見解はそれがアメリカのミサイル発射を監視するために考案された遠距離レーダーであるというものです。一部の科学者はウッドペッカーが人間の脳の機能を混乱させるために考案されたものではないかと疑っています。
ベッカー博士
 私が考える限りではこれには全てのアメリカ人に直接、心理的効果を生みだすために存在している可能性があります。これを証明することはできませんが...
デカロ
 ロバート・ベッカー博士は電磁気の生物学的影響の分野におけるパイオニアです。
ベッカー博士
 ウッドペッカーが影響を及ぼす信号のレンジは動物を安定させる効果を作り出す研究をしていた多くの研究者によって報告されたそれと同じものです。
ベック博士
 人体はこういった磁気的な刺激に対して特別に敏感です。
デカロ
 核工学博士のドクター・ボブ・ペックは電磁気の人体に対する影響に関しての広範囲な研究を行っていました。
ベック博士
 その信号はアメリカ合衆国内の送電網に広がっています。それは送電線に拾われて再放射されます。それは屋内にある光源の回路に送信されます...
ヴァランスカヤ博士
 私はここへ来て電磁場の影響力に全く注意が払われてないことを知って驚かされました。
デカロ
 ラリッサ・ヴァランスカヤ博士はアメリカ合衆国に移住する以前には電磁気学に関する多くの研究に関係していました。彼女はソビエトによる電磁気効果の研究に関してCNNに語りました。
ヴァランスカヤ博士
 彼らは実験を行って、低い周波数を持つ弱いエネルギーの電磁場が生物学的な情報-生物学的な効果を持つことを証明しました。いかなるフィールドも情報を運ぶだけではなくエネルギーをも搬送することができます。
デカロ
 彼女はその研究がソビエト政府からオーダーされて実施されたと言いました。
ヴァランスカヤ博士
 もちろん軍は影響力を拡大するというこの可能性に対して強い関心を抱きました...
デカロ
 アメリカ軍は電子的なマインド-コントロールの影響下に置かれているのでしょうか?
 国防総省はその公務上、発言をひかえるでしょう。何故ならその問題の領域は「最高機密に属する」ものだからです。
 けれどもCNNが政府の科学者-彼は身元を明らかにすることを望みませんでした-に聞いたところでは海軍研究所はカウンター・テロリズムと特殊任務の為にRF装置の研究を実施しているということです。
科学者としての俳優
 弱い磁場を用いれば一定の割合の人々に影響を及ぼすことができます。
デカロ
 その研究はさらにRF信号がネズミの脳細胞の一部を遠隔地から溶解させて、混乱と吐き気を引き起こせることを示しました。
 科学者によれば、たとえその計画が成功していたのだとしても、政府はそれを決して追求しませんでした。
 ジェームズ・フレーザー博士は長年、アメリカ空軍のために電磁気の研究をしていました。彼はかつて戦場のRF兵器システムを提案したことがあります。
フレーザー博士
 ヘリコプターで運搬することができ、光線の射程範囲にいる人間に多種多様な症状を実際に引き起こすことができるアンテナの開発は可能です。
デカロ
 フレーザー博士によれば空軍はそれを完成させませんでした。
 別のRF兵器の構想はローレンス・リヴァモア研究所によって「ブレイン・ボム」という呼び名を付けられました。「スター・ウォリアー」という書籍によればブレイン・ボムは核の爆風を軍隊の大多数の兵士を気絶させる低周波RFエネルギーの巨大な波動に変えます。それは明らかにまだ資金を供給されていません。
 国防総省はソビエトのRF兵器、あるいはアメリカのRF兵器開発の進展についてコメントしません。
 けれどもCNNのインタビューを受けた専門家はソビエトの方が明らかに先行していて、驚くほどの戦略的な動き-アメリカ合衆国に対して重大な影響力を持つ動き-の先手を活かすことができたと言います。
チャック・デカロによるワシントンからのCNN特別リポートでした。
アナウンサー
 以上が今週末の私達のプログラムです。この番組に関する皆さんからの御意見をお待ちしております。御意見のある際は私達に手紙を送って下さい: 

 

Text Fromhttp://www.mindcontrolforums.com/cnn-mc.htm 

 

ワンダー・ウェポン
1997年7月7日

ペンタゴンの非殺傷兵器の研究は驚異的だ。
けれどもそれは洗練されているだろうか?

ダグラス・パステルナーク

カリフォルニアのハンチントン・ビーチにある単調な工業地域の角に詰め込まれた建築物には窓がなく特徴もない。その中には極めて隙間のないセキュリティのもと、エンジニアと科学者がその普通の外観がその機能の奇妙さを覆い隠す装置に取り組んでいる。あるものは消火栓のサイズで円錐の形をしている。他のものはブラック・ボックスの三脚に取り付けられた3フィートの金属チューブである。これらは最新の戦争兵器である。

ここ数百年の間、SF作家達は敵を― 必ずしも殺すことなく ― ノックアウトし、打ちのめすかまたは無力化するためのエネルギー波またはパルス波を用いた兵器を夢想してきた。そして40年の間、米軍は密かにこの種の兵器を研究してきた。この研究の多くは依然として秘密裏に行われている。そしてそれはまだ使用に耐える「非殺傷性」兵器を生み出していない。ところで冷戦が終結した今現在、アメリカ合衆国は人道主義と平和維持の任務に従事している。致死的な損傷を負わせることなく人間を無力化することのできる兵器の研究は大規模なものになってきている。警察もまた強い関心を示している。多くの新しい契約が結ばれ、政府による放射エネルギーの「生物学的効果」の研究を行った科学者達は人間行動に影響を及ぼすことのできる電磁的音響的な波長のスペクトルを研究している。小型化された電子回路や発電機、ビーム照準器の最近の進歩は最終的にそういったパルス波兵器やビーム兵器を開発させるに至らせた、と一部の専門家は言う。
レーザーを用いた兵器はすでに存在している。それは一時的にまたは永久に敵の兵士を盲目にすることができる。上述した研究室にあったものの様な音響兵器は人間を気絶させるために人体の内部を振動させ、人間に吐き気を催させることができる。さらに-ペンタゴンの要領報告によれば-それは「内蔵を溶かして人間を震えるdiarrheicな塊に変える」。そういった兵器の試作品は最近になってアメリカ軍のソマリア介入の際に試用されていたと考えられている。それ以外の奇妙な効果、例えばターゲットに眠気を催させる電磁波や電子レンジの原理に従って人体に熱を加える電磁波の効果もまた研究されていた。科学者達は人をノックダウンさせるのに十分な力を持つ衝撃波を放射する大砲を開発しようと試みている。
この兵器やそれと類似した兵器は存在し得ないもののように思えるかもしれない。けれども科学者達はそういった兵器がすでに進行中の計画、例えば航空機、コンピュータまたはミサイルの電子的なシステムを無力にする光線のようなものに対する真の後継者になるだろうと語る。「一旦、こういった対物兵器が開発されたとしたら、それは対人兵器への跳躍に繋がるだろう」と通商ジャーナル・マイクロ波ニュースの編集者、ルイス・スレシンは語る。人間の体は本質的に電気化学的なシステムだから神経システムの電気的なインパルスを混乱させる装置は行動と身体機能に影響を及ぼすことができる。けれどもこういった計画、特に人体の研究を含んでいるものに関してはガードが固く、詳細については知ることができない。「軍隊の人間はこの問題については口を噤む」スレシンは言う。「他のどんな問題に関するもの以上に。彼らはこの件に関してあまり語りたがらないだろう。」
進行中の計画。U.S.ニュースはペンタゴンの行っていたことを調査するために70人を超える専門家、生医学雑誌、工学雑誌から情報を収集し、契約内容、資金供給方法、研究計画について触れた。新型兵器の開発に注がれている努力はその中では驚く程のものである。進行中の計画の多くはそれぞれ数十万ドルの資金が供給されている。ある空軍の研究室の計画に対してはそういった兵器の「生物学的効果」の研究の為に2003年まで1億ドル以上の資金が投資される。
兵士や当局による流血を伴わない戦闘に利点があるのは明らかである。けれども秘密裏に行われている新兵器の探求は困難に直面している。その一つは多くの兵器専門家達による鋭い懐疑心である。「それは興味深いテクノロジーです。けれどもそれによって流血と戦争を終わらすことはできないでしょう。」とMIT保安研究課課長ハービー・サポルスキーは言う。前海軍兵器研究局局長チャールズ・バーナードは次のように語った:「私はまだ実際に機能するこういった光線銃を見たことがない。」もしそういったものが開発されたとしたら、次のような別の問題が生じてくる:いわゆる非殺傷性兵器がもし誤ったレンジで使用されたら犠牲者達を無力にするよりもむしろ彼らを殺してしまうだろう。それ以外ではシールドによって簡単に妨害されてしまうかもしれない。
倫理家はそれに警鐘を鳴らしている。数年前に世界は戦争の中で用いられる弾丸と爆弾の使用に対するルールを準備するために協定と条約を立案した。けれどもその条約は新型兵器の使用に関しては問題にしていない。そして長期間にわたりそういったものを暴露してきた人々に起きたことを誰も知らない。
医学研究に携わっている人々は電磁波を用いた聾者の聴覚を刺激するための研究、それから癲癇患者の発作を抑止させるための研究が兵器開発に応用されることを懸念している。事実、軍は予想通り国立衛生研究所に接近した。「DARPA [国防高等研究計画機関]は中枢神経システムを無力にする方法がそこに存在するかどうかを確かめるため、二、三年ごとに私達の元を訪れた」とF・テリー・ハンブレヒト博士(NIHの神経プロステーゼ計画の責任者)はUSニュースに語った。「けれどもそれに関してはいかなるものも発見されなかった」と彼は言った。「それはあまりにSF的で無理がある。」ペンタゴンは依然としてレーザーと音響兵器の人体実験の実施を将来的に計画している。チャールズ・スウェット(特殊作戦と低強度戦闘の補佐官)は語る。スウェットはテストが強制的なもので、同時に非常に倫理的なものであることを主張する。それは遠い未来のことではないかもしれない。アメリカ空軍は2015年までにマイクロ波兵器の開発を望み、それ以外の非殺傷性兵器に関しては近いうちに開発されることを期待している。「そこでは何が起きているのだろうか」国家保安問題を扱うアメリカ陸軍大学のスティーブン・メッツ教授は警告する。「私は騒動が起きるだろうと予測している。私達はそれらに関して公開の緊急討論を要する。」

