その一秒をたいせつに
寿命を延ばす方法
かたりて ガオガオちゃん
「
ガオちゃんな
寿命が短いんだ 」
寿命が短い?
(・・;)
「
こないだ病院に行ったら
コロナって
お医者さんに言われたんだ
「
悪いですね
悪いですね
見込みは薄いです 」
って連呼され
他のねこたちもかかってると言われた 」
(・・;)
「
あのお医者さんはな
ガオちゃんが
人の言葉をわかるって知らなかったんだ
知ってたら
もう少し気遣いながら
「 よくなりますよ
がんばってくださいね 」ってやんわり言ったはずだ
大抵の動物病院の医者は
猫の中に人の言葉がわかる猫がいることを
ほとんど知らないんだ
だからな
ガオちゃんに向かって
ガオちゃんに向かって
悪いですね悪いですね
長持ちしませんよ
って
連呼したんだ 」
(・・;)・
「
文句を言っても寿命が短いことは決まってる
でもガオちゃんは
寿命を延ばしたくて
生きたい生きたい想ったんだ
そしたらな
寿命を延ばす方法を見つけたんだ 」
寿命を延ばす方法?
(・・;)
「
ガオちゃんの見つけた寿命を延ばす方法
それはガオちゃんやねこだけにとどまらず
人間にも効果があるんだ
その画期的な方法を
ガオちゃんは見つけたんだ
息が苦しくなった時
血が薄いガオちゃんは
それを見つけたんだ 」
(・・;)・
「
寿命を延ばす画期的な方法
それは 夢を見ることだ 」
夢を見る?
(・・;)?
「
夢を見る
それは常識を取り除くって事なんだ 」
常識を取り除く・
(・・;)
「
想いは具現化する
真実とはただそれだけなんだ
だがな
常識や概念を持っていると
その常識や概念が事実であり真実だと信じ込む
そうするとな
想いが具現化する法則で
常識通りの現実や寿命しかやってこないんだ
人の寿命がせいぜい100才位が関の山と想えば
寿命もその通りにしようと想念は動くんだ
もし
医者が
それしか生きれませんよと宣告したら
医者の判定を重く見てる人ほど
それを具現化させてしまうんだ
」
(・・;)
「
ガオちゃんみたいに
生まれつき血が薄い
体も弱い
ウィルスもいっぱいある
そんなひ弱な体だと
常識的に
寿命は短いと断定されるんだ
でもな
だとしたら
自分が生きるためには非常識になるしかないんだ
非常識に徹っし
常識を覆す信念を持ち
そこにエネルギーを集める
それがガオちゃんの寿命を延ばす事であるんだ 」
(・・;)
「
そしてな
これはガオちゃんのみならず
常識的に
社会的に
お前は可能性がない
お前はもうおしまい
そう宣言されたすべての存在に
可能性をもたらし
生きる道を示すんだ
既存の常識にとらわれれば
歳をとったら
もう可能性はない
若くないからダメ
病気だから
寿命は短い
学歴経歴経験がないから一流の仕事にはつけない
エリートにはなれない
既成概念に取り込まれ
可能性を潰された人々は多くいるんだ
でもな
既成概念が
もしも自分の可能性を拒絶するなら
自分の可能性を開くためには
その既成概念を拒否するしかないんだ
既成概念に染まれば
自分の想いですらも自分の可能性を潰してしまう
ならば
自分の生きる可能性を見出す
新たな概念を模索して
そこにエネルギーを集めることが生きるための方法なんだ 」
(・・;)
「
絶望とはな
実は
常識に対しての絶望なんだ
インテリジェンスは枠内での絶望なんだ
そして
既存の概念や常識に絶望した時
深い絶望の中
それでも
生きようとした時
存在はインテリジェンスの枠を超え
新たな生きる道 方法
可能性を求め
別な概念や 別な常識を模索しようとする
既存の概念や常識を超越して
奇跡とも呼ばれる現象を起こしたりする
でも
これが進化を進めていた現象なんだぜ
既存の概念や常識に可能性がないと判断されたもの達が
生き続けたいと想って
それで
新しい概念や常識
新しい能力を得て進化していったんだ
」
(・・;)
「
既存の常識や概念を拒絶し
とことん非常識に徹して新しい概念や常識を得る
でもこれはな
あくまでも
既存概念や現代社会に
見込みがない 可能性がないと判断された人の話だ
既存の社会に可能性があると判断された人は
既存の社会常識に合わせた方が
むしろ可能性は高まるはずだ
でもな
今は一部の勝ち組を除いた人々は
負け組と判断とされてるだろ?
可能性がないと判断されているだろ?
何で自分達に可能性が判断してる常識を
後生大事にもっていなきゃならないんだ?
そんなの自殺と一緒だろ 」
(・・;)
「
それにな
昔の狡猾な仕組みはな
養分たちに可能性を見せる
どんな底辺の人にも可能性を見せる
ただそれだけで仕組みを維持してきたんだ
どんな境遇の養分でも
成功する可能性を見せてたんだ
昔の支配者はな
無名で境遇の低い人を
積極的にとりたてたりすることもあったんだ
ほら
境遇の低い人を大抜擢すれば
その他のうだつが上がらない人にとって
可能性やチャンスを見せることになるだろ?
仏教とかキリスト教とか
長く続いてる組織は
例え過去に犯罪者であっても
無学で教養がなくて出自が低くても
誰にでも修行僧として門を開いていただろ?
