法整備・資格制度が発展途上のドローン業界に新風 ドローン操縦士協会がドローン操縦資格の管理団体に決定!
- 2017年4月11日
- ferret×PR TIMES
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~数少ない国土交通省認定の資格管理団体へ~
産業用ドローンの開発・販売を行う株式会社スカイロボット(本社:東京都中央区、代表取締役社長:貝應大介)の代表取締役社長が加盟している、一般社団法人 ドローン操縦士協会(所在地:東京都 渋谷区 理事長:小林一郎)(略称:DPA(ディーパ))は4月10日、国土交通省 航空局の公認の「管理団体」として承認されました。
一般社団法人 ドローン操縦士協会は、ドローンに関する諸問題を解決し、ドローン航空の発展を促進することを協会理念として、ドローン操縦技術に関する資格認定事業等を行う、一般社団法人です。
【国土交通省、民間のドローン資格を利用する異例の方針「公認管理団体」とは】
今回DPAが認可を受けた「公認管理団体」とは、無人航空機等の操縦者に対する技能認証を実施する団体として、技能認定の実績や、講習を実施する講習団体への指導監督等の組織運営、管理体制が国土交通省航空局により認可を受けた団体です。
2016年12月、国土交通省はドローンの操縦技術を計る際に民間団体の資格を活用することを発表し、団体の認定申請を広く受け付けていました。資格管理に民間団体の基準を活用することは非常に稀な事例となります。
今般、「小型無人機にかかる環境整備に向けた官民協議会決定」において、効率的な制度運用にかかる提言がなされたこと等を踏まえ、国土交通省が審査要領の改訂を行いました。これに伴いDPAは、技能認証確認の申請手続きを行い、国交省による実施確認を受けた後、この度、管理団体として認められました。
【「空の産業革命」ドローンがビジネスとしての新たな一歩】
産業用ドローンの需要とビジネスチャンスは年々高まっており、PwC社の調査報告書によると、ドローンを商業利用化した場合の潜在市場規模は、年間15兆円にも上るとされていて、「空の産業革命」とも言われています。
その一方で、ドローンを自在に操縦することのできる人材の不足や、その技能を認証するシステムも確立されておらず、ビジネスとしてのドローンは整備し切れていないのが現状です。急速に拡大しながらも法整備や資格のシステムがまだまだ発展途上のドローン業界において、今回のような国家からの認可は業界全体に大きな動きであると言えます。
【ドローン飛行申請がスムーズになる「ドローン操縦士 回転翼 3級」】
DPAが発行する認定資格「ドローン操縦士 回転翼 3級」を取得した場合、従来よりも飛行申請手続きを簡素化できるため、ドローンビジネスの発展を後押しする資格制度として期待されています。無人航空機の飛行に関する許可・承認にかかる申請を行う際、ライセンスカードや証書を添付することにより、確認事項の一部を省略可能です。
ドローンビジネスの問題点の一つとして挙げられるのは、飛行申請手続きの煩雑さです。現状、産業用ドローンは墜落等のリスクを鑑み、多段階の申請手続きを経なければ飛行させられず、ドローンビジネスの広がりに歯止めをかける要素のひとつとなっています。
DPAは今後も「ドローン操縦士 回転翼 2級」「ドローン操縦士 回転翼 1級」と認定資格を発行する予定です。
認定希望者は、DPA認定校で所定の学科・実技の講習を受講し、かつDPAの提供するオンライン講座(eラーニング)「ドローン操縦士安全運航管理基礎講座」を受講することが必要です。認定費用は、初回のみ認定料として12,000円(税込)、以後2年ごとに更新料6,000円(税込)となっています。
【参考情報】「ドローン操縦士 回転翼 3級」が取得できる!