レーザー倫理
ソマリアにおいてアメリカ軍に生じたことは差し迫った倫理的なジレンマの兆候を示している。1995年初頭、一部の米国海兵隊員にはいわゆるダズリング・レーザーが支給された。それはソマリア人が敵のダメージをできるだけ軽減させるための兵器だった。けれども海兵隊の指揮官はその時、一般市民を盲目にする危険を回避するためにレーザーの出力を下げなければならないと判断した。レーザーの出力は抑えられ、それらはただ目標を指定するかまたは照らし出すためだけに使用された。
1995年3月1日、アメリカ海軍SEALチーム5の指揮官達はモガディシュ空港の南端に配置された。午前7時、空軍のフィリップス研究所から来たそのレーザーの開発者がロケット砲で武装した一人のソマリア人を照らし出すためにレーザーを使用した。SEALのスナイパーはそのソマリア人を撃ち殺した。そのソマリア人がSEALに対してロケット砲の照準を合わせていたかどうかについては誰も疑問を抱かなかった。けれども人間を眩惑させるか一時的に盲目にする機能を持ったレーザーを行使しないという判断はノンリーサル・チーム・メンバーの一部をいらだたせた。「我々は彼らを無力化することを許されなかった。それは人間性に反すると見なされたからだ」とある人は言う。「彼らの頭に銃弾を撃ちこむ方が人道的だろうか?」
そういった議論にもかかわらずその後、国際赤十字と人権監視委員会は対人レーザーに対する論争を導いた。1995年の秋にアメリカ合衆国は「人を完全な盲人に変える」レーザーの開発を禁止する取り決めに調印した。レーザー兵器はロシアによってすでに開発されていることが知られている。その拡散は大きな問題である。またその取り決めは一時的に目をくらませるレーザーに関しては禁止していない。米軍の研究所はこの分野の研究を続けている。民間の業者は警察に対してそういったレーザーを販売している。

音響による苦痛
次は音響兵器に焦点をあてる。飛行機の騒音から子宮の中の赤ちゃんを「見る」超音波機材にまで及ぶ無害の音響効果は私達の生活にお馴染みのものである。軍は無害ではない何か-致死性の周波数を持った音響兵器を探し求めている。ハンチントン・ビーチに拠点を置くサイエンティフィック・アプリケーション & リサーチ・アソシエイト社(SARA)は体内の器官を共振させる以下のような装置を開発した:その効果は不快感から損傷または殺傷にまで至る。それが一つの区域を防御するために使用されたなら、そのビームが近づいてくる侵入者達を次第に不快にさせるだろう。「私達はいくつかの試作品を組み立てた」とSARAのCEO、Parviz Parhamiは語る。そういった音響フェンスはすでに現実化している、と彼は言う。彼は音響ライフルや他の新型兵器の開発には5年から10年の歳月が必要だと見積もっている。けれども彼はこう付け加えた。「人々は楽天的に1、2年でそういったものが開発できると考えているようだ。」軍はさらに暴動の制御または護送隊の進路を確保するための音響フィールドの開発を構想している。
SARAの音響装置はハンチントン・ビーチのオフィスに近いペンデルトン海軍基地のキャンプですでにテストされた。それらはソマリアのために開発された。「私達は音響兵器を求めた」とそこで働いていた一人の非殺傷性兵器の専門家は言う。けれども国防総省はそれらがまだ試験されていなかったので「ノー」と言った。ペンタゴンはそれらが妊娠した女性、老人、または病人に永久的な損傷を与える可能性を恐れた。Parhamiはその音響兵器が軍と当局が正に求めた兵器だったと考えている。「他のあらゆるツールと同様、私はこれが濫用され得ると思う」と彼は言う。「それでも他のあらゆるツールと同様、それは人道的倫理的な目的にも用いられ得る。」
ドイツは第二次世界大戦の終わり頃にそれとは異なるタイプの音響装置の開発に成功したと報告されている。それは大きな大砲のような形をしていて、理論上ではB-17爆撃機を撃ち落とすことのできる衝撃波のような音波を放射した。アメリカ海軍は1940年代中盤にドイツのヴォルテックス技術を研究するべくスクィッド・プロジェクトと呼ばれる計画を創始した。その結果は知られていない。アメリカの発明家ガイ・オポレンスキーは1949年に彼の研究所でナチスの生み出した装置と同じものを製作したと語る。固い物体に対する効果は驚くほどだった、と彼は言う:それは板を小枝のように鳴らすことができた。人間のような柔らかいターゲットに対しては異なる効果を持った。「私は分厚いゴムのブランケットによって叩かれているように感じた」と一度その信号の経路に立ったことのあるオボレンスキーは語る。つい最近までそのアイデアは放棄されているかに見えた。けれども軍がそれを非殺傷兵器に応用するために関心を持った。陸軍と海軍の中では現在、ヴォルテックス計画が進行中である。SARA研究所はペンデルトン・キャンプでその装置のプロトタイプをテストしたとある情報源の中では言われている。

電磁気による熱効果
ソビエトは有力な目くらましレーザーを持っていると言われている。彼らはまた音響兵器とラジオ波兵器の開発に成功したとして恐れられていた。冷戦中に国防総省から出版されていたソビエト・ミリタリー・パワー誌の1987年号はソビエトが「短距離戦略RF [ラジオ周波数]兵器」の開発に迫っていること警告した。ワシントン・ポストはその年にソビエトが1キロメートル先のヤギを殺すためにそういった兵器を使用していたことをレポートした。ペンタゴンは1960年代から類似した装置の研究をしていた。

クレイ・イースタリーは独特の新しい提案を出した。去る12月にイースタリー-彼はオークリッジ国立研究所の健康科学研究部門に属している-は犯罪コントロールの研究をしているNational Institute of Justiceのために彼が実施した研究成果を海軍に伝えた。彼が示唆した計画の一つは「癲癇のような発作を誘発する」電磁気ガンだった。他は「華氏105度から107度で身体を熱するサーマル・ガン」である。その効果は不快感を与え、発熱させるというものである。それは事によったら死をもたらすかもしれない。
けれどもそれはブラインディング・レーザーや音響兵器とは異なり進歩が遅かった。最大の問題は出力の大きさである。200ヤード離れた位置にいる人を華氏105度で熱する強力なマイクロ波は10ヤード先に立っている人を殺すことができるかもしれない。他方、電磁気フィールドは放射源から遠ざかるほど減衰する。それからそういうエネルギーのビームはターゲットに直接、あてることが難しい。ニュー・メキシコ州アルバカーキのミッション・リサーチ社はマイクロ波による末梢神経システムの刺激の研究をするためにコンピュータ・モデルを使った。その概要によれば「末梢神経が十分に反応したなら、身体はそれ以上の刺激を防ぐためにいわゆる麻痺効果を生み出す。」けれどもそれはこう結論づけている。「こういった効果が生み出されるのはたったの2、3のメートルの範囲内においてのみである。」
それでも政府の研究所と個人契約者達は多くの類似した研究を行っている。1996年の空軍科学勧告委員会による未来の兵器に関する報告書には例えばラジオ周波数または「RFガンシップ」についての機密セクションがある。軍による他の文書にはラジオ周波数による対人兵器の開発計画が現在進行中であることが記されている。テキサス州にあるブルックス空軍基地内の空軍アームストロング研究所はその研究に深く関っている。予算文書によればその研究所には「制空権防衛、平和維持、戦闘作戦のために電磁気放射による非致死性の生物学的効果を研究するために」今後6年にわたって1億1000万ドルが供給される。

低周波による睡眠
エルドン・バードは1980年から1983年までの間、海兵隊非殺傷電磁気兵器プロジェクトを運営していた。彼はメリーランド州ベセスダにある軍のラジオ生物学研究所で彼の研究の大部分を行った。「私達は脳の電気的な活動とそれに影響を与える方法を研究していた」と彼は言う。医療工学と生物学的効果のスペシャリストであるバードはオボレンスキーのヴォルテックス兵器に関する論文を年頭に置いた小規模の研究計画に投資した。彼は脳波が外部から放射された波形に同期するかどうかを確かめるために動物実験を実施した。時には彼自身もその実験の被験者となった(彼はそれが正しいことを発見した。けれどもその効果は長続きしなかった。)

彼は非常に低い周波数帯の電磁気-ラジオ周波数よりも低い電磁気スペクトルの波-を使うことによって脳から行動制御物質を分泌させることができることを発見した。これらの周波数を放射することによって「私達は動物を昏睡させることができた」と彼は言う。「私達は試験管の中にあるひな鳥の脳に天然オピノイドの80%を分泌させることができた」とバードは語る。彼はさらにネズミの脳細胞にヒスタミンを分泌させる磁場を使った小さな実験を行った。これは人間に対しては風邪のような症状や吐き気の要因となるものを生み出す。「この磁場はとても微弱なもので探知不可能なものだ」とバードは言う。「その効果は非殺傷性でそれを逆転させることも可能だ。一時的に人を無力にすることもできるだろう」とバードは言った。「スタンガンのように。」

