近年では葬儀にも様々な形や様式があります。

最近は友人葬という葬儀の形式を目にすることも多くなりました。

このサイトでは、友人葬について詳しくお伝えしていきます。


ここでは、友人葬でのマナーや流れ、友人葬の費用、香典や香典の表書きの仕方、香典返しについて紹介しています。

また、友人葬でのお布施や位牌について、位牌の書き方も説明しています。

友人葬での祭壇について、祭壇の費用や一般の葬儀での祭壇との違いについても紹介しています。


このサイトをご覧になった機会に友人葬への理解を深め、参列する場合はご活用いただけると幸いです。

 

-- この記事の目次 --

1.友人葬ってなに?

2.友人葬の費用は?

3.友人葬の位牌は?

4.友人葬の流れは?

5.友人葬での祭壇はどうなっているの?

6.友人葬では葬儀後どうなるの?

7.友人葬と家族葬の違いは?

8.まとめ

1.友人葬ってなに?


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友人葬とは、以前はその名前だけでは友人だけが集まって行う葬儀のようなイメージがありました。

しかし、1991年以降、友人葬とは一般的に創価学会での葬儀の事を差すようになりました。

友人葬での葬儀は、創価学会員が集まって葬儀をすることでも知られています。

友人葬ではお坊さんも呼ばず、戒名も付けません。

また、通常は香典のやり取りもありません。

そのため、通常の葬儀と比較して、費用が安く済むと考えられていますが、参加者の人数により会場が大きくなり、そうならない場合もあります。

 

1-1 友人葬はいつから行われているの?

友人葬は、現在では創価学会の葬儀の事を差します。

1990年2月に創価学会が日顕上人・宗門を一方的に批判したことを始まりにして創価学会と日蓮正宗との関係が悪化します。

その後、創価学会は1991年の最初のあたりから日蓮正宗への誹謗中傷や嫌がらせをするようになりました。

この頃から創価学会ではお坊さんを呼ばない独自の友人葬をおこなうようになりました。

これに対して日蓮正宗は創価学会に解散勧告を送りましたが創価学会はこれを無視しました。

このことが原因で創価学会は1991年に日蓮正宗から破門されました。

その後、1997年に日蓮正宗は創価学会に籍を置く信徒は信徒資格を失うと通告しました。

しかし、多くの創価学会員がそのまま創価学会から脱退しなかったため、日蓮正宗の信徒としての資格を失いました。

これ以降、創価学会でおこなわれる葬儀のことを友人葬と呼ぶのが一般的となりました。

 

1-2 友人葬と一般の葬儀との違い

友人葬と一般的な葬儀との違いは、基本的にはお坊さんは呼ばずに、お経を読むのも創価学会と同じ手順で行われています。

基本的にお坊さんは呼びませんが、もしお坊さんを呼びたい場合は呼ぶのは構わないとされています。

友人葬では戒名も付けないので、亡くなった人の生前の名前をそのまま使います。

友人葬では、創価学会の地域の幹部(儀典長)がお坊さんの代わりに導師を務めます。

通常は導師1名と副導師2名の計3名が葬儀を取り仕切ることになっています。

 

1-3 友人葬にはどんな人が参加するの?

通常の葬儀であれば、参列するのは故人の遺族やご近所の人、生前親しかった人、また会社関係の人が主になると思います。

しかし、友人葬では故人と特に面識はなくても、故人が所属していた会館の創価学会員が参列するときもあります。

参加した創価学会員はみな、葬儀中に南無妙法蓮華経と大きな声でお経を読み続けるので異様な雰囲気と感じる方も多いようです。

2.友人葬の費用は?


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友人葬ではお坊さんを呼ばないのが一般的なため、お寺へのお布施などは不要とされています。

また、通常お坊さんの代わりに導師を務める創価学会の儀典部の人にもお礼は不要とされています。

そのため、通常の葬儀と比較して葬儀費用は低く済むことが多いようです。

しかし、友人葬では一般の葬儀をおこなう場合の参列者の他に、地区の創価学会員が来る場合も多く、通常の葬儀と比べて参加者の人数が多くなる場合もあります。

そのため、通常の葬儀を行う場合よりも葬儀場の規模が大きくなることがあり、葬儀費用が高額になってしまう場合もありえます。

 

2-1 友人葬では香典は必要なの?

