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浅田真央。(写真=中央フォト) |
韓国メディアのYTNは11日、「“フィギュアの女王”キム・ヨナのライバルにされていた日本のエースの浅田が突然引退を宣言した」とし、「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)の出場が事実上難しくなって仕方ない選択だったと見られる」と報じた。引き続き「キム・ヨナがグランプリとバンクーバー五輪を制覇するなど“フィギュアの女王”として派手に注目されたが、浅田はいつもキム・ヨナの影にとどまった」とし、「トリプルアクセルを成功させて“フィギュア天才”と呼ばれていた浅田は、叶えなかった夢を後にしてきびすを返さざるを得なかった」と付け加えた。
スポーツ東亜は「キム・ヨナと長い間、韓日フィギュアスケートでライバル構図を作ってきた浅田の引退に韓国のファンたちも残念に思っている」と伝えた。
アジア経済は2014年2月に放送されたKBS2『ソチ冬季五輪特集アディオスクィーンヨナ』で公開されたキム・ヨナと浅田のジュニア選手時代のインタビュー内容を報じた。キム・ヨナは当時、インタビューで「真央はジャンプを本当に数回回らなかったかのように簡単にやりこなした。失敗もなかった。練習する度にうらやましかった」と話した。浅田は、キム・ヨナに対して「同い年だが、とても上手でジャンプもきれいだ。表現力もすごい。良いライバルだと考えている」と明らかにした。