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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


2月6日 迫る研究発表 [2009年01月23日(Fri)]
 厳寒の1月13日8時25分、全校なわとび朝会であった。30名の職員と503名の子供たちは一斉に短縄を回した。寒さの中で子供たちの心と体はたくましく育っていく。防衛体力がつき、インフルエンザにも負けない子になるであろう。自ら縄跳びをする鈴木校長

 縦割り活動は重要な柱、子供たちは「一緒に遊び、一緒に食べ、一緒に仕事をして仲良くなる。」のである。6年におんぶされ、一緒に走り、ルールを教えてもらい見守られながら育っていく。「おにごっこ」「ドットボール」「ケイドロ」「だるまさんが転んだ」「大縄まわし」など多彩な遊びが生み出されている。

 縦割り清掃ははじめはうまくいかなかったが、工夫に工夫を重ね3学期になってスムースに流れるようになってきた。1年や2年は面倒を見てもらって安心し、5年6年は面倒を見てしっかりした子に育っていく。縦割り体験活動によって、脳幹・大脳辺縁系、更に大脳新皮質の社会性中枢が発達する。いずれ孤立したりキレたりする子はいなくなるであろう。

 全校全クラスで森式ワーキングメモリーテストに取り組んでいる。算数では計算・想起の「犬・猿テスト」、国語では連想・「冬」「夏」「家族」「乗り物」「果物」など想起・連想テストである。前頭前野の活性化させ、授業のウオーミングアップとなる。生活経験の豊かさや頭脳の柔らかさの重要性が伺われる。今回の研究発表会では森教授が講演する。ご参加下さい。

 情動回路や記憶回路の機能と発達は経験の質に左右されることが伺われる。特に「早寝・早起き・朝ご飯」「テレビ・ゲームは時間を決めてほどほどに」は重要である。

 全学級の研究授業である。指導案の検討から事前授業、紀要・パネル作成、指導案や資料集の作成、本日1月23日は丁合作業であった。先生方は寸暇を惜しんで研究と仕事に打ち込んでいる。

 できあがった特活パートのパネル、算数パート・体育パート更に脳科学ブロックのパネルも完成した。3部会の脳科学インベントリー(指導過程への適応・具体化)もできた。

 多くの保護者や先生方とともに「脳科学と教育」の架橋・融合を目指したい。是非ご来校ください。教職員一同心よりお待ちしております。
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