SUVと分類されながらも都会的な雰囲気を持つSUVとしての地位を固めるハリアー。
最近のクロスオーバーSUV人気の中でも、間違いなくその口火を切った一台ということになるでしょう。
大柄なボディで颯爽と走る姿は「恰好いい」のひとこと。
何がそう思わせるのかはぱっと見からは分からないながら、なぜかそう感じさせてしまう雰囲気を持っているようです。最近のクルマにしては珍しいほど「個性」が引き立つデザインは外観だけでなくインテリアまで含めてのものであり、そこには何か明確な意図を感じるほどのものになっています。
これまで直接ライバルとなるクルマが無かったことからしても、このクルマは独特な地位を占めているということなのでしょう。
日本の路上に合わせたボディサイズは全長4720×全幅1835×全高1690mmでホイールベースが2660mm。
3ナンバー車として長いフロントオーバーハングによるスポーティさを強調しながらも、高級感を強調することによって都市型クロスオーバーSUVとしての上質な乗り心地を楽しめるモデルと言うことになるのでしょう。
ディーラーへ突撃
最近のトヨタ車としては珍しくメッキのグリルを使わないスッキリとした感じのフロントデザイン。
LEDヘッドライトが全車で標準装備となっているのに加え、中央寄りにはライン上に発光するクリアランスランプが使われて、なかなかオシャレな感じです。
中心には「ハリアー」を意味する鷹をイメージしたエンブレムが。ギラギラしたイメージの高級車ではなく、何となく外国車のように落ち着いた合理的な雰囲気を感じてしまうのは気のせいでしょうか?
さり気ない大人の雰囲気を感じさせるデザインが女性にも好かれる落ち着きを感じさせます。
全体的に嫌みのない高級感が感じられ、万人に受け入れられやすいデザインになっているのでしょう。
フロントはロングオーバーハング、リヤはショートオーバーハングとすることで、視覚的にスポーティー感のあるイメージであり、躍動感を感じさせるダイナミックなプロポーション。
オナジナルコンセプトのレクサスRXよりは一回り小振りな国内サイズとしてまとめられています。
車高があることからボディのボリューム感は結構なもの。精悍な外観が車格の高さを伺わせます。
運転時の視点が高くなることから、サイドミラーは大きなタイプが使われていますが、左右前下方に死角が出来てしまうのは致し方のないでしょう。
メーカーオプションで設定されているパノラミックビューモニターが効果的になります。これによってカメラによって死角がカバーされ、モニター表示で車の挙動(傾き)が把握できるようになります。
プラットフォームはUSA向けの4代目RAV4のものが使われており、それに日本国内向けにデザインされたボディが載せられ、乗り心地も日本向けにチューニングされた背景を持つモデルとのこと。
ハリアーのエクステリア上の大きな特徴となっている車体後部。
この部分を見るだけでハリアーであることを伺わせる個性的なデザインになっています。
リアのコンビネーションランプも特徴のあるデザインで、ハリアー(鷹)の羽の形状をイメージしたものであるのは、なかなかシャレた部分です。
実物を前にすると、「ハリアー」の大きな魅力が、そのデザインにあることがよくわかります。特にCピラーによって綺麗なカーブを描くウインドウのデザインは、まるでスポーティセダンのよう。
プリウスαと似た構成ながら、全く違うクルマに見えるのは、もとのコンセプトが違うことによる見事なデザイン技術のなせる業ということなのでしょう。
最近のどんなクルマとも違う個性的なエクステリアだけでなく、トータルな優美さを感じさせるデザインであることは、インテリアに対しても同様です。
インテリアは落ち着いた雰囲気で上質感を漂わせる快適なもの。メーター類は各種スイッチも見やすい位置に配置されていて操作性も良好です。
街乗りが中心となるこうしたクルマには快適性が重要な要素となるのは当然のこと。
その点においてハリアーはエスクテリアだけでなくインテリアにも各部に洗練されたデザインが取り入れられており、「運転すること」への配慮が満足感を高めることにも繋がっているようです。
車体幅が1835mmもあることから、最初はさすがに横方向のサイズの違いを感じてしまいますが、それも慣れによって解消されてしまう程度のもの。大きなサイドミラーもあって、後方の視認性も悪くありません。
着座位置が高いのと視界がいいこと、そして最小回転半径が5.3mと、この手のSUVとしては小さいこともあって、意外と運転しやすいクルマにもなっています。
中央にマルチインフォメーションディスプレイを挟んだアナログのメーター配置は最近のトヨタ車の標準ともいうレイアウトです。
「プレミアム」ではウッドコンビステアリングが装備されているほか、チルト&テレスコピックステアリングも電動という豪華版。
