みなさんは、日々の健康管理をどのように行っていますか?
日々の健康管理の代表策として、運動や食生活などがあげられます。
特に食は私たちが生きていくうえで必要不可欠なものですし、日々のエネルギーとなりますよね。
今回はそんな食の中でも、特に驚くべき効果も持つ「納豆」についてご紹介。
納豆における効果から成分、摂取方法までを詳しくまとめてみましたので、さっそくご覧ください。
納豆がもたらす効果と成分について
納豆が身体に良いとされていることまではよく聞きますが、実際にどんな効果があるのかまではあまり深く考えずに摂取されている方も多いのが現状。
以下、納豆が私たちにもたらしてくれる効果や成分となります。
①女性に嬉しい美容効果、「ポリグルタミン酸」が豊富!
納豆に含まれている酵素、「ポリグルタミン酸」は、ヒアルロン酸の10倍の保湿力を持っています。
ヒアルロン酸が肌に良いのは確かにその通りです。
しかし、それ以上に美容に期待できるのがこのポリグルタミン酸なのです。
また、細胞を再生する働きがあるので、老化防止にも繋がりますよ。
②大豆イソフラボン
女性ホルモンを保ってくれる重要な成分であり、乳がん予防や更年期障害などに効果的とされています。
また、骨の病気にも効果があることが最近わかってきています。
③ナットウキナーゼ
血液をサラサラにしてくれる成分で、血栓を出来にくくしてくれるため、血管から来る病気に効果的です。
また、このナットウキナーゼは納豆からしか摂取出来ない成分なので、積極的に体内に取り入れていきたい成分の一つです。
④ビタミンB群
ビタミンB群には皮膚を再生する力があるとされていて、健康な肌を守るのに効果的な成分です。
⑤納豆レシチン
肌荒れ改善に効果的な成分で、毒素を排出するなどのデトックス効果が期待できます。
⑥食物繊維
食物繊維は便通の強い味方!摂取することで便通を良くして、排便を促します。
便秘気味の方には特に嬉しい成分。
⑦カルシウム
カルシウムは、骨を丈夫にしてくれる成分として知られていますよね。
牛乳などからもカルシウムは摂取出来ますが、牛乳は脂質なども高いので、納豆からも取り入れるとバランス良くカルシウム摂取が出来ますよ。
納豆の過剰摂取はダメ!
いいこと尽くしの納豆ですが、食べ過ぎは良くないってご存知ですか?
実は納豆には摂取しすぎると身体に悪影響を及ぼす成分が入っています。
プリン体に注意!
プリン体と言えばビールに多く含まれていることでも知られていますが、実は納豆にもプリン体が多く含まれているのです。
プリン体を身体の中に取り入れすぎると、痛風などを招きますので要注意が必要です。
納豆に含まれるセレン
納豆にはセレンという成分が含まれていて、この成分自体は老化予防などに効果を発揮するのですが、過剰摂取すると肝機能不全を招くなどの悪影響があります。
このように、納豆は食べ過ぎると身体に良くない影響を招きます。
目安としては、【1日あたり1パック】が適量で、十分に効果を発揮してくれます。
上手な納豆の摂取方法と納豆と相性の良い食べ物
身体に嬉しい効果をもたらす納豆ですが、せっかくですから効率よく、より効果を得たいですよね。
以下、納豆の効果をより引き出すための方法!
時間帯は朝より夜がおススメ
納豆と言うと、朝ごはんに食べるイメージがどこかあります。
もちろん朝食べることでも十分に効果を発揮しますが、更に効果を出したいなら「夜」がおススメ!
血栓は夜寝ている時にできやすいため、それを防ぐためにも、夜に納豆を食べることで、寝ている時にナットウキナーゼが作用して、血栓の予防に効果的です。
食べる前によくかき交ぜる
納豆を混ぜると、白色のネバネバが出てきますよね?これが身体にとってもいいのです。
納豆は混ぜてネバネバを強くすればするほど、納豆菌が増えるので、抵抗が無い方はよくかき混ぜてから食べるようにしてみましょう。
賞味期限ギリギリがおススメ!?
実は納豆は賞味期限ギリギリがとってもおススメ。
これは、より発酵が進み納豆菌が増えて栄養効果が高まるためです。
また、賞味期限ギリギリでなくとも、3日ほど冷蔵庫に寝かせることで、納豆菌が増えてくれますよ。
おススメの組み合わせ
【納豆+キムチ】
2つともに発酵食品であり、ダブルの発酵効果を発揮します。
キムチに含まれている乳酸菌が、納豆菌により良い効果ももたらします。
【納豆+卵】
卵に含まれているタンパク質は、納豆菌と相性バッチリ!
納豆菌の増殖の手助けをしてくれます。
【納豆+ネギ】
納豆とネギともに血液をサラサラにする成分が含まれており、血栓を作りにくくしてくれます。
同時に摂取することで、より効果が増しますよ。
※納豆に含まれるナットウキナーゼは熱に弱いため、なるべく熱さない状態で摂取しましょう。
ホカホカのご飯に納豆を乗せて食べるなど、とても魅力的で美味しい食べ方ではあるのですが、ナットウキナーゼの成分が減少してしまうため、出来れば別々に摂取しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このように、納豆には嬉しい効果がたくさん。
効果的な食べ方や、納豆と相性の良い食材を上手に組み合わせて、日々の食生活に納豆を上手く取り入れていきましょう。