ゴースト・イン・ザ・シェルGhost in the Shell/監督:ルパート・サンダース/2017年/アメリカ
士郎正宗も『攻殻機動隊』も押井守もほとんど知らない私が見てみたよ。
新宿ピカデリー シアター6 E-13で鑑賞。原作未読、アニメも未見です。
こういう見方は『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』以来ですね。
あらすじ:人を探しています。
キャスト
- スカーレット・ヨハンソン
- ピルウ・アスベック
- ビートたけし
- ジュリエット・ビノシュ
- マイケル・カルメン・ピット
※ストーリー上のネタバレはありません。
何がネタバレになるのかわかっていないので、ネタバレじゃないかと思われたらすみません。
- おすすめ
ポイント - わかりやすい話で助かりました。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』褒めているツイートがひとつも流れてこない(見逃しているだけか??)ので不安しかないが、私は『攻殻機動隊』を全く知らないので、あるいはイケるのではないかと思っている、どうだろう。来週行ってみます。「二昔前くらいのかんじ」ていう感想見て、イケる気がしてる
— ナイトウミノワ (@minowa_) April 7, 2017
『イノセンス』のときの、現代美術館の人形展は行ったが、それだけである。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』というか『攻殻機動隊』については、「草薙素子」「タチコマ」「笑い男」「テカテカでぬるぬる」くらいしか知らないのです。映画はクライマックスまで「草薙素子」が出てこないので、スカーレット・ヨハンソンは「誰」のんだ?と思っていました。
— ナイトウミノワ (@minowa_) April 12, 2017
「「誰」なんだ?」である、誤字。
話は想像していたよりずっとわかりやすく、アクションもほどほどに入っていて良かったと思う。わかりにくいものなのだと思っていたので大変助かった。なんだか、漫画みたいだなあ……と思いつつ見ていて、あ、そうか、漫画だった。と我に返ったりした。
ビートたけしのセリフはほとんど聞き取れず字幕頼りになってしまった。言わされている感がすごいんだよね。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』見た。話はわかりやすく説明的なセリフばかりなのに全体に漂うのは「思わせぶり」という不思議なバランスの映画だった。ルックの古臭さは私はとても好みのものだったがアクションくらいは目新しさが欲しかった。
— ナイトウミノワ (@minowa_) April 12, 2017
ルックが古いというのは聞いていたが、まあこれはもう全然問題ない。世界は『ブレードランナー』の呪縛からまだ解き放たれていないのだなとは思う。アクションは、もうちょっと重さが欲しかったところ。例えば着地したり倒れたりしたら「ゴンッ」って言いそうなかんじが。だってスカーレット・ヨハンソン人間じゃないからさ。そう思ったわけ。アイアンマンとかみたいな。ゴンッ。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』全方向に気を遣った結果、ふんわりしたものが出来たというかんじ。初心者に優しいのはありがたいけど、ファンには厳しかったのでは?「これ!」という売りが見当たらないのも残念感ある。
— ナイトウミノワ (@minowa_) April 12, 2017
などと言っていたら、こんなリプライをもらった。
@minowa_ 逆に攻殻機動隊からイノセンスまで幅広くリスペクトしているのが伝わってきて大変良い実写化だと思いましたよ!キャラクターの精神性の部分は同じですし、世界観と少佐の設定も良い改変だと思いました!でも確かに「これ!!」って言う売りがないですよね・・・ 吹替版がファンには嬉しいぐらいです
— 断末摩太郎 (@M_Ccheda) April 12, 2017
@minowa_ 登場人物でそのままのキャラはいないと思いますね ただ、原作、押井版、共に違うのでこれは別に気にならない処ではありますね あと、世界観設定が違うのでそれもあってかなと思いますね 今までの攻殻は「電脳化技術が普及した世界」でしたので 少佐が初めての、というところが違うんですよね
— 断末摩太郎 (@M_Ccheda) April 12, 2017
なるほど!完全に腑に落ちた。ありがとう。そう言われてみると、私が思った「お気づかい」は良い方に作用していたんだなと思うし、ファンから見て良かった、というのが一番のことだから、うん、良かった。
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