バードはそのフィールド内のいかなる機材のテストもしなかった。彼の4年間予定されていた研究計画は2年後に終わる。「研究は本当に傑出したものだった」と彼は不平を言う。「私達は年内に兵器を持つことができただろう。」「もしそれがうまくいかない限り」バードは彼の研究が公開されると言われた、と彼は語る。それがうまくいったからこそ、その計画がつぶされたと彼は疑っている。他の科学者は一度、成果の得られた電磁気放射に関する研究はトップ・シークレットとして扱われるようになるという類似した話を語った。そういう研究が続けられている事を示す手がかりがある。1995年、アメリカ空軍の四つ星の将官達のための年報-コロナと呼ばれる-は1000以上もの可能な計画に対するレビューを行った。その一つは「敵を眠らせ、その状態を維持させよ」と呼ばれた。それは「音響兵器」「マイクロ波」脳波を睡眠中の波形に変えるための「脳波操作」の研究を呼びかけた。それは初期の研究のために承認されたわずか3つの計画のうちの一つだった。

 

直接的な接触
軍が非殺傷兵器の研究を続けている間、すでに機能する装置が商品化された。それは「パルス波マイオトロン」と呼ばれている。販売促進用ビデオは実践的にそれを示した。大きな暴漢のように見える「犯人」が着飾った女性に接近していく。彼が彼女の首をしめようとしたとき、彼女はタバコ・ケース大の白い装置で彼に触れる。彼は胎児の格好で床に倒れる。一見、麻痺しているように見えるけれども彼の目は開かれている。彼は数分の間、立ちあがることができない。

「マイオトロンは」ナレーターは語る。「何百万もの小さな針が体に打ち込まれるような感覚を伝送します。それは脳の運動を司る皮質から出ている信号の波長を変化させることによって果たされます」と彼は言う。「それは恐ろしいものです」とマイオトロンを開発した会社の最高経営責任者、ウィリアム・ガンビーは語る。「これはおもちゃではありません。」マイオトロンは随意筋-不随意筋ではなく-の運動を制御するものであるので犠牲者の重要な生命維持機能は保持される。この商品は女性を主なターゲットにしている。けれども警察と法機関-アリゾナ州の警察やニューヨーク最高裁判所の廷吏などを含む-も装置を購入した、とガンビーは語る。当局のために用意されたブラック・ウィドーと呼ばれる特殊なモデルはFBIによってテストされていると彼は言う。「私は彼らがすぐにはたくさん注文してこないことを望みます」と彼は付け加える。「ロシア政府はそれを100,000個、注文してきました。私はストックを補充しなければなりません。」

アメリカ軍もまたマイオトロンに関心を持っている。「私は湾岸戦争の時に軍の人間からの連絡を受けました。」とガンビーは回想する。「彼らはレーザーの進路にいる全ての人間に影響を及ぼせるようにレーザー光線とマイオトロンのパルス波の結合を私に求めました。」それは果たすことができませんでした。ガンビーは語る。それでも彼はその事に関して口外しないよう求められた。「私はこの呼び出しを秘密にするよう言われました」彼は語る。「私がこの事に触れたとしても彼らは全面的にそれを否定するでしょう。」

一部の人々はそういう秘密主義が新兵器開発には必要だと言う。けれどもその他の人々はそれが間違いであると考えている。「計画が機密になっているからスポンサーが得られず技術が定着しない」とHuman Rights Watch Arms Projectのウィリアム・アーキンは語る。「軍は資金が十分に投下されているか、もしくはその計画が良いものかどうかを確定するに際して何もしなかった。」その証拠がある以上、それを長びかせてはならない。

Text from:http://www.angelfire.com/nj3/soundweapon/usnews.htm

 

