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Tokyoから面白いモノやコトを発信。でもApple多め。

Apple,MacBookが7年間1位のラップトップランキングで5位へ陥落!残念!

Apple Mac OS

 

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Laptop Magが「Best&Worstラップトップブランドランキング2017」を発表。このランキングが始まって以来実に7年間、Appleは毎年ベスト(1位)ラップトップに選出されていました。しかし、今年は5位にまで順位を落とし、ついにその王座を明け渡すこととなりました。

  

Lenovoが1位に!YOGAシリーズが高評価!

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2017年のランキングを見てみるとLenovoが1位に!LenovoはYOGAシリーズが高く評価されている模様。2位はAsus、3位は出ると続き、AppleはAcerと同率の5位という結果に…順位だけでなくスコア的にもなかなかの差がついてしまっているようですね。

ちなみにランキングの「レビュー」は製品の品質、「デザイン」はデザインの鮮度、「サポート」は各社のテクニカルサポートの対応、「イノベーション」は革新的技術が導入されているか、「バリュー&セレクション」はコストバリューとメーカーが提供する製品の選択肢の幅、「保証」(warranty)はアフターサービスの質が評価基準となっています。各項目のスコアを合計すると100点満点となります。

 

Appleは1位から5位へ陥落…

f:id:iggy3:20170411113132j:plain 2013年からの順位を見るとAppleが昨年までずっと1位だったのがよく分かります。Lenovoは2015年、2016年は順位を落としてたものの今年はいきなり1位に。Appleは1位から5位とかなりの下げ幅なので、ファンとしては悲しくなりますね。実に7年間もずっと1位であったのに突然の陥落。なかなかショッキングな出来事です。 どうしちゃったんだAppleさん。

 

Lenovoは「イノベーション」評価が満点

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LenovoはYOGA 910のベゼル幅の薄さ、豪華なデザイン、バッテリーの持ち、そしてYOGA BOOKの近未来的なHaloキーボードが非常に高く評価されています。個別の評価シートを見ると「サポート」と「保証」以外の4つの分野でAppleより高スコアを叩き出しています。特に「イノベーション」(革新性)と「バリュー&セレクション」項目のスコアは注目に値するでしょう。

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            (YOGA BOOK)

なるほど実際YOGA BOOKのHaloキーボードめちゃめちゃカッコいいです。ぶっちゃけ欲しくなりましたwただ、日本人的感覚からするとどうしてもストリートファイターのダルシムを連想してしまうww「ヨガファイア」的なやつを。実際YOGAって最近流行りのストレッチ運動の「ヨガ」に由来してますしね。ヨガのポーズをとるかのごとく、様々な形状に変化する ということらしいです。個人的にはちょっとイロモノ的な感じで見てたけど、確かにイノベーションに富んだ端末であることは間違いなさそう。面白いんでチェックしてみようかと思います。

 

Macbookは金がかかる!?

f:id:iggy3:20170411115741j:plain 一方のAppleは、「デザイン」や「サポート」「保証」などは相変わらず評価されているようですが、「バリュー&セレクション」はかなり低く評価されています。最初の図で他ブランドと比べても著しく低いスコアであることがわかるでしょう。(「バリュー&セクション」はAppleとMicrosoftがお揃いでダントツ低評価w)

これは単純にコストパフォーマンスの悪さに由来しています。 Laptop Magは「同社のMacBookはスリムでパワフルに整備されているが、お金が山ほどかかり、周辺機器を接続するための変換アダプタが必要となる。」としています。「USB-C/Thunderbolt 3」へ完全にポートを移行したことにより、それまで使っていた周辺機器を使うにも変換アダプタが必要になり非常にコストパフォーマンスが悪いことは実際に多くのユーザーが指摘している点でもあります。「お金が山ほどかかる。」と表現されるように本体の価格自体が性能に比べて高すぎることもかなりマイナス評価なようです。

