親学ツアー_京都
[2007年09月29日(Sat)]
今日は、私の古巣「日本ゲートボール連合」の事業「指導者研修会」です。
以前、栃木で開催された同様の事業が、今回は京都で開催。
(栃木県でのレポートはこちら)
今回も、「ゲートボール」と「親学」の融合。
ゲートボールの職員で、日本財団で親学担当ですから、
本来であれば、自分が取り組んでいてもおかしくない事業。
会場では懐かしい面々が・・・・「いや〜、久しぶり。元気?」と挨拶を交わす、
が、京都の皆さんは、「ノガミガノさん、太ったね〜」と口を揃えて言う。
(昨日の九条ねぎラーメンのせいですよ!!!)
本人はそれほど自覚はないので・・・・・・・すみません。
帰るまでには、元に戻そうかな・・・
ちなみに会場は、京都駅前の 「PHP総合研究所」さん。
もともとは、ゲートボール&親学を京都でと企画したときは考えていなかったのですが、PHPさんは当初からこの親学をサポートしていただいている企業さんであり、そうした経緯から、休日にもかかわらず快く貸してくださいました。
いつもお世話になっていますが、またまたのご協力、本当に感謝しています。
ということで、研修会のオープニングには、特別な時間を作っていただき、PHP総合研究所の江口克彦代表取締役社長よりご挨拶をいただきました。
突然のこともあったため、時間的には数十分程度でしたが、親学・高橋史朗先生とのいきさつや自身の親学への考え等を、時に真面目に、時に楽しく、緩急をつけたお話は、さすがの一言です。
江口社長は、官民の色々な委員等も務めており、直接、お話を聞くことが難しい御方なので、とても貴重な機会になることができました。
研修会の第一部は、【「親学」を通した地域の子育てについて】と題し、
親学推進協会の高橋史朗理事長からの親学講座。
ゲートボールと親学のつながりには、ピンとこない方が多いかもしれません。
「親学」のメインとなる対象は、現役の親です。でも、今の親が悪い、学校が悪いということでなく、子どもとの関わりいう点では、地域住民にも大きく関与してくることですよね。家庭教育・学校教育・地域教育。それぞれの世界で、「親学」理念の共有化を図り、共通した大人と子どもの関わりを形成していくことが必要なのではないでしょうかということなのです。
また、ゲートボール界では、ここ最近、小学校を中心としたジュニア世代への普及が広がりつつあります。「高齢者などの異世代交流」、「スポーツ運動」、「チームワークによる人とのつながりの学習」、これらの特性に注目が集まり、ゲートボールを採択する学校が増えてきているのです。
子どもとの触れ合い、親との係わり合いが増えてきている今、ゲートボールで
「親学」を導入することは何ら不思議ではありません。
実際に、この「親学」には、スポーツ指導者からの反響が想像以上にあります。
高橋先生の講演後には、再び「特別ゲスト」が登場。
京都市教育委員会の門川大作教育長です。
門川教育長は教育再生会議の委員も務めており、今年の4月には、高橋先生が教育再生会議にて「親学」の説明をしたことがありました。そういう背景もあって、教育長が今回の話も伺いたいということで会場に来られました。そして、「せっかくですので・・・」ということで、現在の京都市における教育の現状、ゲートボール愛好者世代の必要性などについてお話をいただきました。
昼食をはさんだ後の第二部では、【地域指導者の育成について】と題し、
オリンピック女子バレーメダリスト 大谷佐知子氏の講演。
当時のバレーボール事情、指導者との関わりなど、スポーツで育った子ども・選手の心情を隠すことなく語ってくれました。
ゲートボールは、バレーボールほどメジャー位置付けになっていませんが、今後の普及を考えたとき、先輩種目であるメジャーなスポーツの歴史話は本当に参考になります。このように一時代を築いた有名選手が、こうした位置付けの事業に参加していただけるのは、本当にありがたいことです。
こうして、今回はとてつもない濃い内容の研修会が実現しました。
京都という場所柄がそうさせたのか?よく分かりませんが、
今回の研修会を参加して感じたことは、
これまで接点の無かった人たちが、ちょっとしたことでこのように出会う。
結果的に見ると、大掛かりと感じ取れるかも知れませんが、実は最初のキッカケは、それほど大したことではないですよね。ただ、そのちょっとしたことが、気づくようで気づかないもの。柔軟性の必要性とその効果を学びました。
「すべての道は、すべての道と交わりながら、すべての社会に繋がっていく。」
ですな
【「親学」の最新記事】
10月はお休み中でしょうか?ふふふ
エ?ノガミガノさんも独身?ですか?
岡山のことたくさん書いてくださりありがとうございます。
倉敷でじみち〜にパソコン勉強会をしています。
社員がきび電のちらしを公民館地域に回覧してくれたおかげで
本日も2名の新規参加者の方がられまして、電源のスイッチを
入れるところからお話しました。
パソコンが習いたかったんじゃ〜ととても喜んでくださいました。
その笑顔に引きずられて早8年!お金を出しながらボランティアしてるなんて
と思いますが、またそれもやめられず。。
パソコンの世界ではバリアもなく年も関係なく
まだまだ都会に比べたらパソコン人口の比率は少ないですが、
一人の人でも喜んでくれるなら続けて行きたいと思っています。
時々お邪魔させていただきますので、よろしくおねがいします。