インタビュー・ウィズ・スティーブン


スティーブン: 問題は政府が無差別にそれを行使する可能性があるということです。この種のものは機密にする必要がないにも関わらず機密扱いにされています。隠すべきものではないのに何故それを隠そうとするのでしょう?それが現在私達の置かれている状況だと思います。
デイビッド: 政府のマインド・コントロール実験に関して私達は今現在どれだけのことを理解しているのでしょう?
スティーブン: 最初に言っておかなければならないのは政府が罪のない市民達に対して秘密裏にマインド・コントロール実験を行っているのを非難するというのは無責任なことだということです。私個人はそういったものの証拠を一つも持っていません。しかし少なくとも60年代にまでさかのぼるマインド・コントロールと行動修正のテクノロジーの研究に関する数10年分の記録は存在しています。その技術は驚くべきレベルに達しています。例えば今ではマイクロ波を浴びせることによって遠くから人間の体温を測定することができます。それは幻聴を引き起こすことができます。それは特定の周波数帯の電磁波を放射することによって人間に何かを聞かせることができます。これらはSFのように思えるかもしれません。けれどもそれらは研究所において立証されています。
デイビッド: 研究所の中で証明されている。そこがポイントですね。戦場ではどういう風に使用されたのですか?
スティーブン: そこが重要な点だと思います。私はそのテクノロジーの持つ効果だけではなく、その目的、それからそこにはもっと単純な手段が存在するということを考慮に入れなければならないと思います。そこには存在しない何かを誰かに聞かせるべく聴覚的な幻覚を引き起こす本当の理由は何だと思いますか?戦闘中にただ彼らを銃撃すればいいことではないですか?あるいはあなたが仮に従来のドラッグを彼らに投与することができるとしたら?または人間行動に影響を与えることのできるその他の多くの定着した手段では駄目なのですか?私はこういう新技術が軍または国防の為に使用されているということを全く確信していません。彼らは結局、脳がどういう風に機能するのかを私達に教えてくれるだけかもしれません。そういったものが戦略的な目的の為に使用されるとは思えません。
デイビッド: 軍がこういったテクノロジーに着目しているという事実は何を示しているのですか?
スティーブン: それは彼らが莫大なお金を持っているということを意味しています。
デイビッド: そういう方向に話を持っていきたくないです。私は彼らがあまりにも多くの資金を持っているとは言いたくないです。彼らの手の中にはあまりに多くのお金と時間があるのかもしれません。あなたはこれが単に見込みのないだけのものだと思いますか?
スティーブン: 私はこれが堅い人々によってアメリカ合衆国のセキュリティーに関係があると考えられている全てのものからはかけ離れたものだと考えています。これはこの国がグローバルなレベルで全国的経済的にまたはそれ以外のレベルで直面している現実的な問題ではありません。それは極めて興味深いものです。けれども納税者がその為の支払いを求められる理由を正しく理解するのは難しいことです。
デイビッド: 物事を一般公開しようと努める調査の中であなたは何を見出しましたか?政府は何に投資していたのですか?
スティーブン: 例えば私はオークリッジ国立研究所の計画のパンフレットを持っています。それはいわゆるサーマル・ガン、発作銃、マグネット-ホスフィン銃に言及しています。サーマル・ガンは華氏107度以上の熱を人体に加え、それによって彼または彼女を無力にします。
デイビッド: 納税者達は実際にこの種の兵器の開発の代価を払っているのですか?
スティーブン: ええ。まさしく支払っています。
デイビッド: それはどれくらい実際的なものなのですか?これらの開発はどういった状態にあるのですか?
スティーブン: それは機密にされています。私達は答えを知りません。私は彼らがそれを証明するはるか以前の段階にいると考えています。言い換えるなら彼らはそういったことが可能であることを証明しました。それはまだ敵対的な状況の中に実戦配備する為の兵器に改造されていません。
デイビッド: それでは次の戦争の中で私達が光線銃を持った兵士を見ることはないのですね?
スティーブン: 当分の間は。次の戦争の中では見られないと思います。それは次の暴動かまたは次の人質を取られた状況の中では見られるかもしれません。場合によってはこういったテクノロジーはその使用を厳重な機密の下に置かれるかもしれません。一度あなたがそれを使えば誰もがあなたがそれを持っていることを知り、あなたはpolicy wormsの無傷の缶を開けることになります。これらの一部は一般的に知られる可能性のある状況の中では決して使われることのない類のテクノロジーです。
デイビッド: あなたがこの種の情報を捜し、それを一般公開しようと努める時には政府または軍からどういった類の返答が返ってきますか?
スティーブン: 私が陰謀線を買わない理由の一つはそれが政府が悪事を行い、機密にされている悪事を継続的に行っているとしているからです。私が見出すものはあなたが仮に探せば見つけられる範囲のものです。私は驚く程たくさんの計画とテクノロジー、名目上少なくとも機密にされているそれらの詳細を探し出すことができます。ある種の大規模な人体実験計画が行われているという考えは簡単には信じられません。今日ではそれを秘密のままにしておくことはできません。数10年前とは違います。
デイビッド: 自分達が犠牲者であると信じている多くの人々がいます。あなたはどれくらいの頻度で彼らに呼び出され、「私は政府の機密実験の犠牲者で彼らは私の心をコントロールしています」と言われましたか?
スティーブン: 高い頻度で来ました。最近では一月に二回くらいです。
デイビッド: 頻繁に?
スティーブン: ええ。それは正に驚くばかりです。
デイビッド: 一体今どういったことが進行しているのですか?
スティーブン: それはきわめて重要な疑問だと思います。私達が目を向けているものは新しいサブカルチャーのなりゆきであると私は考えています。ケネディ大統領暗殺のトピックに取りつかれているたくさんの人々がいます。そこには別の種類の人々の一群がいます。多くの人々はUFOとエイリアン・アブダクションにとりつかれています。他にはアメリカ人の戦争捕虜のようなものを含む高度な陰謀を考えている人々が存在します。彼らは常に政府が特別な力と特別な秘密主義を持っていると考えています。私はこの場合、私達がそれと同じものに目を向けていると考えています。それはもちろん大きな妨げとなっています。社会の一部には常に極端な見解を持った人々が存在してきました。彼らは恐らく精神病なのでしょう。けれどもそういった人々の数が1パーセントから数パーセントまで増大するとそれは私達の社会の統合性に脅威を及ぼします。人々を狂気に陥らせてはならず、私達の機関の活動に期待してはなりません。これは私が政府に返答を求めている問題です。その返答として機密事項の標準が大きく引き下げられなければなりません。私達は今のところ機密にされたままの途方もない量の文書を減らす必要があります。私達は機密にされなければならない対象の範囲を本物の国家保安に関わる中心的なものの範囲にまで減らさなければなりません。もしそれが暴露されたら、そういったものは実際、国家に対して非常に大きなダメージを与えるかもしれません。現在、甚だしく拡大した秘密主義のシステムが存在しています。それは文字通りの意味で多くの人々を狂わせています。
デイビッド: 彼らがあなたを呼び、あなたは「残念ですが、私が見つけ出したものの中に真実に基くものは全く存在しません」と言う。彼らはあなたを信じると思いますか?
スティーブン: 本当の身体的心理的な問題を抱えている多くの人々がいます。彼らはそれを政府によるある種のマインド・コントロールに起因していると解釈しています。私は彼らに対してまず医者を呼ぶように薦めます。そういった現象に対して身体的または心理的な原因がないことを確認してください。明らかに何かが間違っています。それはあなたが考えているようなものではありません。私は彼らの救いになるようなことはほとんど出来ません。ただ彼らにあることを考えさせることを除き。政府がどうして彼らをターゲティングしたがるのだと思いますか?もし彼らが実際、立ち止まって自身にその質問を尋ねるとしたら、彼らは説得力のある説明を持っていないことに気付くでしょう。
デイビッド: 最近になって多くの人々が政府によるマインド・コントロールを話題にしています。彼らはそれを信じているようです。これはどういう風に始まったのですか?このことと私達が過去に出会ってきたエイリアン・アブダクションまたは共産主義者による策略との違いは何ですか?
スティーブン: 残念なことに50年代から70年代初期までの間に中央情報局がマインド・コントロールと行動修正に関して積極的な研究計画を実施してきたという歴史が存在します。
デイビッド: エイリアン・アブダクションに関連しないとしたら、このことに関する現実的な背景は少しでも存在するということなのですか?
スティーブン: ええ。残念なことにそういったものの根拠は存在します。この分野に関しては研究が成されてきただけではなく、罪のない一般市民達に対する実験もまた実施されてきました。それは政府の権力によるグロテスクな虐待でした。それはそういったことがあり得るということを確証する1つの先例です。私達は経験上、政府の官僚達が時に卑劣な行動を行ってきたことを知っています。私達は彼ら全員が必ずしも誠意ある男女であると断言することはできません。それが今日も進行しているかもしれないことを疑う根拠は存在します。
デイビッド: それは今日も行なわれているのですか?
スティーブン: 私はそれが今日も進行していることを証明する為の証拠をほとんど持っていません。それが本当に存在するとすれば、単に嘆かわしいだけではなく、それは政治的な自殺行為だと思います。そういった計画にかかる政治的なコストはほとんど想像し難いほどです。
デイビッド: このことを科学的な証拠に基いて暴露するとしたら、これが実際に起きているということになる見こみはどの程度ですか?
スティーブン: それはこれが何であるかによります。罪のないアメリカ市民に対して政府がマインド・コントロール装置のテストをしている可能性はわすかです。その可能性がゼロであるとはいいません。その唯一の理由はそれが過去に行われてきたからです。けれども私はそれが今日、進行中であるとは考えていません。
デイビッド: あなたは例外中の例外を知っていますか?それに目を向けてみましょう。これは実に興味深い問題です。(デイビッドはスティーブンの手にしている文書を指差す)
スティーブン: これは国防科学協会によって作成されたレポートの一部です。それは個人を攻撃する電磁気またはビームの行使に言及しています。単に他の兵器または電子システムに対して電磁エネルギーを行使するのではなく、人間に対してそれを使用するというアイデアが現在、存在します。それは1つの選択枝として考えられます。これは昨年10月に発行されたモスクワのロシア軍の雑誌、アーミスキー・スポールニクから翻訳された記事です。それは2人のロシア軍の将校によって書かれたものです。それは人間の行動を変えるため、それから一地域またはグローバル・ソサエティーすらコントロールする目的で人間に対し、精神物理学的な効果を及ぼすことが出来るという驚くべき主張をしています。事実、アメリカは今日、精神物理学的な兵器を開発するために最も高度な宇宙計画と同じくらいのお金を費やしています。
デイビッド: それは本当ですか?
スティーブン: それは真実ではなく、思い込みです。そう主張する彼らは思い違いをしています。けれどもロシア軍の将校がそういった主張しているという事実は重要な意義を帯びています。それが本当のことであれ、そうでないのであれ、それが実在するものとして考えられているという事実は政治的な重要性を帯びています。
デイビッド: 60年代にはミサイル・ギャップに纏わる非常に多くの議論、非常に多くの懸念がありました。この文書によれば、ロシアはマインド・コントロール・ギャップ(?)が存在するものと信じています。
スティーブン: 実際、ロシアは疑いなく行動修正とマインド・コントロールに纏わる莫大な量の研究を実行していました。通商ジャーナル、国防エレクトロニクス93年6月の記事によれば、国防総省と米国の諜報機関がロシアのマインド・コントロール・テクノロジーに目を向けているとレポートしています。
ディビッド: その見出しによると、FBIがそれをデイビッド・コレシュに対して行使しようとしている?
スティーブン: ええ。それが正にここでレポートされていることです。
デイビッド: 彼らはウェーコーでこのテクノロジーを使用しようと考えたのですか?
スティーブン: ええ。それが完全に明確なものではないという理由で彼らは結局それを行使しませんでした。
デイビッド: あなたはこれが真実だと思いますか?
スティーブン: 私は自分が真実であると考えていることを話したいと思います。ロシアの研究所には進化したハードウェア装置があります。それにはマインド・コントロールの効果があると言われています。
デイビッド: 画像を誘発させるのですか?
スティーブン: 特には聴覚的な幻覚を誘発します。
デイビッド: この装置は誰かに声を聞かせることができるのですか?
スティーブン: ええ、できます。その技術は時にシンセティック・テレパシーと呼ばれています。それは言い換えると直接、話すもしくは音声を生み出すことなしに他の誰かに対して言葉によるメッセージを伝えることを意味しています。
デイビッド: その機械は私に言葉かフレーズを聞かせるか認識させることができる...
スティーブン: ええ。私がそのテクノロジーを直接、経験したことはありません。私はそれを信じている人々に話したことがあります。少なくともそれは基本的な方法の中では機能します。
デイビッド: それは驚くべきことのように思えませんか?
スティーブン: それは奇怪です。それは誇張されています。あなたがそれを不思議に思わざるを得ないとしたら、それが現実化されているとしたら、ほかの如何なるものも可能です。それはすでにこの国に存在している多くのパラノイアを現実化し、この技術に注目させます。
デイビッド: 信じられません。それはSFのようには思えません。
スティーブン: それは気味の悪いものです。私は時々、そういうものをわきに押しやって、本当の仕事を始めなければならないと感じることようなときがあります。それは制御できないものだからです。
デイビッド: 科学的な文書に目を通したとき、そういう風に感じることはありますか?あなたはこういうものに目を向け、考えています。もしかしたら私はこれに目を向けるべきでなかった?
スティーブン: 厳密にそう考えているわけではありません。私は常に何か-特に見たいとは思わないものに目を向けることを望んでいました。私は私を頷かせた公文書に目を通してきました。例えばこれは1980年のミリタリー・レビューという米軍の雑誌で見かけた記事です。
スティーブン: そのタイトルは「ニュー・メンタル・バトルフィールド」というものです。それはアメリカ陸軍の大佐によって書かれたものです。私はその記事の中では誤った主張が成されていたと考えています。無作為に選んだ一例を挙げるなら、例えば病気を治療するもしくは発病させる技術があります。それは遠隔地から送信され、はっきりとした原因のない病気か死をもたらします。全くおかしな話です。
デイビッド: 死の光線?
スティーブン: 死の光線とテレパシーによる行動の修正。これは私が二度と目を向けない類のものです。私はそれを米軍の発行している雑誌で見たことがあります。証明も反証もされ得ない奇怪なケースに向き合った時に何をすべきなのでしょう。私はこの全てが敵意、少なくとも政府に対する疑惑を示していると考えています。それは扱い得る一つのファクターです。私は特にそれを政府の秘密主義の中におけるひとつの重要な縮図として見る必要のある変化だと考えています。人々は政府が自ら否認するような機密をもっていないということを理解する必要があります。もし何かが機密にされているとしたら、それは正当な理由による機密であるということを彼らは理解する必要があります。政府は一般社会に対してクラシフィケーション・システムを使用していません。それは国を守るためのクラシフィケーション・オーソリティーを使っています。私達はまだその段階には至っていません。私達は未だ多くの秘密を抱えています。私達は一般社会の中にある政府に対する敵意に対して代価を払っています。
デイビッド:あなたが話しているもうひとつの代価。実際の状況の中で人々はそれを扱うことができない?あなたはそれがまた脅威を意味していると言っている?それが私達の制度に対する脅威として解釈されるのかは定かではありません。
スティーブン: いいですか?個々のレベルでは無論のこと、大きな苦しみを抱え込んでいる人々、明らかに精神病を抱えているたくさんの人々、それから援助を必要としている人々が存在します。それは個人的な水準の問題です。けれども私達がパラノイド的なファンタジーであるかのように思えるものに取りつかれたたくさんの人々を抱えこみ始めるとき、私達が今現在、直面している全ての政治的な問題に対して道理をわきまえた対話を持つ可能性は仮に不可能にされないとしても損なわれます。私達は絶対に多くの狂ったアメリカ市民を抱え込むわけにはいきません。
デイビッド: そういった事は現在、本当に起きているのですか?
スティーブン: 私達はそれに近い危険な状態にあります。パラノイド幻想の独特なサブカルチャーがますます増大しています。それは直面している本当の問題を解決に導くための国家の能力を徐々にむしばんでいます。