DPA認定のドローン専門学校「ドローンスクールジャパン」について
URL:http://www.skyrobot.co.jp/school.html
産業用ドローンを開発・販売する株式会社スカイロボットは、産業用ドローン操縦士に必要な20種類の技能が2日間で習得できるドローン専門学校「ドローンスクールジャパン」を展開しています。
こちらのビジネスコースに合格すると、DPA(ドローン操縦士協会)の「ドローン操縦士・回転翼三級」の資格を取得できます。
■ドローンスクールジャパンについて
ドローンスクールジャパン(略称:DSJ)は、株式会社スカイロボットが運営する、ドローン操縦士の育成学校です。「フライトコース」「ビギンズコース」「農業テクニカルコース」など目的に応じた各コースを用意しており、産業用ドローンの専門的な操縦技術やノウハウを習得することが可能です。一般社団法人ドローン操縦士協会(Drone Pilot Association/略称:DPA/読み:ディーパ)に認定されており、修了者はDPAの認定資格を取得することができます。2016年4月に神奈川県高座郡寒川町の『ドローンスクールジャパン神奈川校』、2016年10月に世界最大級の屋内ドローン訓練施設となる東京都江東区潮見の『ドローンスクールジャパン東京校』、2016年11月に静岡県掛川市の『ドローンスクールジャパン静岡掛川校』を開校しており、建築や太陽光発電に関わる方、空撮を学びたい方など、主に産業活用を目的とした生徒が通っています。
2017年9月までの間に、北海道、千葉、福島、福岡など、全国に20校を開校予定です。
■株式会社スカイロボットについて
株式会社スカイロボットは、『ロボット・ソリューションによる未来社会への貢献』をミッションとするドローンベンチャー企業です。産業用ドローンのパイオニアとして、豊富な経験と独自のスキルを活かし、人間にとっては過酷な環境で活躍するロボットを提供することで、社会への貢献を目指しています。
近年急普及する産業用太陽光発電分野においては、より長期的な視点での設備保全を可能にしたロボット・ソリューションを提供しております。他にも、家屋調査、非破壊検査、探索、人命救助など、当社のドローンはさまざまな分野において活用することができます。
当社はこれからも、ユニークで世の中に役立つソリューションの開発を推進していきます。
【会社概要】
社名 株式会社スカイロボット
代表 貝應 大介(かいおう だいすけ)
本社所在地 東京都中央区銀座一丁目13 番 15 号 ダイワロヤル銀座ビル オフィスフロア 2F
ホームページ http://www.skyrobot.co.jp
設立 2014年9月9日
資本金 3億2,657万5,000円
従業員数 31名
事業内容 ・ドローン本体、ドローン周辺機器およびドローン専用アプリケーションの開発・販売・レンタル
・ドローンとAI(人工知能)による探索レスキューシステムおよび医療品等の物質
・運搬システムの開発・販売・レンタル
・ドローンによる構造物の異常検出解析システムの開発・販売・レンタル
・ドローン連動式産業用ロボットの開発・販売・レンタル
・ドローンによる野生動植物、山林および農地等の観察調査システムの開発・販売・レンタル
・ドローンスクールジャパンの運営およびドローンレース、ドローンゲーム等各種・イベントの企画・開催
【ドローン操縦士協会(DPA=ディーパ)概要】
・所在地 東京都渋谷区渋谷1-7-5 青山セブンハイツ504
・事業内容 ドローン操縦士の技術認定ライセンスの発行
ドローン操縦技術向上のための研修・教育
ドローン事業会社及びその関連団体の国別・地域別研究会、講演会等の開催
各国へのドローン操縦士の派遣及び各国からの研修受入れ
ドローン操縦技術の研究並びにその成果の発表
刊行物の発行等の広報活動
ドローン事業会社の海外事業展開の支援
会員相互の交流・親睦の発展
・役員 理事長 小林一郎
経営学者(学術博士)
青山学院大学客員教授
東京国際大学客員教授
元欧州復興開発銀行(EBRD) シニアインダストリアルアドバイザー
元タイ王国国立チュラロンコン大学大学院客員教授