JR東日本が、東京駅と新宿駅の構内をGoogleストリートビューに公開しました。両駅とも、一部で「ダンジョン」と呼ばれるほどに複雑な構造。慣れていない人も、これで事前に確認しておけば迷わず攻略できるかもしれません。
試しに東京駅へ行ってみると、丸の内南口からスタート。改札から中に入ると、みやげ物屋が立ち並ぶ京葉ストリートや新幹線の乗換口などへ散策できます。普段の人混みがまったくないのがとても新鮮。
続いて、初めてTDLを目指す者がくじけかねないほど遠い(筆者個人の感想です)、下層の京葉線ホームを目指すことに。異様に長い動く歩道までは行けましたが、仕様上その先のエスカレーターを下りることはできませんでした。ただ、右側のボタンで「B4」以下を指定すれば、京葉線や総武線快速のホームへたどり着くことはできます。というか、階層指定ボタンが3階から地下5階まであることにあらためてびっくり。ここ駅ですよ?
新宿駅も同様で、2階を指定すれば南口、1階では中央線ホーム、B5では京王線ホーム、B7では大江戸線ホームと、各方面へワープ可能。移動自体は楽ですが、階段からホームなどへ行けないのでちょっと混乱するかもしれません。
JR東日本は、今後も首都圏の主要なターミナル駅を順次公開する予定。なお、筆者は両駅とも20年以上利用していますが、普段行かないエリアでは正直迷いました。Googleストリートビューは予習にこそ使えますが、広大な駅を上手に利用するには、やはり現地で慣れる必要がありそうです。
(沓澤真二)
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