Text From:http://www.angelfire.com/or/mctrl/aftergood.html

ELF波による病気の送信
ユース・アクション・ニュースより
C.B.ベーカー
1992年2月
電磁気を使用した病気の送信を支える物理学と工学の進歩には本当に驚くべきものがある。1974年にソビエトの生物学者A.P.ダブロフは「全ての生きている有機体は重力(電磁)波を放っている」ことをレポートした。ダブロフはポラライジング・マイクロスコープ(観測を容易にするための分光装置)を使った実験のデータを列挙し、細胞を構成する分子の持つ高周波振動またはリズミカルな動きが生物重力電磁波を生成し、それらを遠くまで送信していることを主張した。
ダブロフは光子が超音波と同様、細胞分裂の際に細胞から放出されることを発見した。彼はその際、こういったリズミカルな動きと生物重力電磁波の間の関係性を見出した。彼は人間の脳が観測可能な効果を生じさせるこういった電磁波を完全に制御することができると語る。ダブロフはさらに遠くの物体を動かす現象、精神活動に伴う大気のイオン化現象、遠くに置かれたフィルムの『不可解な』露光、時間との有機的な相互作用、それから分子の運動の変化がこの過程の間に生じてくることを示した。言い換えるとダブロフは人間の意識が細胞分裂によって生じる有機体の重力電磁波を調整し、それによってあらゆるPSI現象が生じているのかもしれないと言っている。
V.P.カズナチャイェフによって旧ソ連邦で行われた極めて重要だけれどもあまり知られていない研究は軍の首脳部にほとんど理解されなかった。カズナチャイェフは鶏の胚組織を分割し、隔離された金属製の容器の中にそれらを入れた。それぞれの容器には鶏の胚の組織間に光学的な接触が生じるよう石英の窓が付けられた。ガラス窓のある容器は『コントロール・グループ』の方に使用された。
ソビエトの研究者は一方の容器の中にある鶏の胚組織に対し、ウィルスや化学薬品を投与するかまたは致死的な放射を行った。この実験の中で彼は最終的に病気に感染した組織から健康な組織に向って死の信号が送信されたことを立証した。
透明なガラス窓のある容器の中に入れられた全ての組織のうち病気に感染した組織だけが死んだ。石英の窓のついた容器の中では『ミラー』効果が観察された。病気に感染していない細胞がその中で死に始めた。このミラー効果は投与物がウィルス、化学薬品または致命的な放射物であるかどうかに関わりなく生じた。
ウィルスの投与された細胞組織は36時間以内で死に始めた。健康な組織は12時間後に変色し始め、そして死んだ。フォトマルチパイラー・チューブを用いた測定装置は「感染した細胞組織から放射された紫外線が石英の窓を通過し、他方の細胞組織に病気に感染させた」ことを証明した。
トーマス・ベアデン大佐-彼はテスラ及びELF兵器の権威であると言われている-は次のように語った。
旧ソ連邦で行われたカズナチャイェフの実験は病気に感染した細胞によって死んだ細胞には紫外線に近い波長の光子が放射されていたことを示している。その光子には人工的なポテンシャルが組み込まれていた。この光子の中に織り込まれた構造によって特定の病気が直接、他方の細胞組織の中に再現された。言い換えると感染した細胞が死んだとき、それらは「死の光子」を放った。その中には死のコンディションのパターンが織り込まれていた。
こういった死の光子が健康な細胞に吸収されるとき、それらの中に組み込まれた下部構造が細胞の生物ポテンシャルの中で徐々に広がる。健康な細胞の生物ポテンシャルは病気のパターンを完全な形で再現する。細胞の生物ポテンシャルが徐々に死の光子の持つ下部構造化されたパターンを運ぶときに、このパターンは主要な細胞コントロール・システムによって変調され、広がっていく。標本として使用される組織(またはバイオ・システム)の中にある全ての細胞は死の光子のパターンで満たされる。
死の光子による照射が続けられると、照射を受けた細胞の中にある『死の構造』が増大する。それは細胞組織を通して主要な通信システムによって広がり、ウイルス、化学薬品または放射物が投与されていないにも関わらず徐々に死のパターンをシステムの中に満たす。
細胞の制御システムから漏れ出した光子は細胞組織の至る所に浸透する。これらの光子には死のパターン(そのパターンは近くにある感染した組織から与えられた)が織り込まれている。それは段階的に物理的生化学的な影響を及ぼす。健康な細胞はしたがってそれに感染した細胞を殺す病気のパターンの特徴と具体的な症状を正確に示し始める。新しい細胞は電磁気的に感染し、発病する(ウィルス、バクテリアまたは放射物が投与されていないにも関わらず)。
ベアデン大佐はドイツのマーブルグ大学の科学者達が赤外線(IR)によって同じ効果の模倣に成功したことを報告した。
ベアデンはそのハーモニクスとサブ・ハーモニクスの中に直接、死のパターンが含まれていたと考えている。
もしそうならばいずれは通常の電磁搬送波にそういった死のパターンを組み込むことが可能になるだろう。その場合、特定の病気のパターンの組み込まれた死の光子は多くの人間をターゲティングできる。地球の向こう側にさえ送信することができるだろう。
そのうちターゲティングされた人々は死の光子によって電磁気的につくり出された病気を発病させるようになるだろう...
死の光子が目標の集団に病気を感染させるには不充分な程度にエネルギー及び/もしくは放射する時間が引き下げられたとしても、ターゲティングされた人々の細胞内部にあるバイオポテンシャルの下位構造の変化がそれを完遂させる。この場合、先駆物質-特定の病気を引き起こす素因-がターゲティングされた人の中に存続し続ける。
もしその時に本当の病原菌(ウィルスもしくは細菌)がターゲティングされた集団に対して放たれたとしたら、その物質はより効果的に伝染し、致命的なものとなるだろう。このように通常は感染した人を殺害しない、もしくは大きなダメージを与えない病気さえもが実際に突然、きわめて致死的な効果を及ぼすようなものになり得る。
カズナチャイェフの発見はロシアの電磁気的、生物学的戦争計画に関わる多くの基礎を形作ったと言われている。ベアデンはカズナチャイェフが生理学と生物物理学の協会、それからプシキノにあるフランク協会に緊密に関わっていると語った。
こういった組織がマイクロ波とマイクロ波ビーム兵器に深く関与するようになって以来、カズナチャイェフの死の光子の発見が電磁気兵器の中に採用されたとしても不思議はない。

