「今どきの学生寮は、キレイでオシャレ!!」
今朝のおはよう日本で放送していました。
ぼくの時代(四半世紀前)ですと、
・古い(汚い・狭い)
・家賃は安い
・食事付(学生寮のおばさんの手料理)
というイメージでした。
今は、
・オシャレ・キレイ
・家賃は、普通~ちょっと安い程度
・食券などで選べる(レパートリー豊富)
・装備充実
ということのようです。
「学生寮への需要が回復傾向!」
ぼくの時代は、そのネガティブなイメージもあり、学生寮は不人気でした。
ココ数年は、学生寮人気が回復していきているようです。
人気回復の背景には、従来からの親御さんからの「家賃」「食事(のバランス等)」のような「実利的」な理由だけではなく、学生さんが自ら希望している理由もあるようです。
それは、共同生活をすることによって、他者とコミュケーション・交流を取りたいとの理由のようです。
「イマドキの学生さんの意識とは?!」
他者とのふれあいやコミュケーションを嫌い、孤独を愛するといったイメージを持っていたのですが、逆の傾向もあるようですね。
ルームシェアの流行もそうですが、真逆の意識も強いようですね。
「イマドキの学生寮は設備も充実!!」
寮内に、トレーニングルームやサウナまで完備している学生寮もあるようです。
建物や部屋の内容も、キレイでオシャレです。
ここらへんは、整備しないと、学生さんの心はつかめないのかもしれませんね。
「不動産投資としても有効なのでは?!」
番組に登場した不動産会社によると、今度も、積極的に、学生寮を取得・拡大していきたい!とのことでした。
ある学生寮の場合ですと、フロアごとに、違う大学と契約しているケースもありました。
これならば、契約者である大学を多数に分散することによって、リスクがヘッジできますね。
なかなか有望なビジネス・不動産投資法かもしれません?!
「不動産投資としての学生寮のデメリット・注意点」
ちょっと前に、郊外に移転していた大学が都心に戻ってきている!という情報を耳にしました。
郊外の場合、大学以外にこれといった企業等がない場合、大学への依存が100%となってしまいがちです。
その大学が移転してしまうと、不動産投資としては絶望的な状況になります。
大学だけではなく会社の社員寮でも同じですね。
「城下町」的な街に要注意でしょう。
となると、やはり、周辺に複数の大学・企業が存在するというのが条件でしょうか?
また、長期的には少子化で、学生の数は減少傾向ですので、前途洋々ビジネス!という状況ではなく、あくまでも、空室率が上昇している不動産投資における解決方法の1つというスタンスでしょうか?!
「まとめ」
・学生寮人気が回復傾向にある
・学生寮が、おしゃれ・キレイになっている
・学生の共同体への意識に変化が?!
・工夫すれば、学生寮も不動産投資の方法として有効な手段になりうる
・郊外や1つの大学・会社に依存した不動産投資はリスクが高い