このたびは、書籍『宝くじで1億円当たった人の末路』に興味を持っていただき、ありがとうございます。
書籍の内容をより深く知っていただくためのページを作りました。
タイトルから誤解されがちなのですが、本書は「人生でしくじった方」を見て、みんなで笑うのが主目的ではありません(それは副目的です)。
一番の目的は、皆さんに元気を出してもらうこと。皆さんはこんなお悩みはありませんか?
「この先の人生が不安で仕方がない」「他人のことばかり気になる」「『何か面白いことはないか』が心の口癖」「春なのに気分がどんより」――。
そんな方にお薦めしたい本です(本当です、信じてください)。末路本とは何か、楽しんでご覧下さい。

宝くじで1億円当たった人の末路

1,400円(税別)

2017/3/24 発売
著者:鈴木 信行
出版社:日経BP社
ISBN:978-4-8222-3692-2

「どんな本か分からないし、買うのは不安…」

「本当にお金を出してまで、読む価値あるの?」

そんなあなたの“疑問”を10のQ&Aで解消します!

「宝くじに当たった人の末路」だけが書かれているの?

いいえ。「事故物件を借りた人」「友達ゼロの人」「一生賃貸派と決めた人」「外国人観光客が嫌いな人」「キラキラネームの人」…など、様々な人の末路を全23編、約350ページにわたって収録しています。いずれも、今を生きるビジネスパーソンであれば、避けて通れない気になる話題ばかりです。

日経ビジネスオンラインの連載をまとめただけじゃないの?

大きな誤解です。日経ビジネスオンラインの記事をベースにはしていますが、大胆な構成変更と大幅な書き下ろしで、連載とは全く似て非なるものになっています。

日本経済新聞社グループの企業が、「経営にも経済にも関係ない、
軽い内容のサブカル的書籍」を出版することに、違和感を抱くと共に、憤りを感じる。

これも全くの誤解です。本の骨子は「様々な状況に陥った人の悲喜こもごも」ではありますが、全編を読むことで、日本経済の状況や日本企業の課題、成熟市場で事業を成長させるヒント、確率学、行動経済学、進化心理学など、「今を生きるビジネスパーソンが身につけておきたい経済・経営知識の基本」に触れられる構成になっています。その意味では、「むしろ日経グループらしい王道的・古典的なビジネス書」との感想を抱かれる方がいたとしてもおかしくありません。

だとすれば、タイトルと内容が乖離しているのでは。
ぱっと見ただけで中身を連想できるタイトルを付けるべきだったのではないか。

社内でも全く同じ叱責を受けています。しかし、「タイトルを見ただけで中身が分かること」が売れる本の絶対必要条件であるのなら、『火花』や『騎士団長殺し』がメガヒットしている理由を論理的に説明できません。

目次を見た。「宝くじに当たった人」や「友達ゼロの人」の末路は確かに気になるけど、
「電車で『中ほど』まで進まない人」や「ワイシャツの下に何を着るか悩む人」が
どうなろうと知ったこっちゃない。

一見、経営・経済に無関係に思えるテーマにも必ず、今を生きるビジネスパーソンが成熟社会で成果を最大限に上げるためのヒントが内包されています。そう思われる読者様こそ、ぜひご一読下さい。

女性ですが、「自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路」とか
「『グロい漫画』が好きな人の末路」とか、内容が男性向きの感じがするんだけど。

本の中には、「子供を作らなかった人の末路」や「子供の教育費で苦労している人」など、女性に親和性のあるテーマも数多く収録しています。また一見、男性向けのテーマでも、それを読むことで、旦那様やご子息、恋人に社会的にステップアップするコツを伝授できるかもしれません。

少し中身を見ました。「宝くじで1億円当たった人の末路」の結論に、
「宝くじを買う度胸があるなら、ルンバを作れ」と書いてありました。訳が分かりません。

これこそ本書の特徴の1つです。本書ではいずれの末路についても、まず専門家との「討論」を掲載し、次に各選択の末路を「結論」として明示し、最後に、そこから導かれる「人生や経営に応用できる普遍的教訓」を載せています。お読み頂いた「ルンバ云々」は、「教訓」の部分で、よく読めば、どこかに、宝くじで1億円当たった人がどうなるのか「結論」がしっかり書かれてあるはずです。

書店では経営書の棚に置かれるの? それともサブカル書の棚に置かれるの?

前言と著しく矛盾しますが、それが分からないから、こうして苦労しています。

オンラインで多少話題になったから(注)といって書籍化に踏み切るのは、
「出版不況」を甘く見ているとしか思えない。

注)収録されている2つのテーマのベースとなった「宝くじで1億円以上当たった人の末路」と「事故物件借りちゃった人の末路」は2016年
に公開され、同年に日経ビジネスオンラインで最も読まれた記事の1位、2位となりました。
インターネットの普及に伴う「出版不況」の深刻さは重々承知しています。ただ一方で、日経ビジネスオンラインでの反響を見る限り、多くの読者の方が「人生である選択をした後、どんな末路が待ち受けているか」というテーマに一定の関心を抱いておられることも一遍の事実であり、一縷の望みを賭け出版に踏み切らせて頂いた次第です

そもそも読書の習慣がないんだけど。

問題ありません。漫画のようにすらすら読める平易な内容で、難しい漢字にはルビも振りました。「留学に逃げた人(学歴ロンダリング)の末路」のように抱腹絶倒のテーマあり、「日本一顧客思いのクリーニング店の末路」のように落涙滂沱のテーマあり。ぜひ最後までお楽しみ下さい。
【第1章】やらかした人の末路

宝くじで1億円以上当たった人の末路/
事故物件借りちゃった人の末路/キラキラネームの人の末路

【第2章】孤独な人の末路

「友達ゼロ」の人の末路/子供作らなかった人の末路/
教育費貧乏な家庭の末路/賃貸派の末路

【第3章】逃げた人の末路

自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路/
留学(学歴ロンダリング)に逃げた人の末路/
「疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」と思った人の末路

【第4章】変わった人の末路

電車で「中ほど」まで進まない人の末路/
「グロイ漫画」が好きな人の末路/外国人観光客が嫌いな人の末路

【第5章】怠惰な人の末路

癖で首をポキポキ鳴らし続けた人の末路/
8時間以上寝る人の末路/いつも不機嫌そうな上司の末路/
体が硬い人の末路

  • つま先に指が辿り着くまで~あと50マイル体を曲げよう♪
【第6章】時代遅れの企業の末路

禁煙にしない店の末路/日本一顧客思いのクリーニング店の末路/
リモコン発見器の末路

【第7章】仕事人間の末路

ワイシャツの下に何を着るか悩む人の末路/
ワイシャツの下に何を着るか悩む人の末路2/男の末路/
アジアの路上生活障害者の末路

全編、読みたくなりましたよね!

こちらで予約・購入できます。

宝くじで1億円当たった人の末路

1,400円(税別)

2017/3/24 発売
著者:鈴木 信行
出版社:日経BP社
ISBN:978-4-8222-3692-2