自由の終焉
デニス・ロディー
最終的にはパラノイアが戦争を始め、それだけが存続する。他の全ての戦争とは大きく異なる戦争。全ての戦争の目的は特定の民族の支配とコントロールである。そのことは最近の戦争においても全く違わない。それは肉体を破壊するだけではなく、心も破壊する。そしてそれから逃れることはできない。
ロボット・カメラと協同して機能する精巧な衛星システムカメラは完全な個体識別、追跡、走査を可能にする。
暗闇と厚い雲の覆いは最早レーザーとサーモ技術に対する障害とはならない。
赤外線とマイクロ波の間の電磁スペクトルにあるミリ波を使用するカメラは遠距離から壁の向こう側を見ることができ、遠距離から人々のボディーチェック-衣類の下から体内までの-をすることができる。ミリテック社はこういったカメラをおよそ10,000ドルで提供しているアメリカの会社である。軍事エレクトロニクス・メーカー、レイセオン社は2、3メートルの波長のラジオ波を使って金属物を走査する技術を開発した。レイセオン社は特殊な探知機の研究をしている。その探知機はラジオ波を人に放射し、ハンドガンやナイフのような物体に関するラジオ・サインのライブラリーに第2の信号を適合させる。けれども今のところこれがどの程度正確に行われ得るのかは定かではない。(ニューサイエンティスト、1995年11月4日)
カリフォルニアの研究者はすでに遠隔地から個人を追跡することのできるロボットの開発に成功している。その自動監視ロボット(AO)は工場内で監督者の代わりとして使われ、他のロボットを監督する。けれどもこれらの研究者達には米国国防先進研究計画庁(DARPA)によってその研究資金が供給されている。彼らはAOに建築物内の敵を追跡させようとしている。(ニューサイエンティスト、1998年10月17日)
自由市場は全ての人にこのシステムを購入するチャンスを与える。それは将来的に国境のパトロール、居住区、銀行、商店の監視に使用されることは確実だろう。
ティーンマウスにおける個人ゴミの収集サービス。イングランドは60,000ポンドでより洗練された人工衛星システムを購入した。これがゴミの収集業者に未許可の休暇を取らせないように彼らを追跡することになるだろう。(TT-ロイター 1998年12月4日)
けれどもより洗練された監視技術の大部分は反体制派、人権活動家、ジャーナリスト、学生リーダー、少数派、労働組合のリーダー、政治的な対抗勢力の活動を追跡するために使用される。デンマークのジャイ・ストロボスコーピック・カメラは数秒で何百もの写真を撮ることができ、デモの中にいる全ての参加者を一人一人撮影することができる。乗用車の自動認識システムは一台の車のナンバー・プレートを識別することができ、都市の周囲にいるその車を追跡することもできる。これらのシステムの多くは、例えばイギリスのタロン・システムは「交通監視システム」という婉曲的な呼び名で一台あたり2000ポンドで組織、政府、個人に売られた。(政治的コントロールに関わるテクノロジーの評価-スティーヴ・ライト-1998(PE 166 499):http://www.europarl.eu.int/dg4/stoa/en/publi/publi.htmを参照)
誰もがインプラントによって追跡され得る。両親は彼らの子供が誘拐または迷子になったとしても必ず連れ戻せると説得され、赤ちゃんはインプラントを埋め込まれる。短期間でそれは驚くべき結果のための標準的な処置となった。フロリダのダニエル・マン博士はすでにそういう計画を立案し、それがおよそ20分しかかからないとても簡単な処置であることを主張した。(「子供の頭の中の警告音は誘拐者を止めるかもしれない」、ラスベガス・サン、1987年10月27日)
アメリカ陸軍大学の戦略研究協会によって作成された「軍事的問題の革命と短期間の戦闘」というタイトルの文書は海外にいるビジネスマンを保護する方法に関して述べている。その著者であるスティーブン・メッツ助教授(彼は『戦闘以外の軍事作戦』を専門としている)と戦略研究アナリストのジェームズ・キーヴィットはアメリカ合衆国を出国する全ての市民がエレクトロニック・インディヴィデュアル・ポジション・ロケーター・デバイス(IPLD)を受け取ることを望んでいる。それはおそらく当人に気付かれないうちにインプラントされるのだろう。これらのインプラントには追跡するため以外の次のような機能を持っている:
メッツとキーヴィットはIPLDが個人を識別し、軍と市民との間の「双方向通信」を可能にするかもしれないと信じている。それ以上に彼らはこれらのチップによって『個人の会話』の監視を望んでいる。次のステップはもしかしたら犯罪防止の為の大量インプランテーションなのかもれしない。(コントローラーズ-マーティン・キャノン。フェラル・ハウス-アメリカ、ポートランド州)
アメリカ国家安全保障局のコンピューター・アナリスト、ジョゼフ・A・マイヤー博士は1970年代にトランシーバーと取り除くことのできない小型ラジオ・トランスポンダーのネットワークを使った囚人達の監視を提案した。(マイヤー、J.A.犯罪抑止トランスポンダー・システム、IEEE Trans. AES-7、no.7、1971年1月)
マイヤーのヴィジョンは1980年代、私立の刑務所が電子的モニタリングを用いた仮釈放システムを採用した時に現実のものとなった。このシステムは現在、それ以外の刑務所でも採用されている。けれどもそういったモニタリングは刑務所内の受刑者達に対しても行われている。アトランタに近いデカルブ州立刑務所の中では全ての囚人達がバー・コード化されている。(政治的コントロールに関わるテクノロジーの評価)
ウィスコンシン州マディソンのサード・ウェイブ・テクノロジー社は遺伝子の一部を記録し、管理している。その会社は突然変異した遺伝子を早期に探すため、そしてinheritableな病気の治療のためにそれを使うことができることを誇っている。(ニューサイエンティスト、1999年3月20日)
ことによるとその種の分類方法は近い内にアイデンティティの一つの側面として扱われるようになるのかもしれない。
人々は遠隔地の見えない所から気付く前に、そして調べられることもなく催眠暗示によってインプラントされている。それは微妙で深遠な行動の変化を起こす。
ロシアのスミルノフ博士(モスクワ比較心理学協会の心理学者)はコンピューターの助けを借りて脳波と怒りや性衝動のような様様なインパルスのマッピングに成功した。彼はテープ記録されたサブリミナルメッセージを通した暗示の力によって物理的に眺望を変えることができると述べた。メッセージは例えば音楽の中に挿入されて送信される。それは耳栓によって防ぐことができない。(サイエンティフィック・アメリカン、1994年4月、ニュースウィーク、1994年8月22日)
アメリカ合衆国は時々、ロシアから多くて80,000ドルの価格でこれやその他の操作テクニックを購入していた。モスクワ医学アカデミーの心理修正局による科学的な分析によれば人間の思考を調べ、当人に自覚されることなくその思考を修正することは可能である。アメリカ軍の将校達は研究所の実験を見た。KGBはその中で彼らにこの操作テクノロジーを使用すれば暴動を鎮圧し、反体制派を制御し、反対勢力を混乱させ無力にすることができると語った。(国防ニュース、1993年1月11日-17日)
そこには人間の行動を制御することのできる巧妙なメッセージの歴史が存在している。アメリカ下院による1984年のレポートによれば国家に認可された多くの装備によって送信された高い周波数の言葉(可聴域を越える音声)が万引きを減少させるのに成功している。ある東海岸のデパート・チェーン店では9ヵ月間にわたり600000ドルを節約することができたと伝えられている。
CIAはすでにRHIC-EDOMと呼ばれる装置を持っている。RHICは『ラジオ催眠脳コントロール』を意味し、EDOMは『記憶の電子的消去』を表す。人はコントロール下にある環境の中で遠隔地から催眠状態にされ、暗示を植え込まれる。それはその行動の指示と行動自体に関わる全ての記憶を消す。その中で被験者はその行動の実行を求められる。(元FBI捜査官リンカーン・ローレンス-我々は制御した-1967年、ユニバーシティー・ブックス)
アレン・フレイは1967年に人間が一定のマイクロ波を『聞く』ことができるということを実験的に示した。(フレイ.A.H「周波数エネルギーに対する聴覚システムの反応」、『航空宇宙 Med.』32:1140-1142、1961年)
1973年、ジョセフ・シャープとマーク・グローブは言葉をマイクロ波周波数に変調し、人間の脳に直接送信するという実験に成功した。(ロバート・O・ベッカー、ボディ・エレクトリック-ウィリアム・モロー・アンド・カンパニー、1985)
1976年、DIAはこの発見をソ連の科学者達が議会を怯えさせて資金を供給させるためのものだろうと考えた。
(ロナルド.I.アダムズ、R.A.ウィリアムズ、電磁気放射(ラジオ波とマイクロ波)の生物学的効果、ユーラシアの共産国、DIA、1976年3月)
もしそこにわずかな嘘が混じっていたとしてもロシアは実際にそういったテクノロジーを開発していた。それは人間の思考の制御を可能にする。アメリカがそれに遅れを取ったままでいることはないだろう。それどころか彼らはこの競争に勝つ見込みのあるすべて行動を取るだろう。
フレイ博士はさらに攻撃性を減少させる実験を行った。猛烈な闘いに慣れていたネズミ達は彼らのしっぽがはさまれて動けなくされ、さらにパルス変調されたUHF帯のマイクロ波(電力密度が少なくとも1000マイクロワット/cm2のマイクロ波)を照射された時に彼らは同様の受動性を示した。彼の研究の兵器としての使用に関して尋ねた時に彼は自分を指して「私はただの生物学の理論家」と答え、そして彼の研究が海軍の「基礎的な医学研究」のために使用されていると言った。(アラン・H・フレイ、「電磁気エネルギーの行動に対する効果」、ラジオ周波数/マイクロ波の生物学的効果と測定のシンポジウム、デウィット・G・ハザード、編集者。(健康、教育、そして福祉の協会、1977年))。
1969年にホセ・M・デルガドはコンピューターが脳に対する双方向のラジオ通信を可能にさせる日が来るのは近いことを予言した。その最初の出来事は1974年に起きた。スタンフォード・リサーチ協会(軍の主要な契約者)の電気エンジニア、神経物理学者のローレンス・ピネオは人間の心を読み取るコンピューター・システムを開発した。それは特定のコマンドと関連するEEG上の脳波に関わるものである。25年前、コンピューターはTVスクリーンにドットを映し出した。今日のそれはラジオ周波数を使ってスティミュレーター(ESB:脳の電気的刺激)に情報を入力することができる。(レーダーによる神経の操作、アーメン・ビクトリアン、ロブスター 30。タイム誌、1974年7月1日、マインド・リーディング・コンピューター)
