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【プロ野球】

近藤「のらりくらり投法」で竜封じる 13日に今季初先発

2017年4月11日 紙面から

13日の中日戦先発に向けて調整するヤクルト・近藤=神宮外苑で(竹村和佳子撮影)

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 昨季途中、オリックスから交換トレードでヤクルトに移籍した近藤一樹投手(33)が、13日中日戦(神宮)で今季1軍初先発する。「調子よく打たれたり調子よく抑えたり、のらりくらりしながら、どんな形でもいいのでアウトを積み上げ、イニングを稼いで行きたい」と、変幻自在の「のらりくらり投法」で中日打線を翻弄(ほんろう)する。

 移籍後は救援のみ8試合に登板し防御率3・18だったが、中日戦は2試合1イニング1/3に投げて無失点。先発はオリックスでの6月11日DeNA戦(京セラ)以来で、中日戦の先発は2010年6月1日までさかのぼる。

 その攻略プランは、自分でも「マウンドに上がらないと分からない」。チェンジアップ、カーブ、スライダーなど「種類の多さは人に負けない」と言う豊富な球種を駆使して、緩急で打ち取るのが基本線だが、軸になる変化球を決めず、その日調子のいい球種をチョイスして組み立てるという。投球も報道陣への受け答えも、つかみどころがないのが逆に持ち味だ。

 伊藤投手コーチは「2軍で今一番状態がいいという報告。経験のあるベテランだし、球に元気があるので、粘ってゲームを作ってくれれば」と、期待をかけていた。 (竹村和佳子)

 

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