「イノベーション」が低いのもかなり気になります。昨年10月に発売した新型MacBook Proが「Touch Bar」という新技術が搭載されながらも低いスコア。実際「Touch Bar」機能を有効に利用できるアプリなどまだ出ておらず、画面の明るさ調整ぐらいでしか使っていないというユーザーも多い模様。Laptop Magも「Touch Bar」はあまり評価していないようです。また、他の多くのメーカーが採用しているフルタッチスクリーンに対応していないことも革新性の低評価へと繋がりました。

ただ、「同社のサポートと保証オプションに勝るものはない。」と、「サポート」「保証」についてはかなり高く評価していることは付け加えておきます。

  

MacBook Pro 2016の不振が王座陥落の原因か

f:id:iggy3:20170411131738p:plain 実はMacBookの購入を検討していた矢先、Appleファンにはしょっぱいランキング結果となってしまいました…これはやはりMacBook Pro 2016の不振が影響してるんではないでしょうか。

バッテリー性能を優先し、最大メモリは16GBのまま大きな進歩の見られないスペック。しかもバッテリーの持ちが今までの機種以上に悪いことも後に判明。「USB-C/Thunderbolt 3」への移行による使い勝手の悪さ。GPUの不具合の多発及び、それに伴う修理サポートの受付一時停止などなど。ユーザーの不満点が非常に多い端末という評価が定着してしまいました。実際、MacBook Pro 2016を買ったけど整備済品などで前モデルを買い直す人までいたようです。下に実際に買い直したヒカキンさんなどのユーチューブ動画を貼っておきます。

 

MacBook Pro 2016買ったけど2015モデルを買い直すヒカキンさん 

www.youtube.com

変換アダプタ地獄を実演する瀬戸弘司さん

www.youtube.com

 GPU不具合を報告するカズさん

www.youtube.com 

有名ユーチューバーの方々が軒並み低評価なんですよねMacBook Pro 2016…前モデルに比べて軽く薄くなっていたり、デザインも良くなっていますし、新搭載の「Touch Bar」などと一見良さげなのですが。でも、実際に使い始めると不満が出てくるってパターンが多いようですね。ここ数年のApple製品から考えても断トツで不満の噴出している商品となってしまいました…

しかもGPUの不具合に関してはAppleが一時期修理受付を停止してしまって、どうすれば良いか途方に暮れたユーザーが大量発生。Appleの対応にうんざりした人も多いはず。仕事で使ってる人からしたら死活問題ですしね。この一件で自分はAppleの初物(フルモデルチェンジして1型目)には手を出さないと心から誓いました。一連の対応への不信感も抱いてしまいましたし。プロの名を冠した高額な最新モデルがこれって…

 

やはりApple製品はコストパフォーマンスが抜群に悪い

現状まだ「サポート」「保証」については高評価なようですが、これってある意味当たり前なんですよね。高い端末価格の上にさらにAppleCareで高額な保険料まで徴収してるわけですから。ラップトップタイプのAppleCareは23,800円(税別)もします。もともと修理費が高額なので、そりゃあCareの期間内に1回でも修理に出せば元取ったも同然にはなりますよ。でも自分もiMacで加入してますが、このご時世にPCに30、40万かけてその上に掛け捨てで2万の保険は正直痛いです。

やはりApple製品はコストパフォーマンスが抜群に悪いw「お金が山ほどかかる。」と評され、「バリュー&セクション」の評価が著しく低いのも妙に納得してしまいました。今回のラップトップランキング首位陥落は妥当なことかと。ここ最近はフラッグシップモデルの不具合、不評、相変わらず高い端末価格に保険料ともはや褒めるべき点が無いような気もします。自分のようなApple信者はそれでもどこかに良い点を見出そうとしてしまいますがw

Appleは現在、全くの新型のMac Proとプロユーザー対応の新型iMacを開発中。新型iMacは今年の10月にも発売と言われています。ぜひラップトップモデルでもイノベーションに富んだ新型を開発して、また1位に返り咲いてほしいものですね。

 

(via:Laptop Mag)