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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


「仕事ができる人の口癖」 [2014年02月21日(Fri)]
ブログを検索していたら面白い記事に会った。脳の報償系が
を活かされた内容であった。日常世界のことであった。具体
的なことであった。強い共感があった。自分の経験からも・
・・。“これはいい” “この通りだ” “この通りだった”と思
った。

      「仕事ができる人の口癖」

1.「すごいよね!」
相手を否定した場合、その仕返しははっきりわかる形で現わ
れるとは限らない。むしろ、自分が知らないところで、身に
覚えのないことを吹聴されたり、部署の中で孤立するよう仕
掛けられたりすることのほうが多い。このようにならないた
めにも、機会あるごとに、相手を称える癖を身につけること
は大切だ。

2.「ありがとうございます」
 職場で認められ、活躍する人は、必ずと言っていいほど、
周囲と良好な関係を作っている。会社員は「組織人」である
以上、良好な人間関係(=インフラ)がないと、スピード感
をもって仕事を次々消化していくことはできないもの。イン
フラを作る上で、「ありがとうございます」といった感謝の
言葉は、特に大切だ。多少、スキルがあったとしても、そう
いったインフラを築いていなければ、成功は長くは続かない。

3.「大丈夫ですよ」
大企業の社長を務めた方と接していて感じるのは、前向きな
思考をお持ちの方が多く、特にその傾向が強い人が多いとい
うこと。そして、相手の意見や考えにも「大丈夫だよ」「何
とかなるよ」と、肯定的な言葉で返す。成功している人は、
相手の気持ちや感情を凹ませないことが多いのだ。

4.「●●●しようか」
部下の立場からすると、「●●●しろ!」と言われるより、
「●●●しようか」と促されたほうが、はるかに気分よく、
働くことができるだろう。上司からすると、命令することが
大切なのではなく、いかにチームの業績を上げるかが大事な
のだ。ならば、部下のモチベーションを上げていくことが重
要になる。

5.「よくなっていきますよ」
慰めではない。気休めでもない。こういう言葉をかけると、
相手の心のあり方などが多少、よくなっていくように、接し
ていて感じることが多い。そして、何らかの形で協力してく
れるようになる。職場の中で認められる人は、少々、苦しい
状況であろうとも、「よくなっていきますよ」と周囲を励ま
すことができる。

++++
浅田真央さんが立ち直った。よかった。良かった。昨日の不
調が可哀そうであった。「支えてくれた人のために滑ろう」と
と心に決め、成功裏に終わって、“恩返しできた”と感謝した。
スポーツの人は違う。一流の人は違う。脳の回路が違う。

一転、森喜朗元首相が20日、福岡市での講演で、「負けると
分かっていた。浅田真央選手を出して恥をかかせることはな
かった」、さらに16位だった浅田選手を「見事にひっくり返
った。あの子、大事なときには必ず転ぶ」と指摘したという。

情けない。これが東京五輪・パラリンピック組織委員会会長
の言葉か。国民の心と何と離れているのだろうか。指導層の
“ガラパゴス化” “たこつぼ化”は本当に困ったものだ。影響
が大きい。
偏狭なナショナリズムは、日本のためにも、アジアのために
も、世界のためにもならない。社会のリーダーは、国民に
「希望や勇気を与える言葉」を発して欲しい。
小なりとはいえ、本ブログはその一環を担いたい。
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