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 フィギュアスケート女子の2010年バンクーバー五輪銀メダリストで、世界選手権を3度制した浅田真央(26)=中京大=が10日、自身のブログで現役引退を表明した。

 浅田は5歳でスケートを始め、トリプルアクセル(3回転半)ジャンプを得意とした。14年ソチ五輪で6位に終わった後、1年間の休養を経て現役続行を宣言。しかし、左足のけがに悩まされて昨年12月の全日本選手権は12位。国際大会の代表からは漏れていた。

 10日に更新されたブログで「それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました。このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません」と記した。