創価学会員同士では、お金の貸し借りはしてはならないと決まりがあります。

そのため、原則としては香典は受け取らないことになっています。

近年では、親族と参列者との関係によっては、学会員同士でも香典を持ってくる場合もあり、その場合には香典を受け取る例もあります。

学会員同士以外では、もし香典を持ってくる人がいれば、受け取っても良いとされています。

 

2-2 友人葬の香典の相場は?

前の項でも説明したとおり、友人葬では基本的に創価学会員同士では香典は不要とされています。

創価学会員以外の香典の相場は、一般的な香典の相場と同じで良いとされています。

香典の相場は、会社関係、友人関係、地域関係、親戚関係と異なってくる場合が多いようです。

また、香典を渡す人の年代によっても金額が異なってくる場合があります。

通常は、香典を渡す人の年齢が若いほど香典の金額は少なくなるのが一般的です。

しかし、地域などによっても異なる場合が多く、一概には言えないようです。

以下に年代、関係別に香典の金額について一覧にしてみました。

横にはあなたの年代、縦にはあなたとの関係を表にしました。

 

会社関係の香典相場

あなたの年代 20代 30代 40代以上
あなたとの関係 勤務先の上司 5,000円 5,000円 5,000円〜10,000円
勤務先の同僚又は部下 5,000円 5,000円 5,000円
勤務先の同僚の家族 5,000円 5,000円 5,000円
取引先など 5,000円 5,000円 5,000円
 

友人・知人やご近所の人の香典相場

あなたの年代 20代 30代 40代以上
あなたとの関係 友人・知人 3,000円〜5,000円 5,000円 5,000円
友人の家族 3,000円〜5,000円 5,000円 5,000円
ご近所の人 3,000円〜5,000円 5,000円 5,000円
 

親兄弟・親戚関係の香典相場

あなたの年代 20代 30代 40代
あなたとの関係 祖父母 10,000円 10,000円〜30,000円 10,000円〜50,000円
ご両親 50,000円〜100,000円 100,000円 100,000円
ご兄弟・ご姉妹 10,000円 10,000円 10,000円〜30,000円
おじ・おば 10,000円 10,000円 10,000円〜30,000円
その他の親戚 5,000円〜10,000円 5,000円 10,000円
  ※金額はあくまで目安として考えて下さい。

たとえ香典を渡す人の年齢が20代であったとしても、その人が役職者だった場合などは金額は高くなる傾向がありますので注意したいものです。

 

2-3 友人葬での香典の表書きはどうすればいいの?

先程も述べましたように、友人葬では基本的に創価学会員同士では香典は不要とされています。

しかし、一般の方が参列する場合には香典を持参する場合があります。

その場合、香典袋の表書きは通常の葬儀と同じく、「御霊前」又は「お香料」で良いとされています。

 

2-4 友人葬の香典返しはあるの?

友人葬では基本的に創価学会員同士では香典を受け取ることはありませんので、もちろん香典返しもありません。

しかし、一般の参列者からは香典を受け取っても良いとされていますので、その場合には通常の葬儀と同様に香典返しをします。

香典返しの品物については、やはり通常の葬儀と同様に、お茶やコーヒーなどの詰め合わせ等が選ばれているようです。

 

2-5 友人葬のお布施はどうなっているの?

友人葬ではお坊さんを呼ばないため、お寺へのお布施などは一切不要とされています。

また、通常の葬儀でいうお坊さんの役目をするのは、主に亡くなった人が所属していた創価学会の教会の幹部(儀典長)が導師をつとめます。

この儀典長にもお布施などは一切不要とされています。

このように書くと、友人葬は一般の葬儀に比べて費用がかからなく安く済むようなイメージがあります。

一般の葬儀では参列者からの香典を葬儀費用に充てることができます。

しかし、友人葬では基本的に香典は受け取らないことになっていますので、祭壇等の費用は全て自己負担となります。

3.友人葬の位牌はどうなっているの?


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友人葬の位牌は、通常の位牌とは違い、手書きで戒名を書くことはしません。

友人葬での位牌は、透明なシールに黒で印字したものを白木の位牌に貼り付けるだけのものがほとんどです。

もし透明なシールがなかった場合には、白地に黒で印字したシールを貼り付けることもあります。

これに対して、仏教での位牌は、白木に筆で戒名を手書きした位牌を使用するのが一般的とされています。

 

3-1 友人葬での通常の位牌との違いは?

