蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【スポーツ】浅田真央が現役引退表明 フィギュア五輪銀メダル2017年4月11日 02時13分 フィギュアスケート女子の2010年バンクーバー冬季五輪銀メダリストで、世界選手権で日本人最多3度の優勝を果たした浅田真央(26)=中京大=が10日、自身のブログで「突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました」と記し、現役引退を表明した。6位だった14年ソチ五輪のシーズン後に心身の疲労を理由に休養。1年のブランクを経て昨季復帰したが、往年の強さは取り戻せず、日本女子の出場枠が2に減った平昌五輪まで1年を切った時期に決断した。 昨年12月の全日本選手権で12位に終わり「自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました。このような決断になりましたが、悔いはありません」などと説明した。関係者によると、近日中に記者会見を開く方向という。 名古屋市出身。女子では世界でも一握りの選手しか成功していないトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器に、15歳で初出場した05年のグランプリ(GP)ファイナル優勝で一躍脚光を浴び、絶大な人気を誇った。06年トリノ五輪は年齢制限で出場できなかったが、4年後のバンクーバー五輪でショートプログラム(SP)、フリーを合わせてトリプルアクセルを3度決める女子初の快挙を達成。同い年のライバル、韓国の金●児に次ぐ2位となった。 現役最後のシーズンと公言して迎えた14年2月のソチ五輪でも悲願の金メダルは手にできなかったが、フリーで会心の演技を見せ、SPの16位から挽回した姿は感動を呼んだ。同年3月の世界選手権で08年、10年に続く3度目の女王に輝いた。 GPシリーズでは4度のファイナル制覇を含む日本人最多の15勝をマークした。全日本選手権では母の匡子さんが直前に急死した11年を含めて6度制した。 (注)●は女ヘンに研の旧字体のツクリ <浅田真央(あさだ・まお)> 小学校5年で全種類の3回転、6年でトリプルアクセル(3回転半)が跳べるようになったジャンプの天才。15歳だった05年GPファイナルで衝撃の初出場優勝。06年トリノ冬季五輪には年齢制限で出場できなかったが、10年バンクーバー五輪で銀メダル。14年ソチ五輪は6位。世界選手権は08年、10年、14年に優勝。全日本選手権は6度優勝。1年間の休養を経て15年5月に現役続行を表明。昨年の全日本選手権は12位だった。163センチ。26歳。愛知県出身。 (共同)
PR情報
|