独の爆発 ドルトムントの選手乗ったバス狙ったか
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ドイツ西部のドルトムントで、香川真司選手が所属するサッカーのドイツ1部リーグ、ドルトムントの選手が乗ったバスの近くで爆発が起きた事件で、地元の警察は、爆発はチームのバスを狙ったものだと見て捜査していることを明らかにしました。
ドイツ西部のドルトムントで11日、サッカー日本代表の香川選手が所属するドイツ1部リーグのボルシア・ドルトムントの選手が試合のためにスタジアムに向かう途中、乗っていたバスの近くで3回の爆発がありました。
この爆発で、バスの窓ガラス2枚が割れ、スペイン人の26歳の選手が腕にけがをして病院で手術を受けたほか、バスを先導していた警察官も耳にけがをしました。警察によりますと、香川選手にけがはないということです。
地元の捜査当局は、日本時間の12日朝、記者会見を行い、「爆発はドルトムントのチームが乗ったバスを直接狙ったものだと見られる」と述べて、ドルトムントのチームが狙われたとの見方を示しました。
また捜査当局は、爆発のあった現場近くで犯行をうかがわせる手紙のようなものが見つかったことを明らかにし、関連を調べています。手紙の内容は明らかになっていませんが、ドイツの複数のメディアは、首都ベルリンで去年12月にトラックがクリスマス市場に突っ込んだテロ事件や、内戦が続くシリアにドイツ政府が偵察機を派遣していることに言及していると伝えています。
事件の影響で、試合は1日延期され、ドルトムントは、日本時間の13日未明からフランス1部リーグのモナコとの試合を行うことになりましたが、警察は最大限の警戒態勢を取る考えを示しています。
この爆発で、バスの窓ガラス2枚が割れ、スペイン人の26歳の選手が腕にけがをして病院で手術を受けたほか、バスを先導していた警察官も耳にけがをしました。警察によりますと、香川選手にけがはないということです。
地元の捜査当局は、日本時間の12日朝、記者会見を行い、「爆発はドルトムントのチームが乗ったバスを直接狙ったものだと見られる」と述べて、ドルトムントのチームが狙われたとの見方を示しました。
また捜査当局は、爆発のあった現場近くで犯行をうかがわせる手紙のようなものが見つかったことを明らかにし、関連を調べています。手紙の内容は明らかになっていませんが、ドイツの複数のメディアは、首都ベルリンで去年12月にトラックがクリスマス市場に突っ込んだテロ事件や、内戦が続くシリアにドイツ政府が偵察機を派遣していることに言及していると伝えています。
事件の影響で、試合は1日延期され、ドルトムントは、日本時間の13日未明からフランス1部リーグのモナコとの試合を行うことになりましたが、警察は最大限の警戒態勢を取る考えを示しています。
「ドルトムントの人々とともにある」
今回の爆発を受けて、FIFA=国際サッカー連盟のインファンティーノ会長は11日にコメントを発表し、「私たちは全員ドルトムントの人々や両チームのファンとともにある。けがをしたバルトゥラ選手の状況に注視するとともに、早く回復することを祈っている。今回の事件を非難し、詳細が明らかになるのを待っている」と述べました。
また、UEFA=ヨーロッパサッカー連盟のチェフェリン会長もコメントを発表し、「今夜、ドルトムントで起きた爆発で非常に不安にさせられた。チームやファンなどの安全を最優先にしなければならないため、試合の延期は正しい判断だった」と述べました。
また、UEFA=ヨーロッパサッカー連盟のチェフェリン会長もコメントを発表し、「今夜、ドルトムントで起きた爆発で非常に不安にさせられた。チームやファンなどの安全を最優先にしなければならないため、試合の延期は正しい判断だった」と述べました。
「チームは大きなショック受けている」
今回の爆発を受けてサッカーのドイツ1部リーグ、ドルトムントのヴァツケCEOは「チームは非常に大きなショックを受けている。簡単なことではないが、次の試合に向けて、プロとしてできるかぎりの準備をしていきたい」と述べました。