友人葬では、本位牌はなく、葬儀と忌明けで位牌を変えることはしないことになっています。

また、友人葬での位牌は葬儀が終わり、納骨または埋葬した後は処分してもかまわないことになっています。

それに対し、仏教での位牌は、通夜や葬儀などの祭壇には白木に筆で戒名を手書きした白木位牌を使用します。

その後、忌明けした後の49日以降には、漆塗りの本位牌と呼ばれる黒い位牌に変えて安置するのが一般的となっています。

 

3-2 友人葬の位牌の費用は?

友人葬では通常白木の位牌だけを使用します。

位牌にはシールで印刷した亡くなった人の俗名を貼り付けるだけですので、仏教での位牌のように戒名を付けることでのお寺へのお布施などはありません。

したがって、友人葬での位牌の費用は通常の白木位牌の価格だけということになります。

白木位牌の価格は、位牌に使用している材質と位牌の大きさで決まっているようです。

白木位牌は、安いものでは1,000円程度から、高価なものでは50,000円以上するものもあります。

 

3-3 友人葬の位牌の書き方はどうすればいい?

友人葬での位牌の書き方は、俗名で位牌を作る場合と同じように、表面には没年月日と名前、裏面には亡くなった時の年齢を書くのが一般的だと言われています。

位牌には亡くなった人の生前の名前(俗名)を書くことになっており、通常「妙法 ○○ 之霊」と書かれています。

注意しなければならないのは、俗名で記入する場合は、旧漢字が使われることもあるということです。

ですから普段使用していた略式の漢字ではなく、正しい漢字で記入するようにしましょう。

これに対して仏教での位牌では、表面に亡くなった人の戒名と没年月日、裏面には亡くなった人の俗名と亡くなった時の年齢を書くのが一般的だとされています。

 

3-4 友人葬に戒名はないの?

友人葬では仏教などと違い、戒名はありません。

戒名とは仏教で受戒した者に与えられる名前ですので、仏教を否定している創価学会の友人葬では戒名を使いません。

創価学会では戒名はお坊さんのお金儲けの為のものとして否定しています。

ちなみに、家族の一部だけが創価学会を信仰していて亡くなった後、ご先祖のお墓に一緒に入れようとなったときに、ご先祖さまをお祀りしているお寺では「戒名」がないと墓に入れられないと言われて遺族が困った例がたくさんあります。

このような例では、故人が創価学会員であっても、遺族がお寺に戒名を付けてもらって納骨している場合がほとんどです。

4.友人葬の流れはどうなるの?


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友人葬での葬儀の流れは、お坊さんがこないということ以外は、通常の葬儀とそれほど変わりません。

通常の葬儀と同様に、参加者の人数で会場を決めることから始まります。

参加者の人数は、遺族や親戚関係者以外にも、故人が所属していた会館の創価学会員が参列することもありますので、創価学会の地域の幹部である儀典長に確認する必要があります。

また、友人葬を行える場所には制限があります。

公営の斎場や民間の公民館などはほとんど大丈夫ですが、お寺で貸し出している斎場では、友人葬を断られることが多いようです。

会場は地元の創価学会文化会館を借りて、大広間で行われる場合も多いようです。

 

4-1 友人葬での通夜は普通と違うの?

友人葬での通夜は、通常の葬儀の通夜と比較してそれほど違いはありません。

違うところは、お坊さんが来ないということです。

通常は、お坊さんの代わりに創価学会の教会の幹部(儀典長)が導師を務める場合がほとんどです。

通夜の流れは、通常の葬儀とほとんど変わらず、司会から葬儀開始の案内があり、導師が南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)と題目を読み上げます。

それに合わせて学会員の方たちも大きな声で題目を唱えます。

これには一般の参列者の方たちはかなり戸惑う事が多く、違和感を感じる人や、恐怖を感じる人もいるようです。

また、創価学会員ではない一般の参列者の方たちはお経を唱える必要はありません。

そのあと焼香し、弔慰文、弔電の紹介があります。

最後に導師の挨拶、喪主の挨拶があり、再度南無妙法蓮華経と題目を読み上げて閉式するというのが一般的な友人葬の通夜での流れとなっています。

 

4-2 友人葬でのマナーは?やってはいけないことは?

友人葬でのマナーとしては、香典を持っていかないことがあります。

しかし、香典を受け取らないのは創価学会員同士だけとされていますので、あなたが学会員でない場合には、通常の葬儀と同様に香典を持っていっても問題ありません。

また、あなたが創価学会員ではない場合には数珠を持っていかない方が良いと言われています。

創価学会には創価学会独自の数珠があるため、一般的な数珠を持っていくのはあまり好ましいとは言えないからです。

そのため、あなたが創価学会の数珠を持っていないのであれば数珠は持っていかない方が無難です。

 

4-3 友人葬で司会を依頼されたらことわる?