一方で「エレガンス」や「グランド」でも、ステアリングは本革巻きになっています。
センターコンソールは光沢が美しいピアノブラック調の塗装がされ、シフト部分の木目とうまく調和していて高級感あふれる印象。
8インチディスプレーを含むフラットパネルによって前席での左右の空間が確保されてユッタリした感じであることも、高級感を盛り上げる心理的な効果を果たしているようです。
大きな車体幅のスペースを無駄に使っているのではなく、上品なデザインによって、価格相応以上の高級感を与えているあたりは見事なものです。
運転席から続く曲線によって構成された左右非対称のデザインはドライバー中心に構成されたものになっており、ドライバー本人が「自分が中心」的な感覚で運転できることは実に気分のいいところ。
助手席の前も本革風材質のソフトパッドが使われており、一見して落ち着いたセンスのいい高級車に乗っている雰囲気にしてくれるのは、さすがインテリアに長けたトヨタ車の本領が発揮される部分です。
グローブボックスの上や運転席の右下には間接照明など、なかなか心憎い装飾がされているのも効果的です。
グレードによって、シートにはファブリック、ファブリック+合成皮革の2種類が設定され、これによってグレードの差別化が図られています。
「エレガンス」以上のグレードではファブリック+合成皮革のシートには光沢のある糸や素材がふんだんに使われており、その名の通り、上品さ、優美さを感じさせてくれるのが大きな特徴です。
内装色もディープボルドー、ブラック、アイボリーの3色が用意され、とくにディープボルドーは珍しく紫色を主体とした色調になっていて、シートベルトにまで同系色を配した設定であり、ある意味このクルマの格調高いイメージをうまく表現したものになっています。
ただ頭上スペースも確保されていますが、床面が高いためにミニバンのようなユッタリ感はありません。
インテリアから受ける高級感と快適さ。今までは高級セダンでしか手に入れることの出来なかったこうした室内空間をSUVでも得られることが、このクルマが人気を保ち続ける理由でもあるのでしょう。
これだけの上質感が得られながら、ガソリン車であれば全般的に価格に手ごろ感があるのも、このクルマの大きなセールスポイントになっているようです。
SUVとしての重要なスペックである荷物スペースは9.5インチのゴルフバッグが4個収納できる広さ。デッキボード下にも収納スペースが確保されています。
開口が広くて平面的で、奥行きも十分にあり、フロアには4本のレールが備わって、ケージなどを出し入れしやすいようになっています。
ただフロアの高さが745mmとちょっと高めであり、重い荷物の出し入れはちょっと大変そうなのは残念なところ。
パワートレイン
ノア/ヴォクシーと同じ2L直4エンジン(最高出力151ps/6100rpm、最大トルク19.7kgm/3800rpm)を搭載してCVT(無段変速機)と組み合わせたFFか4WDとなるガソリンエンジン、そしてカムリと同じ2.5L直4エンジンとTHS(トヨタ・ハイブリッド・システム)IIを組み合わせ、後輪にも駆動用モーターを搭載した4WDハイブリッドモデル(システム最高出力197ps)の3種類が設定されています。
JC08モード燃費としては、それぞれ16km/L、14.8~15.2km/L, 21.4~21.8km/Lとのことで、車体の大きさと高級感を前面に出している割にはなかなかの高燃費であるのは嬉しいところです。
セールスマンとの会話
現物を見せてもらった後にセールスマンと交わした会話です。
見積書公開
グレードの種類は少ないながら、中心グレードの@エレガンス」でも十分な装備が備わっているためにお買い得感があります。
【おすすめ車両】 ハリアー ELEGANCE
【ボディタイプ】 SUV
【排気量】 2000CC (3ZR-FAE)
【駆動】 FF
【ミッション】CVT
【ボディカラー】 スパークリングブラックパール
【型式】 ZSU60W-ANXMP
| 車両本体価格 | 2,880,000円 |
|---|---|
| 値引き | 円 |
| 計 8% | 2,880,000円 |
| ※1 メーカーオプション価格 8% | 43,200円 |
| ※2 付属品価格 8% | 490,212円 |
| 車両現金販売価格(消費税込)① | 3,413,412円 |
| 下取車価格(-) | 0円 |
| 下取車残債 | 0円 |
| 差引お支払い額 ② | 3,413,412円 |
| ※3 税金・保険料 | 121,340円 |
| 課税販売諸費用等 8% | 78,140円 |
| 預り法廷費用等 | 18,870円 |
| その他 | 97,980円 |