あれがな
歴史的に長続きした秘訣なんだ 」
(・・;)
「
でもな
今の支配層は
学歴がないとダメ 職歴がないとダメ
経験がないと云々
それを募集要項に公言してるんだ
それを見ただけで
多くの人は
絶望してしまうんだ
これでその組織に対する想念の集まり方は
衰えてくるんだ
でもな
もし仮に
中央官庁や
一流企業が採用試験をする時
年齢 経験 学歴関わらず
どなた様でもご自由にご応募ください
中卒
でも小卒でも構いません
学歴経歴不問です
本人の資質や
やる気を見たいです
そう書いておくだけで
そこに希望というエネルギーが集まるんだ
そう書かれても
実際に採用されるのが一流大卒だけでもな
どなた様でもご応募ください
その一言が採用要項に書かれてるだけで
毎年応募するような人も出てくるはずだ
そしてな
実はそうした毎年応募するような人ほど
念が強くて 現実を左右させる能力者もいたりするんだ
客観性や常識にとらわれず
何度落とされてもあきらめないって事は
現実を運ぶ能力の資質なんだ
執念深いという能力は
企業や組織が生き残る為に
必要不可欠な能力なんだ
」
(・・;)
「
だからな
ガオちゃんは
これから世間の常識に負けないで
執念深く
寿命を延ばすことにしたんだ
寿命を延ばす
これがガオちゃんの目標であり
新しい常識になったんだ
まあでも本音を言うと
常識を覆すことで
寿命を延ばしたり
新しい可能性を見つける方法を見つけたのは
実はボビーちゃんなんだけどな 」
ボビーちゃん?
(・・;)
「
ボビーちゃんはな
ガオちゃんより先に具合が悪くなって
別な動物病院で
高額な血液検査で
コロナって言われて
「
肺に穴が開いてて
血の状態もよくないから
今日明日までの寿命 」そう断定されたんだ
でもボビーちゃんは
生き続けたいって想ったんだ
そして
ボビーちゃんは
今 横でごはんを食べている
モグモグ 」
(・・;)
「
ボビーちゃんはな
実は少し前までおとなしかったんだ
でも生きたいと想った
ボビーちゃんは
急に明るいボビーちゃんになった
本当に絶望してる人は
意外と明るかったりするんだ
暗くなって暗くなって暗くなると
既存の現実に絶望すると
表面が明るくなったりするんだ
絶望してる人が明るい姿を見せることで
既存の常識
既存の概念の絶望を打ち破る力を得れたりするんだ 」
(・・;)
「
もし
常識が自分の可能性を拒絶をしたら
こちらも生きる為に非常識に進むんだ
可能性を見出すため
とことん
非常識に突き進む
突き進めば
今度はそっちが常識になっていく
歴史や進化はそうして生まれたんだ
非常識を拒絶することは
進化への否定なんだ
70
80才だって
大スターやアイドルになれるんだ
ホームレスや貧困の暮らしを送ったとしても
その後
世界のリーダーになれたりだってするんだ
想いは具現化する
それだけ気づいてればいいんだ
それ以外の
常識や概念は
可能性から見れば
誰かに吹きこまれたただの偏見だ 」
(・・;)
「
生命が夢を見るのはな
夢が進化を生むからだ
絶望と破滅に満ちていて
可能性がないからこそ
夢を見て
可能性を見出すんだ
夢とは蜘蛛の糸なんだ
藁にも縋る想いで見るのが
夢のはじまりだ
本当の夢のはじまりは悪夢なんだ
楽しい夢は絶望してる人の悪夢に惹きこまれた人が見てる夢なんだ 」(ガオガオちゃんの言葉)
「
自分が見られてるっていうのはうぬぼれだ
たいていのひとは通りすがりだ
自分が想ってるほど
他人はお前の事なんて見てないんだぜ
同級生にしろ
同僚にしろ
友人にしろ
通りすがりの存在だ
お前のことを
深くは知らないんだ
通りすがりが見てるのは
ただ気分がいいか悪いかだけだ
数年後
顔やなまえすら覚えていないものが大半なんだ
見ず知らずの
人達に神経を割いて
何になるんだ?
何か変わるのか?
変えることができるのか?
寿命を延ばせるのか?
助けてくれるのか?
俺はな
病にかかった時に後悔したんだ
余裕もたっぷりあって
素敵な自分になりたくて
自分のエネルギーや寿命を注いでもいいときだけにしろよ
仲良くしたい人
大切にしたい存在以外
深くかかわっても
時間の無駄だってことに気付いたんだ
時間と感情と想いを注ぐってことは
命をあげてることと同じことだからな
ガオちゃんみたいな状況になれば
その意味を知ることになる
そしてな
誰かに感情を向けられると1秒1秒寿命が延びるんだ
弱ってるとビシビシとそのことを感じる
だから
自分に感情を向けてくれる人は大切にしろ
人間寿命は限られてるんだ
本当につながりある存在や人を大切にしろ
人はな
みんなを助けることなんてできないんだ
自分が助けたい存在を助け
助けたくない存在は助けないんだ
だからな
嫌いな奴はなるべくほっておけ
苦手なら相手にするな
そいつは俺の世界にはいないんだ
俺の世界とは関係ないんだ
想いを叶えるなら
まず自分の想いを叶えるんだ
そしてその次に余裕があるなら
繋がりある者たちの想いを叶える
それがみんなの想いを叶えていくことなんだぜ
ガオちゃんはな
長生きし続けたいんだ
その
一秒一秒をたいせつに生きる
ガオちゃんは
そのことに気づいたんだ 」(ガオガオちゃんのことば)