ピピピピピの爽やかな日記帳

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親の経営コンサル会社で働く20代後半、社内ニートの話

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【借金の早期学習】ZOZOTOWNのツケ払い 支払い出来ない若者が続出するのは良いこと【親に内緒で破滅】

自己主張

※中程に、僕の顔出しお喋り動画を掲載しています。

ZOZOTOWN(ゾゾタウン)のツケ払いが『問題視』されている理由

・年齢制限がないため、親に内緒で注文出来てしまう
・「保護者の同意を必要とする」としながらも、利用規約の文言画面をスクロールすれば登録完了。
・カード破産を経験済みの人でも、利用出来る可能性あり。

 たしかに借金を誘発し、一時的に若者の金銭感覚を狂わせてしまいそうな仕組みだ。
 しかしながら、「限度額は税込み5万4000円」と少額であるため、むしろ金銭感覚を養う勉強になるのではないか。

 この件について経済アナリストの森永卓郎が、今回のツケ払いは、女子を夜の業界へ進ませる入り口の一つになるといったようなことを語っていた。

 以前ホストクラブで働いていたり、キャバクラ嬢と付き合っていたりしたことがある僕の意見として、ナイトビジネスに沈み込む女の子たちは、能動的に落ちてゆく傾向があると思っている。
 偶然の重なりで不幸にも夜の踊り子になるのではなく、「別に良いじゃん」「うーん良く分かんなーい」といった案配で、故意に借金を重ねてしまい、開き直って笑いながら、夜分遅くの接客係となるのである。

 そのため、既に浮き世には、クレジットカードのリボ払いや消費者金融が存在しているため、『落ちる人間は落ちる』と考えて割り切る、見放しの精神が必要だ。

 彼女たちは、今回のツケ払い関係なしに、闇夜に舞う。

お喋り動画


【借金の早期学習】ZOZOTOWNのツケ払い制度は素晴らしいという話

ZOZOTOWNのツケ払い制度は、『借金苦を早期学習』するのに最適

 これは何も皮肉として書き下ろしているのではなく、23歳の頃に総額100万円以上の借金を背負い、違法建築物件から夜逃げする羽目になった僕の本音である。

 資本主義社会において、『お金』の知識・経験は、一生涯の幸せを決定づけるほどに大切だ。
 とりわけ、お金の『取り扱い』に関しては、人生の早期段階で頭に焼き付けておくべき最重要事項である。

 それを前提として考えると、現在進行形で問題視されている、ZOZOTOWNのツケ払いシステムは、借金の苦痛を肌身で感じる体験学習として素晴らしいと断言出来る。

 とくにお洒落に目覚めたばかりの中高生などが、無計画に服を買いまくり(それでも5万4000円が限度)、支払い不可能という痛い目を見るのは、悪くない人生経験だ。

 お父さんやお母さんが怒り狂い、『お小遣い停止!』『お年玉全額没収!』『強制新聞配達!』など、懲らしめられることによって、痛みを伴った深みのあるお金の勉強が可能となる。

大人になってから借金を覚えてしまうと、とことん落ちる

 たとえフリーターであっても、継続的に働いてさえいれば、三桁の借金をすることは容易だ。
 僕自身が借金地獄に陥った経緯を、下記にまとめておく。

 年収300万円テレアポバイト
 ↓
 女の子にフラれて全てのやる気を無くして、無断欠勤
 ↓
 新宿・渋谷・池袋を中心に遊び歩き、豪快に散財
 ↓
 貯金が底をつき、自宅の家具家電を片っ端から売却
 ↓
 クレジットカード大量生産&消費者金融への多重申し込み
 ↓
 窓無し違法建築物件に私物を置いて逃走
 ↓
 親が全額支払い
 ↓
 親が起業、入社
 ↓
 最期の受け皿・はてなブロガーへ

 水が滴り落ちるように、気付くと落伍者になっていた。

 社会不適合者かつ金銭感覚の狂っていた僕だったが、幸運という才能(主に実家力)に恵まれていたため、意図も簡単に敗者復活を成し遂げることに成功した。

 そんな真っ赤な経済に苦しんでいた頃は、情緒不安定に苛まれ、金縛り、耳鳴り、目眩、幻覚など、悪夢が現実に介入してきたかの如き、恐怖の日々を送った。
 FX・株式投資・情報商材・ホストクラブ・キャッチ・お笑い芸人
 これらのような情報を大量に得て、「どうにかこうにか一発逆転出来ないか?」という思慮の浅い時ばかり過ごしていた。

 借金に手を出し、抑制出来なかった自分が全て悪いのに、「社会が悪い!」「日本国家はこのままじゃダメだ!」「弱者に厳しい国!」「格差問題!」と、ぶつぶつ呟いていたことを思い出す。
 弱者の皮を被った化け物の誕生を、この身でもって感じ取ることが出来た。

 脳髄の快感回路(報酬系)に過度なバグが生じていたせいか、金がなくなればなくなるほどに金を使いたくてしょうがなくなった。
 ネットビジネスの成功者、与沢翼、平秀信、金髪起業家ヒカルなど、彼らの狂信者となり、日夜、動画を見漁った。
 今では日本一のYouTuber候補と謳われるようになったヒカルが、カラオケでレゲエ曲を熱唱する画質の悪い動画を投稿していたから、僕も現実逃避を兼ねて練習した。

 生まれてからずっと、「クレカは魔法のカード」「借金する奴は頭おかしい」「消費者金融で金借りるとか底辺だろ」と小馬鹿にし続けてきた僕が、気付けば赤く爛れる負債の崖下に転落していた。

 思い返せば僕は、10代にお金の学習・失敗をしたことが、ただの一度もなかった。
 当時の携帯電話は定額制でなかったから、月数十万円の請求をされる『パケ死』というのが流行っていたけれど、僕はそうした無茶な使い方をしなかった。

 加えて、父親が裕福な会社役員だったから、今と違って手に入らないものがなかった。
 不要なものまで取りあえず購入し、たとえ数万円分の得をしようともポイントカードを作らないという父親の買い物スタイルを見ているうちに、僕は、お金を雑に扱う大人に育ってしまっていた。
 その結果、三桁の借金を背負い、短期的に絶望し、なんやかんやで親に全額支払って貰い、完全なる復活を遂げた。
 そして、はてなブロガーになってしまった。

 こんな風に、幸せになる能力が高い者であればなんとでもなるが、そうでない一般の人たちは、借金雪だるまを巨大にしてしまうと、それを永遠に溶かせなくなり、そのままゲームオーバーになってしまう可能性がある。

 あの頃を振り返って一番に思うのは、ZOZOTOWNのツケ払い制度さえあれば、あんなことにはならなかっただろうということだ。
 学生時代に、ZOZOTOWNのツケ払いがあったら、早期にお洒落と借金苦の練習が出来て、女の子にフラれることも、三桁の借金をすることもなかっただろう。

 親に内緒で破滅できる子供たちが、心底羨ましい。

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