友人葬で司会を依頼された場合には、事前に儀典長と打ち合わせをし、式次第をもらっておきましょう。

友人葬では、基本的に創価学会の幹部である儀典長たちが3名で導師・副導師を務めますので、指示通りに動きましょう。

通夜の流れは通常の葬儀とほとんど変わりませんので、特別心配する必要はありません。

 

4-4 友人葬の焼香回数は普通とちがうの?

友人葬での焼香回数は、3回とされています。

お香を3回つまんで、額まで持ち上げ焼香します。

焼香の順番ですが、導師、副導師、遺族、参列者の順に焼香するのが一般的です。

焼香する時には、焼香台に進む前に必ず遺族に一礼してから焼香するようにします。

焼香後も同様に遺族に一礼して自分の席に戻ります。

 

4-5 友人葬に参加するときの服装は?

友人葬での服装は、男女ともに通常の喪服で問題ないとされています。

また、通夜、葬儀とも同じ服装で大丈夫だとされています。

一般的に男性は黒のフォーマルスーツに黒ネクタイ、靴下や靴も黒を着用すると良いでしょう。

女性も、通常は黒のフォーマルスーツが良いでしょう。

ただし、スカートを着用する場合はミニスカートは避けるようにしましょう。

 

4-6 友人葬に遠方で行けない場合はどうすればいいの?

友人葬の会場が遠方などの理由で、葬儀に参列できない場合には、通常の葬儀と同様、弔電を打つのが良いと思います。

弔電を打つことにより、葬儀に参列できない場合でも、遺族の方に自分のお悔やみの気持ちが伝わるものです。

弔電の内容や台紙なども通常の葬儀と同様で問題ないとされています。

しかし、せっかく弔電を打つのであれば、定型文の後に手書きで一言書き足すだけでもあなたの誠意が伝わるかと思います。

5.友人葬での祭壇はどうなっているの?


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5-1 友人葬の祭壇の特徴は?

友人葬での祭壇は、一般的に白木祭壇を使用し、生花の代わりに樒(しきみ)と呼ばれる緑色の葉を持つ植物を使って祭壇を作ります。

最近では、しきみだけではなく、通常の生花と両方使われる祭壇も多いようです。

一例としては、中心を白木祭壇とし、ご本尊や故人の遺影、位牌を置いたりします。

その回りをしきみで囲みますが、最近ではしきみだけではなく、遺族の希望する生花や洋花で祭壇を飾り付ける場合も多いようです。

友人葬で禁止されていることとして、祭壇の前で写真を撮ってはいけないというのがあります。

祭壇にはご本尊と呼ばれる掛け軸のようなものが置かれており、ご本尊は絶対撮影禁止となっていますので注意が必要です。

ご本尊は、お寺などとは関係なく、基本的に支部から借りる場合がほとんどとされています。

 

5-2 友人葬の祭壇と一般の葬儀での祭壇との違いは?

友人葬での祭壇は、しきみを使用すること以外は一般の葬儀での祭壇とあまり変わりません。

しかし、一般の葬儀での祭壇と比較すると、友人葬の葬儀での祭壇は華美ではなく、質素である場合が多いようです。

しきみ以外の花も禁止されているわけではなく、ある程度しきみがならべてあれば、生花や洋花を使用しても大丈夫だとされています。

 

5-3 友人葬の祭壇の費用は安い?

友人葬の祭壇の費用は、通常の葬儀と比較して質素になる傾向はありますが、やはり葬儀への参列者の数や会場の大きさに比例して、祭壇の大きさも変わってくるため、一概にはいくらとは言えないようです。

友人葬では枕花や籠盛、お供えなどもありませんので、同じ大きさの祭壇であっても、祭壇費用は低くおさえられる場合が多くなります。

6.友人葬では葬儀後どうなるの?


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友人葬での葬儀後の流れは、一般の葬儀の場合と同じです。

葬儀に参加すると、その後の法要について予定表をもらえます。

初七日、四十九日法要、納骨などの予定があります。

しかし、仏教などと違い、1周忌などの年忌法要は創価学会の各会館にて合同で毎月おこなわれています。

 

6-1 友人葬の初七日は?

