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ソニー,バイオミュージッククリップをメモリースティック ウォークマンと並べて展示

  • 芳尾 太郎=日経エレクトロニクス
  • 1999/11/16 16:22
  • 1/1ページ
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 ソニーのブースでは,半導体メモリを記録媒体に使った二つの携帯型音楽プレーヤに人 だかりができた。今回発表した「バイオミュージッククリップ」(写真)と,「メモリ ースティック ウォークマン」である。

 説明員によると,もっとも多かった質問 は両者にどんな違いがあるのかということだった。 前者(写真)は同社が開発した「ATRAC3」形式の音楽データだけでなく,MP3形式も再生できるよ うにした。「ほかのデータ形式にも拡張可能」という。一方後者は,携帯型プレーヤでは ATRAC3しか再生しない。ほかの形式のデータはあらかじめパソコンでATRAC3に変換する必 要がある。このほか,前者はパソコンとの音楽データの転送にUSBを利用するのに対し ,後者はメモリースティックを使う。

 「開発部署の違いが製品に反映された。バイオミュ ージッククリップは名前のとおりパソコンの担当部署が開発したもの。一方のメモリース ティック ウォークマンはオーディオ担当部署の開発品」(ソニーの説明員)。 バイオミュージッククリップは2000年1月に発売。価格は299米ドルを予定している。これ はメモリースティック ウォークマンより100米ドル低い価格設定という。64Mバイトのフ ラッシュEEPROMを内蔵する。MP3コンテンツは,パソコンのソフトウエア「OpenMG Jukebox」を使って著作権が保護できる形式に変換したうえでプレーヤに転送する。

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