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ウイルス付きメールが拡散中、件名は「宅急便お届けのお知らせ」、ヤマト運輸からの通知を装う

 コンピューターウイルスが添付された日本語メールが拡散中だとして、警視庁や一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(Japan Cybercrime Control Center:JC3)が注意を呼び掛けている。

 今回、4月11日付で警視庁がTwitterアカウントを通じて早期警戒情報ツイートを出したのは、件名が「宅急便お届けのお知らせ」というもの。本文には、お届け予定日時や伝票番号、「※お届け予定日時につきましては、ゴルフ・スキー・空港宅急便(施設宛)の場合、プレー日(搭乗日)を表示しております。」といった文言が記されており、ヤマト運輸からの通知を装っている。添付ファイルは、PDF文書を装ったウイルスだという。

 このほか、件名が「写真添付」「支払い」「デスクトップ画像」「画像」「写真」というメールについても、4月10日付で早期警戒情報ツイートを出して注意を呼び掛けている。こちらは、写真や請求書などの添付ファイルを確認するよう求める内容となっており、添付ファイルは写真などを装ったウイルスだという。

 具体的なメールの文面や添付ファイルの名称などは、JC3のウェブサイトで注意喚起情報としてまとめられている。

ウイルス付きメールの具体例が、JC3のウェブサイトで公開されている