「毎月分型投資信託ではなく、J-REIT(リート)を利用し毎月分配型生活は実現可能か?!」
悪評だらけの「毎月分配型投資信託」ですが、相変わらず、売れ行きは好調のようですね?!
悪徳証券会社や銀行が、お年寄りや知識のない人に売りつけているからでしょうか?!
お得意のセールストーク!
「年金のように毎月分配金をもらいましょう!」
出たっ!
地獄へ叩き落す悪魔のささやき!!
「毎月分配型投資信託の問題点」
毎月分配型投資信託の最大の問題点は、「たこ足配当」です。
もちろん、すべての毎月分配型投資信託が行っているわけではありませんが・・
ファンドの収益があがっていないのに、プールしているお金から分配金を出すことです。
一昨年のチャイナショック後には、大型・優良・安定と言われていた毎月分配型投資信託が、相次いで、分配金の減額をしたことは記憶に新しいですね。
したがって、高額の分配金を計算して投資判断をすると非常に危険ですのでご用心を。
「毎月分配型J-REIT(リート)生活とは?!」
一方のJ-REIT(リート)も年に2回の高額分配金を分配してくれます。
ですが、こちらは、悪徳商品のたこ足型毎月分配型投資信託とは違って、収益が上がったうえでの分配です。
これを利用して、毎月分配型J-REIT(リート)生活は実現できるか、シミュレーションをしてみました。
データは、昨日現在の価格・分配金見込みです。
単純に、分配月ごとに、もっとも利回りの良い商品を選びました。
パフォーマンスは、元手684,000円・年間分配金43,732円・利回り6.39%(税金が考慮せず)
なかなかではないでしょうか?
「毎月分配型J-REIT(リート)生活のリスク・注意点」
J-REIT(リート)の個別銘柄ごとのリスク等は一切考慮していません。
実際に、組み立てる場合は、個別銘柄のリスクや、属性(オフィスビル型・住居型等)ごとに分散するなどのリスク対策を行った方がよいでしょう。
あくまでも、パフォーマンスの一例です。
「J-REIT(リート)の分配型のリスク・注意点」
また、分配金の金額は、「毎期」ごとに違います。
結構、増加減します。
毎月分配型投資信託は、ほとんど一定・定額ですので、かなり違いますね。
「毎月分配型J-REIT(リート)生活の応用例」
この方法は、J-REIT(リート)だけに限らず「個別株」「投資信託」などにも応用可能です。
商品の種類を増加させた方がリスクヘッジにもなりやすいですし。
「税金がかかる!」
配当・分配金には、税金が発生しますので、上手にNISAを利用して非課税に出来れば、パフォーマンスは税金分(利回りが20%上昇)上昇します。
さきほどのシミュレーションの「利回り6.39%」も、税金を控除すると「利回り5.1%」に下がります。
税制を理解し、活用することも、投資には必要ですね。
「まとめ」
・高利回りJ-REIT(リート)を組み合わせて、毎月分配型J-REIT(リート)もおいしいかも?!
・J-REIT(リート)の分配金は、金額が増加減するので要注意
・高利回りJ-REIT(リート)商品は、一般的に高リスクなので、慎重に判断すべき
・NISAなどの税制優遇制度を活用し、パフォーマンスを上げる