| 計 ③ | 316,330円 |
| 消費税・地方消費税合計 | 258,633円
(%は消費税・地方消費税率) |
| 現金販売時お支払総額(②+③) | 3,729,742円 |
欄外値引き額-149,742円
欄外差引値引き後3,580,000円
※3 明細
| 自動車税 12月登録 | 9,800円 |
|---|---|
| 自動車取得税 | 49,000円 |
| 自動車重量税 | 22,500円 |
| 自賠責保険料 37ヶ月 | 40,040円 |
| 税金・保険料 小計 | 121,340円 |
| 検査登録手続代行費用 | 37,260円 |
| 車庫証明手続代行費用 | 14,580円 |
| 納車費用(ご自宅) | 8,856円 |
| 下取車手続代行費用 | 9,504円 |
| 下取車査定料 | 7,560円 |
| 資金管理料金⑥ | 380円 |
| 補助金申請代行手数料 | 0円 |
| 字光式装置代 | 0円 |
| 課税販売諸費用等 小計(消費税込)④ 8% | 78,140円 |
| 預り法定費用(新規検査登録手数料) | 3,320円 |
| (車庫証明手数料) | 2,500円 |
| (下取車登録手続費用) | 300円 |
| 預りリサイクル預託金 ⑤ | 12,550円 |
| 公正証書作成費用 | 200円 |
| 預り法定費用等 小計 | 18,870円 |
| 9,500円 | |
| 自動車保険料 | 0円 |
| 下取自税 | 0円 |
| ウエルカムサポート 0B | 76,600円 |
| 保証がつくしプラン 3 | 11,880円 |
| その他 小計 | 97,980円 |
※1 ※2 メーカーオプション・付属品明細(消費税込)
| [内装] | ファブリック(ジオウキュウ)+ゴセイヒカク/ブラック(標準) |
|---|---|
| [タイヤ] | タイヤ&ホイール225/65R17タイヤ7Jアルミホイール(センターオーナメントツキ)(標準) |
| [メーカーオプション明細] | |
| スパークリングブラックパール | 32,400円 |
| スペアタイヤ(オウキュウヨウタイヤ165/80D17ST) | 10,800円 |
| メーカーオプション計 | 43,200円 |
| [付属品(その他)明細] | |
| トウナンボウシナンバー(プレステージ) | 9,072円 |
| グラスシーラント TYPE-2 | 81,000円 |
| フロアマット、エクセレント | 39,960円 |
| サイドバイザー、ワイドタイプ | 25,920円 |
| ‘16ETC(ビルトイン)ボイスタイプ・ナビレンドウ | 25,380円 |
| ‘16TCナビ9インチモデル「NSZT-Y66T」 | 280,800円 |
| ‘16TCマルチビューバックガイドモニター | 28,080円 |
| 付属品(その他)計 | 465,912円 |
リサイクル法関連費用明細
| 預りリサイクル預託金 ⑤ | 12,550円 |
|---|---|
| 内訳 (シュレッダーダスト料金) | 8,840円 |
| (エアバッグ類料金) | 1,930円 |
| (フロン類料金) | 1,650円 |
| (情報管理料金(消費税込) | 130円 |
| 資金管理料金(消費税込)⑥ | 380円 |
| 計 | 12,930円 |
お支払いプラン
| 頭金 | 1,203,412円 |
|---|---|
| 割賦元金 | 2,210,000円 |
| 支払い開始月 | 29年1月より |
| 支払い回数 | 60回 |
| 初回 | 28,741円 |
| 毎月 | 28,700円 x 49回 |
| ボーナス 7月 | 120,000円 x 5回 |
| ボーナス 12月 | 120,000円 x5回 |
実質年率6.9%
見栄えとイメージからすると、ハリアーの価格は非常に割安に思えます。
合わせて内装の上質さを併せるとその印象がより強くなり、セダンでもない、ファミリー用途でもない、その独特の位置づけが好ましく感じてしまいます。ハイブリッドを中心に、このところの効率だけを重視したクルマが多い中にあって、その個性が引き立ってしまうのは当然のことでもあるのでしょう。
そして最上位グレードともなると、後40万円ほどプラスすればレクサスRXのベースグレードに都の届く微妙な価格帯。エクステリアとインテリア、そしてブランドとの価値を比較の上で決断することになりそうです。
 
車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。
私はこの方法で毎回新車を30万円安く購入しています。覚えておいて損はありません。