友人葬での初七日は、一般の葬儀の場合と同じく葬儀の後に繰り上げて行う場合が多いようです。

繰り上げて初七日の法要を行った場合には、葬儀の場合と同様にお経を上げるのは儀典部の方が行います。

この場合でもお布施等はありませんので特別な費用はかかりません。

 

6-2 友人葬の四十九日法要は繰り上げてするの?

友人葬での四十九日法要は、初七日と同様に繰り上げて葬儀の後に行う場合と、四十九日後に行う場合があります。

四十九日後に法要を行う場合には、自宅などに親戚や亡くなった人が生前に親しかった人達が集まり、儀典部の導師の方がお経を上げてくれます。

四十九日法要でもお布施等はありませんので特別な費用はかかりませんが、お茶菓子等を用意する場合がほとんどですのでその費用は必要になります。

また、四十九日法要にお供え物を持っていく場合には、通常の法要の場合と同様に、しきみや、お花、亡くなった人が好きだったお菓子などを持っていくのが良いとされています。

 

6-3 友人葬の納骨は普通と違う?お墓は14ヵ所?

友人葬の納骨は、四十九日法要と一緒に行われることが多く、法要の後、そのまま納骨します。

友人葬を行っている創価学会には、全国に墓地公園や納骨堂があり、通常は学会員が亡くなった場合にはこの墓地公園や納骨堂に納められる場合がほとんどです。

納骨する場合には、事前に納骨する墓地公園や納骨堂に予約する必要があります。

納骨の予約は、納骨希望日の1週間前までに納骨を希望する施設に連絡するようにします。

また、納骨する当日には必ず火葬許可証又は改葬許可証等の添付書類(原本)が必要になります。

納骨する施設は、墓地公園の他、長期収蔵型納骨堂と常楽納骨堂の2種類があります。

どの施設に納骨する場合でも、納骨前に必ず法要があります。

通常、法要は午前11時と午後1時から行われますが、法要の30分前には受付で手続をする必要があります。

以下に墓地公園と納骨堂の違いについて説明しています。

 

墓地公園とは?

全面芝生の公園で、墓地公園にあるお墓はどれも同じデザイン、同じ大きさの白みかげ石を使用したものとなっています。

墓地公園への納骨の費用は、一般には公開されていませんが、墓石がおよそ40万円から90万円、他に永代使用料を合計して約100万円程度が必要と言われています。

 

長期収蔵型納骨堂とは?

長期収蔵型納骨堂はお骨の保存期間が20年間となっている場合がほとんどです。

20年後は、お骨が永久収蔵納骨室に移動され、永久に供養、保存してくれます。

納骨の費用ですが、20万円から30万円程度と金額が違い、納骨堂によっては5万円程度の寄付といった形をとっている場所もあるようです。

 

常楽納骨堂とは?

常楽納骨堂は長期収蔵型納骨堂と違い、納骨後、一定期間でお骨が移動されることもなく保存期間は永久となっています。

納骨した後の改葬や引き取り、分骨はできないことになっています。

常楽納骨堂での納骨の費用ですが、こちらも20万円から30万円程度と金額が違い、納骨堂によっては5万円程度の寄付といった形をとっている場所もあるようです。

 

墓地公園は以下の14ヵ所となります。

・戸田記念墓地公園
・東北池田記念墓地公園
・みちのく池田記念墓地公園
・ひたち平和記念墓地公園
・富士桜自然墓地公園
・中部池田記念墓地公園
・関西池田記念墓地公園
・中国平和記念墓地公園
・山光平和記念墓地公園
・四国池田記念墓地公園
・九州池田記念墓地公園
・沖縄平和記念墓地公園
・はるな池田記念墓地公園
・びわこ池田記念墓地公園
 

長期収蔵型納骨堂は以下の6ヵ所となります。

・東北十和田多宝納骨堂
・富士桜多宝納骨堂
・中部多宝納骨堂
・関西白浜平和納骨堂
・九州多宝納骨堂
・はるな平和納骨堂
 

常楽納骨堂は以下の15ヵ所となります。

・戸田常楽納骨堂
・東北常楽納骨堂
・みちのく常楽納骨堂
・ひたち常楽納骨堂
・富士桜常楽納骨堂
・中部常楽納骨堂
・北陸常楽納骨堂
・関西常楽納骨堂
・中国常楽納骨堂
・山光常楽納骨堂
・四国常楽納骨堂
・福岡常楽納骨堂
・九州常楽納骨堂
・沖縄常楽納骨堂
・はるな常楽納骨堂
 

6-4 友人葬の一周忌は?

