副業とは何か、どのようにするのかを改めて学んでみた。
副業による収入の複線化は、困難な時代を生き抜く処世術であることは間違いありません。投資界でよく言われる「1つの籠に卵を盛るな」ということです。収入の分散は投資の分散と同じくリスクをヘッジするものです。
私はちょこちょこと実践してきましたので、それなりに実現しています。ただ、体系的に副業を学んだことが無かったので今回初めて2冊の本を買ってみました。買ったと言えど、アマゾンのギフト券で使ったのであまり大きなこと言えないのですけどね。
完全ひとりビジネスを始めるための本
完全ひとりビジネスを始めるための本 自宅にこもったまま安定して稼ぎたい!
- 作者: 右田正彦
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2016/12/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
右田正彦氏の著作です。右田正彦氏はブログだけで50万円、セミナー等もろもろで月に600万円を稼ぎ出すカリスマブロガーです。月に600万円というと、年に7200万ですから、プロ野球選手並みです。サッカー選手なら代表入りも見えてきます。
そういう図抜けたブロガーさんです。「完全ひとりビジネスを始めるための本」からは5つの学びがありました。
- 現実的にGoogleアドセンスで稼げる金額は月に3万円
- 物販ならば月7万円
- 1000記事書き上げれば、そのうち70記事で月に1000円稼げばよい
- メインテーマ7割、テーマ外3割で良い
- ウェブライターとして発注されるのは500記事以上で読みやすい文章を書くブロガー
私は特に最後の3つが目からウロコでした。1000記事は目標としては遥か彼方で、あと2年ぐらいかかりそうです。しかし、読まれる記事がそのうち70本書ければよいということですね。
ストック型の記事というのは難しいのですが、これから工夫していく必要がありそうです。今の私は気が付けばフローの記事が多いです。正直、書きやすいからです。
メインテーマは7割というのも意外でした。米国株ブログならば米国株のことに特化した記事で埋めたいと思うのは人情です。しかし、自分の興味に従ってわりと自由に書いたほうが良いのですね。そう知っておくと、記事の幅が広がりそうです。
今までもたまにライター業務のお話をいただいたことがあります。しかし、自分のブログのほうが報酬的に優れているので受注したことはありません。おそらくこれからもそうなのかと思っていました。
しかし、記事の内容が充実するほどライターとしての相場も上がるのですね。また、右田正彦氏の文章は読みやすく、勉強になりました。
副業ブログで月に35万稼げるアフィリエイト
タクスズキ氏の著作です。タクスズキ氏も月の収入が100万円を超えるプロブロガーです。SNSの活用などより実践的な内容になっています。大学を卒業されてほんの数年で達成した金額と言います。
「副業ブログで月に35万稼げるアフィリエイト」からは4つの学びがありました。
- インフルエンサーの力を借り、ツイートのリーチ数とフォロワーを増やす
- Facebookのフォロワーを増やすべき
- Amazonはセールの一覧ページをリンクすべき
- 「など」「とか」「思います」を使わない
影響力の大きい人のことをインフルエンサーと言います。そういう人と繋がって、リツイートしてもらう、拡散してもらうと効果があるよという話です。タクスズキ氏のすごいところは実際にカリスマブロガーに会いに行っているところです。行動力は大事ですね。
FacebookのフォロワーはTwitter以上に大きいということです。私はFacebookとブログを紐づけていませんので、これは今後の課題ですね。Twitterと関連させている人は多いですが、特に投資ブロガーはFacebookとあまり関連付けていません。
Amazonの書籍紹介はただ単に本を紹介するだけでなく、セールと関連付けるということです。全く意識したことが無かったですね。ただ、私の扱うジャンル、投資本というのはセール対象になることが限られるのが悩みの種でしょうか。漫画は頻繁にやっています。
「など」「とか」「思います」を使わないということが書かれていました。これはまた難しいです。日常では表現を柔らかく、無難に使うことが求められますから、真逆の習慣と言って良いでしょう。断定的に自信を持って書くのがよいのですね。一番難しそうです。
ということで、副業に関する2冊の書籍でした。
こういう時代なのですよね。開発途上国の人たちは当然のようにやっていますね。
私もささやかながら取り組んでいます。
やはり米国株が根幹ですね。