こんにちは~うさぎです。
今回は勉強の必要性について。
私には子供が5人いるんですが、小学生以上が3人。宿題、課題、テストがたくさんあって皆大変です。私はとても教えられない。算数は分数のところで挫折してるし。教えるのはパパ担当。そんな時に、
「どうして勉強しなくちゃいけないの?」
という親としてはよくわからない、答えにくい質問が。。
「高校、大学とか出てないと将来就職に困るでしょ?
就職できなかったらお金もらえないでしょ?
お金なかったら好きなもの買えないでしょ?
だから勉強は必要!」
これが私の回答。ちょっと前までは。
私たち家族は、数年前に山の上に家を建てて家族で移り住みました。
草ぼうぼうのうちの庭(200坪くらい?)を見て、
「ああ、草刈り大変そうね」
と私。
そしたら旦那が
「そう?食べられる草がたくさん生えてるよ!」
旦那は薬剤師。薬剤師さんて薬のことだけ知識がすごいと思ってたら植物の知識もあるんです。薬はもともと植物からできるからだと思う。
ちなみに日本の大学の薬学部はすべて「薬草園(植物園)」の設置が義務付けられてるんですって。知ってました?
だから植物は知ってるし、食べられる野草も知ってる。虫刺されの時につける野草はコレ、便秘にはこの野草、これは生でも食べられる(と言ってむしゃむしゃ葉っぱを食べるw)、こんな感じで私たち家族を驚かせたのでした。
私たちの目に映る景色は
「ああ、野原だな。」
でも勉強している人にはこう見える
これは食べれる、美味しい
これは食べれる、生でいける
これは火を通せば食べれる
これはキズにつけると良い
これは毒だから食べれない
これは胃腸薬になる
これはいい匂いがする
↑こんな風に分類されて見えるらしい。
知らない私たちにはただの草なのに、知ってる人には宝の山なんですね。
ああ、そうかと。
子供の「どうして勉強しなくちゃいけないの?」の答えは
「勉強すると就職できる、お金持ちになれる」
こうゆう一般的な、誰にでも答えられるような答えだと説得力ないですよね。
私の今の答えは、
「パパはたくさん勉強して、美味しい食べられる野草を知っていたり、薬になる野草を知っていて便利でしょ?みんなを助けてくれるじゃない。だから勉強って大事なんだよ。」
このリアル感が大事だと思う。私で言えば、
「ママはねえ、勉強していたから歯科衛生士さんになれたよ。そして歯が痛い人を助けたよ。それでもっと勉強したから看護師さんになれたよ。それで今は病気の人をたくさん助けることができるでしょ?」
という感じに。
子供たちのリアクションは「ふーん」でしたが、
そして「よっしゃ、勉強やったるで~~」とはなりませんでしたが(笑)
親の私が自信をもって伝えられる答えになったと思う。