1995年、オンタリオ州サドバリーのローレンティアン大学の神経学者にしてファルス・メモリー・シンドローム財団の科学者協会のメンバーであるマイケル・A・パーシンガー博士は地球上に存在する約60億の人々の大部分に古典的な知覚の法則を媒介とする代わりに大気中の基本的なアルゴリズムの電磁気誘導によってを影響を及ぼす技術の可能性に関して書いている。(1995年6月、『知覚的なスキルと運動のスキル』ISSN 0031-5125)
1996年9月29日のニューヨークタイムズ誌の中でシャロン・ロイトはパーシンガーが電磁気インパルスを用いた実験の方法を記述している。そのインパルスは側頭葉を移動し、脳に深みに侵入した。それは微妙なものから深遠なものにまで及ぶ様様な感覚を引き起こした。パーシンガーがamygdalaに照射したとき、彼は被験者達が性的に興奮することを見つけた。彼が側頭葉の右側に筒形コイルをのせた時、彼らは体の左側に否定的なものの存在-例えばエイリアンや悪魔のような-を感覚した。彼が左半球を刺激した時には被験者達は天使や神のような慈悲深い力を感覚した。海馬を刺激した時、電磁気リラクセーション装置は一種のエクスタシーのような鎮静効果を生みだした。被験者にはこれまで有害な副作用が生じることはなかった。けれども「もしその鎮静パターンを妨げたとしたら、彼らは強い苛立ちを示すだろう」とパーシンガーは言う。実際、「彼らは悪態をつくだろう。」
被験者に自覚されることなく遠隔地から彼らの行動と思考に影響を与えることはできるだろうか?多くの専門家によればそれは確かに可能である。脳の電気的な活動は20ヘルツの周波数スペクトルの範囲で機能している。このスペクトルはELF(超低周波)である。ELF波は極めてわずかな電離放射物とわずかな低い熱を搬送した。それは生きている有機体に対する物理的な効果の総体を明らかにすることはなかった。サン・レアンドロのエリザベス・ローシャー博士(テクニック・リサーチ研究所の責任者)は長期間に渡り人間の被験者を使ってELF/脳の研究を行っていた。その周波数のうちの1つは1時間以上の吐き気を生じさせた。別の周波数、彼女がマリファナ周波数と呼んでいたものは人々を笑わせた。「私にお金と3ヵ月の期間を与えてくれれば」彼女は語る。「彼らに気付かれることなくこの町にいる80パーセントの人々の行動に影響を与えることができるでしょう。」(ネパ・センチネル-マインド・コントロール・シリーズ、ハリー・V・マーティン、デイビッド・コール、1995))
多くの実験が行われ、優れた成功をおさめた。
9月10日、スペースシャトル・ディスカバリーは北アメリカの主要な箇所と地球の他の地域に強力なグリーンレーザーを放射した。シャトル・レーザーのパルスは10ヘルツだった。それはウッドペッカー及び人間の脳波の周波数と同じ周波数である。研究者達はそれがアラスカにあるハープのアンテナから放射されるRF(ラジオ周波数)と協同して使用されたと信じている。それはディスカバリーの飛行中にテストされた。HAARPは表面上、高周波活性オーロラ調査プログラムということになっている。ベッカー博士は彼の著書、ボディ・エレクトリックの中で「催眠術師はしばしば被術者をトランス状態に導くためにアルファ周波数のフラッシュ・ライトを使用する。それと同一のまたはその他の信号はサブリミナル・メッセージを搬送することができるかもしれない」と述べている。(ウォルター・H・ボワートに対するインタビュー。マリリン・コールマン、ウィル・ロビンソン-1995年7月16日、カリフォルニア州サン・ホセ)
HAARPは3ギガワットから30億ワットの膨大なエネルギーを地球の電離層(地表からおよそ65キロから1250キロメートル上空にある電気的に充電された層)に放射する狂気の試みとして一部の研究者達の間で論争の的となっているプロジェクトである。アメリカ政府は批判的な宣伝を抑えるために公式のウェブサイトを開いた。
国防総省によればHAARPは大気の測定とELF波による潜水艦の通信システムを新しいシステムに交換することを目的に開発された。彼らがどういう風に説明付けようとも、一連の特許はこのシステムの機能がそういった政治的なマジシャン達が私達に示そうとしている以上のものであることを証明している。特に特許No.4,686,605-この特許はARCOパワー・テクノロジー社(APTI)に所持されている-は電離層ヒーターがテキサスの物理学者ベルナルド・J・イーストランドの開発したHAARPヒーターに極めて似ていることを示している。
その特許によればイーストランドの発明品はその優れた誘導システムによって航空機やミサイルを粉砕するもしくは墜落させることができる。それは異なる周波数帯の電磁ビームによって地球の大部分の通信に干渉するかまたはそれを完全に破壊することができる。またその特許は気象の変化にも言及している。APTI社はHAARPを建造し、1994年6月、Eシステム社にその特許を売却した。Eシステム社は世界中の諜報機関の最大の取引相手であり、主にCIAのために働いている。毎年、18億ドルがいわゆる『黒い』プロジェクトのために費やされている。アメリカ議会はそういった資金がどこで費やされているかを機密にしている。世界最大のディフェンス・コンストラクターの一つであるレイセオン社はEシステム社を買い取った。気象測定以上の事がそこでは進行している。米国の上院は地下にある軍事施設、鉱物資源、トンネルなどを探査する地球規模のトモグラフィーを実施するためにHAARPに対して1500万ドルを支給している。けれども問題はこの地球のスキャニングのために必要とされる周波数が人間の精神的機能を最も破壊する周波数の範囲内にあることである。それはまた魚と野生動物の移動のパターンに大きな影響を及ぼすかもしれない。彼らは乱れのないエネルギー・フィールドによって移動ルートを見出している。(天使はハープを奏でない-ニック・ベギッヒ、ジーン・マニング-アース・パルス出版、1995)
傷害や殺害が遠距離から予想外且つ完全に自然な形で行われる。
生物電磁気学の研究で2度ノーベル賞の候補にあがったR.O.ベッカー博士は彼の著書「ボディー・エレクトリック」の中でフレイ博士が1960年代にカエルとその他の動物を使って行った実験に関してレポートしている。フレイはマイクロ波を用いて鼓動を遅くしたり、加速したり、それを止めさえすることに成功した。脳血液関門の治療もまた彼の行ったことの一つだった。それはアメリカ海軍によって資金を供給された。人間の胸骨に浸透するビームを用いれば技術的に心臓発作を引き起こすことができる。
またベッカー博士は1981年以来、イギリスのグリーンハムにある核兵器の置かれているアメリカ空軍基地に対して抗議運動を起こした近隣に住む女性達のグループを調査した。1984年、グリーンハム・コモンにある女性のための平和キャンプの状況は劇的に変化した。女性達の多くは吐き気をもよおし、夜ですら顔を焼かれ、めまい、睡眠障害、網膜出血、動悸、集中力の欠如、記憶の損失、方向性喪失、激しい頭痛、一時的な麻痺、言語障害、苛立ちをもよおした。もしマイクロ波兵器がそこで使用されたとしたなら、これらはその症状にあてはまるとベッカー博士は結論した。(アンナ・キーラー-機密の遠隔マインド・コントロール技術、:秘密のアイデアと隠された歴史)
冷戦時にペンタゴンから出版された『ソビエト・ミリタリー・パワー』の1987年号はソビエトが『短距離戦術RF(ラジオ周波数)兵器のプロトタイプの開発に迫っていることを警告した。ワシントン・ポストは同年、ソビエトが1キロメートル先のヤギを殺すためにその兵器を使ったことを報道した。ペンタゴンは1960年代から同類の装置を求めていた。(ワンダー・ウェポン-ダグラス・パスターナック、U.S.ニュースとワールド・リポート 1997年7月7日)
戦争の残虐性を隠すためにそういった機械(それは文字通りの意味でユーザーに恍惚感をもたらす)が広範囲に使われるようになるだろう。目の上に被せられたヴァーチャル・リアリティー・レンズと海馬の電気的な刺激を組み合わせれば最も偉大な批評家にも現実を忘れさせてしまうようなオルガズムの感覚を生じさせることができる。
作家ロバート・アントン・ウィルソンは創造力を高めることができるようにデザインされた『マインド・マシン』の新世代を考案し、学習を加速させ、意識を改造している。これらのマシンはまた『対外離脱』を誘発することができる。percipientの体は静止したまま、心で他の場所に「旅する」。(ヘッド・ハードウェアによる冒険、マジカルブレンド、1989年7月)
ジョン・C・リリーは猿をESBによって継続的に刺激し、1日16時間、3分に1回の割合で彼らにオルガズムを与えることができた。(サイエンティスト:形而上学的な自叙伝、1988 修正版)
幻想と現実の間にある境界線の消滅は時間の問題である。ジョン・セント・クレール・アクウェイの信じ難い物語。彼は1991年にNSAに対する訴訟を起こした。彼はNSAがアメリカ合衆国のあらゆる市民を1日24時間、コンピューターによって追跡することができると語った。NSAは専用の電子的な装備を備えている。それは遠くから人間の電気的な活動を分析することができる。NSAの持つ継続的に脳のマッピングができるコンピューターは脳の中の電気的な活動の全てを絶え間なく調べることができる。彼らはまた密かに空軍でもそれを使用している。そこではパイロットの脳がコンピューターに接続されている。この極めて稀な訴訟、世界初の市民によるNSAを相手取った訴訟の中には奇怪で信じがたい場面がある。彼の描くエシュロンという名のグローバル・タッピング・システムは世界中から情報を受信している。(ジョン・セント・クレール・アクウェイ対国家安全保障局-Ft.ミード、メリーランド州、アメリカ合衆国-Civil Action 92-0449)
テクノロジーは倫理、道徳または良心を持たない。機密プロジェクトに関する膨大な逆情報があるにもかかわらず、それは疑問を呈されることがない。国家対国家の対立構造は消えた。むしろ小さなグループが大きな変化の原因となり得る。従って完全な透明度が重要性を帯びている。『国防のためのトップシークレット』はこれ以上意味をなさない。国家のためという理由付けは敵を覆い隠すものとなり得る。
デニス・ロディー(1968年ロッテルダム生まれ)は1994年から技術的、心理学的、そして政治的なコントロールに関わる記事を書いている。彼は現在、スウェーデンに住んでいる。
 

