東芝 綱川社長「このような結果となり誠に遺憾」
東芝の綱川智社長は監査法人が今回の決算について「意見不表明」としながら、決算を公表したことについて、「このような結果となり誠に遺憾です。監査委員会からは、損失を認識すべき具体的な指摘を受けていない以上、延長申請を改めてしても、今後も監査法人から適正意見をいただけるめどはなく、これ以上株主や関係者にご迷惑ご心配をおかけすることになるので、極めて異例だが決算を公表することにした」と述べました。
そのうえで、「決算ができない状況が続き、このような事態に至ったことに関しまして、大変なご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを心からおわびを申し上げます」と陳謝しました。
そのうえで、「決算ができない状況が続き、このような事態に至ったことに関しまして、大変なご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを心からおわびを申し上げます」と陳謝しました。
東芝の綱川智社長は記者会見で、「昨年度の通期の決算については、今回の決算手続きの延長で、監査手続きに時間を要すると考えているが、5月中には決算内容を公表する予定だ」と述べました。
通期決算は5月中に公表
東芝の綱川智社長は記者会見で、「昨年度の通期の決算については、今回の決算手続きの延長で、監査手続きに時間を要すると考えているが、5月中には決算内容を公表する予定だ」と述べました。
監査委員会委員長 佐藤取締役「財務諸表に影響ない」
東芝の監査委員会の委員長を務める佐藤良二取締役は記者会見で、監査委員会が行ってきた調査に関連して、「一部経営者について、限定された範囲期間で不適切なプレッシャーと見なされうる言動が認められたものの、当社および子会社だったウェスチングハウス社の内部統制は有効に機能しており、財務諸表に影響を与えなかったと判断している」と述べました。
また、監査法人が今回の決算に対して「意見不表明」としたことについて、「理解を得るべく、これまで多岐にわたる調査を実施し、最善を尽くしてまいりましたが、このような結果になりましたことは、誠に遺憾に存じます」と述べました。
また、監査法人が今回の決算に対して「意見不表明」としたことについて、「理解を得るべく、これまで多岐にわたる調査を実施し、最善を尽くしてまいりましたが、このような結果になりましたことは、誠に遺憾に存じます」と述べました。