親学フォーラム IN 秩父
[2006年07月02日(Sun)]
今日は、NPO法人師範塾による「親学フォーラム」が、埼玉県は秩父市で行なわれました。テーマは「脳科学と親学〜発達段階に応じたかかわり方〜」で、講師の方々は3人です。
高橋史朗(NPO法人師範塾理事長、明星大学教授)
「親学」を埼玉から全国へ 〜家庭からの教育再興
森 昭雄(日本大学文理学部教授)
「ゲーム脳と脳科学教育」
長田百合子((有)塾教育学院代表)
「親が変われば子は変わる」
現在、日本財団では、教育問題を重点テーマの1つに掲げておりますが、秩父・埼玉県の教育関係者をはじめ、約350人という大勢の参加者が集まり、会場がいっぱいになるほど盛況ぶり。その必要性・重要性を改めて実感。
このフォーラムに参加するにあたって、秩父鉄道というローカル線を利用したのですが、子どものとき、秩父へ遠足に行った以来の乗車ということで、変わらない風景を見ながら感慨深く楽しみました。
電車は3両編成で、うち1車両のみ弱冷房車。残りは昔ながらの扇風機が付いている自然に優しい電車でした。最初はその区分に気づかなかったのですが、その冷房車には、高校生や、自然を楽しみに行く若いマダムとその子どもたちのグループでいっぱい。ふと見ると、扇風機車には、高齢者を中心とした人たちだけ。しかもシルバーシート自体が冷房車にはないのです。
『高齢者の体に良くないのかな、冷房車って・・・?』
私のイメージでは、高齢者が冷房車を利用し、自然を楽しみに行くグループこそ、扇風機車に乗るべきだと思いました。もちろん、冷房が苦手という人もいると思いますが、この利用者を見て、やっぱり何かが狂っているなと感じました。
えっ!? もちろん、扇風機車を利用しましたよ、私は。