マイクロチップ・インプラント、マインド・コントロール、そしてサイバネティクス

ラウニー-リーナ・ルーカネン-キルデ

医学博士フィンランド前主任医療士官

2000年12月6日

1948年、ノーバート・ウィーナーは一冊の書籍、「サイバネティクス」を出版し、神経学的な通信と当時の小さなサークルの中ですでに利用されていた制御理論を明らかにした。「情報社会の父」、ヨネジ・マスダは1980年に私達のリバティーがほとんどの人々によって全く知られていないサイバネティック・テクノロジーによってオーウェル的なスタイルの脅威にさらされているという懸念を主張した。このテクノロジーは人々の脳を埋め込み式のマイクロチップを通して地上の基地にあるスーパーコンピューターによって制御される人工衛星にリンクさせる。
1974年、アメリカのオハイオ州とスウェーデンのストックホルムにおいて最初の脳インプラントが外科的に埋め込まれた。1946年、脳電極が彼らの両親達の了解を得ることなしに赤ちゃんの頭蓋骨の中に挿入された。1950年代及び1960年代には電動インプラントが動物と人間の脳に挿入された。それは特にアメリカにおける行動修正及び脳と身体をコントロールする為の研究の中で行われた。マインド・コントロール(MC)メソッドは人間の行動と気持ちを変化させる為の試みの中で使用された。脳の機能に影響を及ぼすことが軍と諜報局の重要な目的になった。
30年前、脳インプラント装置がX線写真の中に写し出された。その大きさは1センチメートルだった。その後のインプラントは米の大きさにまで縮小された。それらはシリコン製だった。それは後にガリウム・アセナイドのスチールで作られるようになった。今日、それらは外科手術によって首か背中、それから身体の異なる部分の静脈に被験者の同意の有無にかかわらず挿入できる程度にサイズが縮小されている。それらを見つけるか、さもなければ取り除くことは現在、ほとんど不可能である。
全ての新生児に対するマイクロチップの注入は技術的に可能である。それは全生涯に渡って彼または彼女の身元を調べることができる。そういった計画にはプライバシーの問題が関わっているにも関わらず全く公表されることなしに米国においてひそかに検討されている。スウェーデンではオロフ・パルム首相が1973年に囚人に対するインプラントの埋め込みを許可した。データ・インスペクション局の元長官ジャン・フリーズは自宅で療養している患者に対して1980年代中盤にインプラントを埋め込んだことを明らかにした。この技術は1972年のスウェーデン政府のレポート、Statens Officiella Utradninger(SOU)の中で明らかにされている。
インプラントを埋め込まれた人間はどこに行っても後を追跡することができる。彼らの脳の機能はスーパーコンピューターを介して遠隔地からモニターすることができ、それはまた周波数を変えることによって変化させることができる。機密実験のモルモットには囚人、兵士、精神病患者、ハンディキャップを持つ子供、聾唖者、盲人、同性愛者、独身女性、年輩者、小学生、それからエリート実験者が「マージナル」であると認めたあらゆる集団が含まれている。例えばユタ州の刑務所の囚人の公表された体験談は良心に堪える。
今日のマイクロチップは低周波によって操作されている。インプラントを埋め込まれた人は地球上のどこに行っても人工衛星によって追跡される。体内に埋め込むことの出来るインテリジェンス・マンド・インターフェイス(IMI)バイオティックを開発したカール・サンダース博士によればそのテクニックはイラク戦争の中でテストされたものの一つだった。(ヴェトナム戦争の始まる前に兵士達はランボー・チップを埋め込まれた。それは血流の中にアドレナリンを増大させることができる。)米国の国家安全保障局(NSA)の所有している毎秒200億ビットのスーパー・コンピューターは現在、遠隔モニタリング・システム(RMS)を使って兵士達が戦場でしている経験を「見聞きする」ことができる。
5マイクロミリメートルのマイクロチップ(髪の直径は50マイクロミリメートルである)が目の視覚神経に挿入されれば、それを埋め込まれた人の経験-嗅いだもの、見たもの、聞いたものに対応する神経インパルスを脳から抽出することができる。こういった神経インパルスは転送され、コンピュータに保存されれば、それは再びその体験を再現させるべく、マイクロチップを通してその人の脳の中に送り返すことができる。地上基地にあるコンピューターのオペレーターはターゲットの行動に影響を与えるべく、RMSを使って電磁気的なメッセージ(これは信号にエンコードされている)をその神経システムに送り込むことができる。このRMSによって健康な人は(人工的な)幻覚を見せられ、頭の中で音声を聞かされる。
それぞれの思考、反応、聴覚、視覚は脳とその電磁場の中に特有の神経学的なポテンシャル、スパイク、パターンを生じさせる。現在においてそれは思考、画像、音声として解読することができる。電磁気的な刺激は人の脳波を変えることができ、筋肉の活動に影響を及ぼすことができ、拷問のような筋肉の痛みを引き起こすことができる。
NSAの電子監視システムは同時に数百万もの人々を追跡し、操ることができる。私達一人一人に固有の指紋があるのとちょうど同じ様に私達はそれぞれの脳の中に固有の生体電気共振周波数を持っている。完全にコード化された電磁周波数(EMF)による脳の刺激。パルス化された電磁信号は脳に送られ、ターゲティングされた人物に特定の幻聴と視覚的な幻覚を経験させる。これは電子戦の一形態である。アメリカの宇宙飛行士は彼らが宇宙に送られる前に彼らの思考をトレースし、全ての感情を一日24時間、記録できるようにインプラントを埋め込まれた。
ワシントン・ポストは1995年5月にイギリスのウィリアム皇太子が12才の時にインプラントを埋め込まれたことをレポートした。彼がもし誘拐されたとしたら、特定の周波数を持つラジオ波が彼のマイクロチップをターゲティングすることができる。そのチップの信号は人工衛星を経由して警察本部のコンピュータ・スクリーン上で位置決めされる。そこで皇太子の動きは追跡される。彼は実際、地球上のどこに行っても見つけることができた。
マスメディアはインプラントを埋め込まれた人のプライバシーが彼もしくは彼女の残りの一生に渡って消滅することをレポートしなかった。彼女/彼はさまざまな方法で操られ得る。この設備の秘密のコントローラー達は異なる周波数を使うことによって人間の感情生活を変えてしまうことができる。彼女/彼は積極的もしくは無気力にされ得る。セクシャリティーは人工的に変化させることができる。思考と無意識的な思考は解読され、夢は変化させられ、それはまた誘発され得る。これらは全てインプラントを埋め込まれた人々の理解もしくは同意のなしに行われる。
完璧なサイバーソルジャーはしたがってつくることができる。この秘密のテクノロジーは1980年代以降、NATOに属している特定の国々の軍隊によって使用されてきた。市民または学者の一群はそれについて何も聞かされてこなかった。こういう侵入的なマインド-コントロール・システムに関する僅かな情報は専門誌と学術研究の為の雑誌の中にしか書かれていない。
NSAのシグナル諜報グループは脳によって放射された反射波(5ミリワット、3.50Hz)を解読することによって人間の脳の情報を離れた場所からモニターすることができる。スウェーデンのイェーテボリとオーストリアのウィーンの囚人の被験者達は脳に損傷を持っていることが明らかにされた。脳インプラントが通常、埋め込まれている所には血液の循環が減少し、右側頭葉の前面に酸素不足が生じる。フィンランドの被験者達は酸素不足によって脳の萎縮を被り、無意識に対する断続的な攻撃を受けた。
マインド・コントロールのテクニックは政治的な目的のために使用することができる。今日のマインド・コントローラーの目的はターゲティングされた人々または集団の持つ自らの信念と最善の関心事に反した行動を誘発することである。ゾンビ化された人は殺人を犯し、その後、犯罪の記憶を全く残さないようプログラムされる。こういったものの容易ならぬ例は米国内に見出される。
この沈黙の戦いは軍と諜報機関の手によって何も知らない一般人と兵士に対して行われている。1980年以降、脳の電子的な刺激(ESB)がターゲットとされた人々の理解もしくは同意なしに彼らをコントロールするべくひそかに使用されるようになった。全ての国際的な人権条約は民間人に対して行われるものは言うまでもなく、刑務所の囚人に対するノンコンセンシャルな人体の制御をも禁じている。
米国のジョン・グレン上院議員のイニシアティブの下、一般市民の集団を放射する危険性に纏わる議論が1997年1月から始まった。電磁場とビーム(それはヘリコプター、飛行機、衛星、駐車されたバン、近所の家、電柱、電気機器、移動電話、TV、ラジオ、その他から放射されている)による人間の脳のターゲティングは民主主義的に選出された議会政府に提出されなければならない放射問題の一部である。
電子的なマインド・コントロールに加えて化学的な方法もまた開発された。心を変容させる薬物と匂いの異なるガスは脳の機能に悪い影響を及ぼすことができる。それらはエアダクトもしくは水道管から注入することができる。また数カ国においてバクテリアとウイルスがこの方法を使ってテストされた。
米国またはイスラエルの有している衛星とマイクロチップ(または最新の技術を使えばそれらなしに)を通して私達の脳の機能をコンピューターに繋ぐ今日のスーパーテクノロジーは人類に対して最大の脅威を与えている。最新のスーパーコンピューターは全世界の人々をモニターする為の機能を十分に備えている。人々が間違った前提のもとにそそのかされ、彼らの身体に対するマイクロチップの埋め込みを許すときには何が起きるだろうか?1つの疑似餌はマイクロチップ・アイデンティティ・カードである。アメリカではIDインプラントの除去を違法とする為の法律がひそかに提唱された。
私達には人類のロボット化と思想の自由を含むプライバシーを完全に失う為の覚悟ができているだろうか?私達のうち、どれだけの人が私達の最もプライベートな思考を含む全ての生活をビッグ・ブラザーに譲渡したいと考えるだろうか?けれども全体主義的な新世界秩序をつくるためのテクノロジーは存在している。機密にされている神経通信システムは個人の思考を妨害し、利己的な民間組織と軍の利益になるように社会的政治的な活動を制御する目的で存在している。
私達の脳の機能がラジオ・インプラントとマイクロチップによってスーパー・コンピューターに接続される頃にはすでに手遅れである。こういった脅威は入手できる範囲のバイオテレメトリーに関する文献と国際的な会議の中で取り交わされる情報を使って公衆に教養を与えることによって回避することができる。
この技術が未だ機密にされたままである理由の一つは、精神医学用の診断統計マニュアルIV(DSM)に対する広く行き渡った信頼性によるものである。このマニュアルはアメリカ精神医学協会(APA)によって作成され、18カ国で出版されている。米国の諜報機関のために動いている精神科医達は間違いなくこのマニュアルの執筆とその修正に関与していた。この精神医学の「バイブル」は機密にされているMC技術の開発をそれらの効果の一部による症状をパラノイド・スキゾフレニアとしてレッテル張りすることで覆い隠している。
従ってマインド・コントロール実験の犠牲者達は通常、医大でDSMの症状リストを学んだ医師達によって自動的に精神病であると診断される。医師達は自分達が意志に逆らってターゲティングされた、もしくは自分達が心理戦争の為の電子的、化学的、細菌学的な実験の人間モルモットであると患者が報告する場合、彼らは真実を話している可能性があるということを学んでいない。
軍による投薬実験の方向性を変えるための時間、そして未来の人間の自由を確実なものとする為の時間は刻々と過ぎている。
この記事はフィンランド語の雑誌、SPEKULA(第3四半期号、1999年)の36th-year版の中で最初に公表された。SPEKULA(発行部数6500)は北フィンランドにあるOulu University OLKの医学生と医師の為の出版物である。それはフィンランドの医学生と北フィンランドの全ての医学博士にメールで送付されている。

Text From:http://www.whale.to/b/kilde.html