自分は頭が悪く持病もあり、薬の副作用やらで容姿はグロテスクなのでひどい思いをしている。
勝手に推測するに、今現在の少なくとも国内の世相というのは自分が散々な思いをした高校のクラスの中と似ている。
自分は、酷く吹き出物やらニキビ跡が大量にあるためにクラスで気持ち悪がられた。
その上、運動もできないし勉強もできないために散々な思いをして報われることも殆どなかった。
あんなに悲しい思いをしたのに、自分は京都の三流私大の底辺学部だというのは今でも泣きたくなる。
自分が苦しんだクラスの大多数の人間というのは権力に従順だった。
クラスの皆は、何も考えずに受験システムというものを信仰していた。
上手く乗っかり、何も考えずに慶應大学や早稲田大学に進学していく。
もう一つは教師だろう。
ヤンキー風の古典教師がいたのだが、黒板などをピカピカにしていないとキレだすのだ。
彼は雑談みたいなことをするのだが、基本的には改造車の話である。
自分は、ある日に彼に目を付けられて散々怒られた。
気に入られた人間が慶應大学やらに進学して、彼と喜んでいた様子を卒業式で見た。
クラスの人間は権力に従順で、その一方で顔の良い女には優しかった。
これは今現在日本で進行している現象も全く同じだと考えている。
若者の多くは決して権力に異議を唱えず、従い、自分の気に入る弱者を優しくして悦に浸り、どうでもいい弱者を攻撃するだろう。
若者以外もそうだろうが、今の自分の世代の大多数はそんなものだという雰囲気を感じる。
その一方で、自分のどうにもならない容姿の醜さや頭の悪さに絶望する。