ローストビーフ
豚、鶏、ときたら牛も調理していきたい。
牛肉を買ってきました。
そこそこな肉です。
買って数日冷蔵庫で眠ってました。
ローストビーフの作り方はよくわかりませんが、なんとなく噂に聞いた感じでやります。検索はしません。
表面に塩。
焼く。
焼けた。
ジップロックに入れます。空気は抜いたほうがいいという噂があるので出来るだけ抜きました。
ジップロック。
70℃のお湯に入れて保温
冷める分を考慮して70℃のお湯に入れてシャトります。シャトルシェフが動詞になりました。
シャトらない、シャトります、シャトる、シャトるとき、シャトれば、シャトれ。
きっと低温調理になるはずです。
1時間後には62℃になっていました。
結構汁が出た
4時間後、取り出してみると結構な汁が出ていました。これはちょっと嫌な予感がします。
この汁は絶対にうまいやつなので捨てません。
なにはともあれ休ませます。
玉ねぎとニンニクをみじん切る。
ひき肉はうまい。
玉ねぎとニンニクを鍋に入れて、あとオリーブオイルも入れます。レシピはノリです。アドリブでどうにかなる。
オリーブオイルは多ければ多いほどうまい。
スパイスを色々入れます。なにを入れたのか覚えてません。
トマト缶をどばー。トマト缶があれば大抵のものはおいしいなにかになります。トマトは偉大。
カットトマト90円。トマト缶詰はエライ。
味見したら塩味がなかったので醤油を入れます。大抵、醤油を入れれば食える味になる。
あと思い付きでケチャップ。
ペンネはソースの水分で戻ります。
シャトルシェフは煮込んでいる間に水分が蒸発しないので、最初から水を少なくするかあるいは水を吸うものに吸わせないとぼやけた味になります。
なのでペンネに吸わせます。
いっぽう、同時進行で肉汁をソースにする。ローストビーフの汁をフライパンへ。
複数の料理を並行して作るのは頭の運動になり楽しいので同時にやっていきます。
ワインを入れて煮詰めます。
多分醤油もちょっと入れた。
茶色い。うまそう。
火が通りすぎてた
切ってみたら、芯までまぁまぁ火が通っていました。ちょっと温度が高すぎたようですね。シャトルシェフの保温力を舐めてました。
シャトルシェフでローストビーフは初めてなので仕方ありません。
ローストビーフに関しては研究が必要です。
さて、シャトっていたペンネが出来ました。最後に2分程度火にかけるとペンネの芯がなくなります。
そして盛り付け。
複数の料理が同時に出来上がるのは気持ちがよいですね。
見た目はまぁまぁです。思い付きでもなんとかなる。
赤ワインソースが絶対うまい色をしている。
春なので木の芽(山椒の芽)を散らした。
ゆで時間とか適当でもそれなりにおいしくなるのでペンネはエライ。
料理はノリでどうにでもなります。失敗しても、それはそれでいい。明日また作ればもう少しおいしくなります。
正直に言いましょう、とてもおいしい。
ちょっと固いけどソースのおいしさですべてがあがなわれた。
後日、成功させたという
65℃スタートで2時間、温度が下がったので加熱して60℃にして1時間。計3時間の保温で赤いローストビーフになりました。
時間や温度は肉のサイズによる。
ソースを掛けるセンスはない。
とてもおいしい。
みんなもシャトれ
以上、シャトルシェフで色々作った自慢でした。
ふつうに広告でもなんでもなく、個人的な趣味でお勧めしているわけですが、本当に良い。外部エネルギーなしに保温だけで調理するという発想が楽しい。太陽電池と似たロマンがあります。
注意点としては、低めの温度で長時間(10時間以上など)保温すると、細菌にとって居心地がよくなりすぎ腐敗してしまうということ。
煮込み終わったらタッパーに移して冷蔵庫にしまうか、火を入れて温度を高くしましょう。