友人葬での一周忌は、通常は創価学会の各会館で毎月1回、回忌法要として行われ、この場合の費用はかかりません。

各会館で回忌法要を行う場合は、創価学会員同士が合同でおこなわれます。

また、一周忌だけではなく、三回忌、七回忌、十三回忌などの法要もいっしょにおこなわれます。

各回忌の対象者の名前を一人一人読み上げて、友人葬の時と同様に儀典部の方が導師となり、参列者全員で「南無妙法蓮華経」」とお経を読み上げ、焼香も参列者全員が行います。

また、一周忌を自宅などで行う場合には、親族達が集まり、儀典部の方にお願いして、導師としてお経を上げてもらうのが一般的です。

この場合にも、儀典部の方へのお布施などの費用は必要ないとされています。

7.友人葬と家族葬の違いは?


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友人葬は家族葬と似ている葬儀だと混同されることが良くあるようです。

友人葬と家族葬は根本的に全く違う葬儀の方法だと言えると思います。

しかし、友人葬をおこなっている創価学会でも家族葬をおこなう場合もあるのです。

 

7-1 家族葬とは?

家族葬とは、遺族や生前親しかった人たちだけで行う葬儀のことをいいます。

しかし、どこまでを家族葬の参加者にすればいいのか?については家族葬をおこなう前に良く確認しておくべきことだと思います。

また、家族葬として葬儀をおこなう場合、通常は出来るだけ少人数でおこない簡素なものにしたい、と考える場合が多いと思います。

参加者が多くなってしまうと大きな会場が必要になるため、当初の家族葬としておこなう意味がなくなってしまいがちです。

そのため、参列をお断りするケースも必要になってくると思います。

参列をお断りする可能性がある場合には、事前にお断りの理由を明示した文書等を用意するようにしましょう。

また、香典なども辞退する場合はその点もきちんと書いておくようにしましょう。

 

7-2 家族葬を創価学会でおこなう場合もあるの?

家族葬は一般的には遺族や生前親しかった人たちで行います。

しかし、施主が創価学会員であっても、亡くなった人が創価学会員ではなく、故人が通常の葬儀を希望している場合は、家族葬やお寺での葬儀をおこなう場合もあります。

また、納骨も創価学会の墓地公園に納骨する場合と、お寺の墓に納骨する場合があります。

いずれの場合にも葬儀の形式やお墓は、亡くなった人の希望が優先される場合が多いようです。

創価学会員が通常の墓に納骨される場合には、墓石に俗名を彫る場合と、お寺に依頼して戒名をもらって彫る場合があるようです。

一例としては、父親が創価学会員、母親が浄土真宗などの場合には、墓石に父親の俗名と母親の戒名が彫られているケースもあります。

 

7-3 友人葬との違いは?

友人葬は現在創価学会員がおこなう葬儀を指します。

対して家族葬は、亡くなった人の親族や生前親しかった人たちが集まっておこないます。

両者のいちばんの違いは、参列者の人数だと思います。

通常、家族葬では参列者が20〜30人程度におさまる場合がほとんどです。

しかし友人葬では参列者は一般の葬儀とあまり変わらない場合が多く、亡くなった人と直接面識がない学会員も参列する場合もあります。

8.まとめ


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ここまでご覧いただきありがとうございました。

これまでお伝えしてきた内容をまとめますと、

・友人葬の歴史は日蓮正宗との決別から始まりました
・友人葬と一般の葬儀との違い
・友人葬の費用、香典などについて比較しました
・友人葬での香典の書き方、香典返しは不要です
・友人葬でのお布施は必要ない
・友人葬と一般の位牌の違いや書き方、位牌の費用を説明しました。


・友人葬の戒名はありません
・友人葬の流れやマナー、服装は通常の葬儀と同じ
・友人葬での焼香回数は3回
・友人葬での弔電は通常の葬儀と同じ
・友人葬での祭壇費用、通常の祭壇との違いはしきみを使用すること
・友人葬での初七日、49日法要、1周忌には合同でおこなう場合が多い
・友人葬での納骨は専用の納骨施設がある
・友人葬と家族葬はまったく違う
となります。

このサイトをご覧になって、友人葬について知識を深めていただき、今後の機会に役立てていただければ幸いです。