ジャズは好きですか?大人のサウンドって気がして、なかなか手がだせないジャンルだったりしますが、相方のスケさんにおススメしてもらった曲を紹介します。ジャズ初心者の私でも、ほっこり気分になれる癒し系ジャズです。
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専門知識なんて全くないので、ジャズを詳しい人からみると、薄っぺらい記事になってる可能性は否めないんですけどね。
サックスやトランペットも嫌いではないのですが、今日はピアノトリオ限定でご紹介します。管楽器のもつ波長っていうんですかね、ちょっとキツイときがあるんです。パオーーンてね、押されるっていうんでしょうか。
ピアノトリオにはリラクゼーション効果がある
と、私が勝手にそう思ってるのですが、実際、ソファに座って、ゆったりとした気分で聴く夜は、気持ちが安らぎますよ。ジャズトリオ?ピアノトリオ?どっちの言い方が正解なのかも、よくわからないんですけどね。
私はこのピアノとベースとドラムのトリオがとても気に入っています。日常のプチストレスを優しく癒して、頭を撫でてくれるようなピアノの音、揺さぶられるような振動が心臓に低く響くベースの音、遠い昔の記憶を辿るようなシャーンというブラシの音、この3つの音にキュンとして沁みるのです。
相方スケさんは凝り性なので、ジャズについて話し出すと「もともとジャズってのは、アフリカからの奴隷として、かくかくしかじか」はい、長くなりそうなので、小難しいことは抜きにして、とっかかりとしてのジャズ、誰でも好きになれそうなジャズ、私がそう思っているピアノトリオを紹介します。
そんな私のおススメの厳選3曲はこちらです。って、少なっ!
Bill Evans / My Foolish Heart
ビルエバンス / マイフーリッシュハート
ピアノトリオは、この方なしでは語れませんね。愚かでも、みっともなくてもいいんだよ、そう語りかけてくれているようです。優しい音の粒が広がります。嬉しい日も悲しい日も辛い日も、毎日を優しく包んでくれる、お気に入りの1曲です。ビルエバンスの演奏は本当に素敵ですよね。
My Foolish Heart (Album Version)
- アーティスト: Bill Evans Trio
- 出版社/メーカー: Universal Music LLC
- 発売日: 2010/10/04
- メディア: MP3 ダウンロード
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ELEMENT3 / George
ビルエバンスからいきなり、そっちですか!と言われそうな選曲ですが、この曲、大好きなんです。始まり方も劇的で、いっきに持って行かれる感じ!懐かしさみたいな感覚が押し寄せてジーンとくるんです。でも、今は活動されてないようなんですよね。残念です。
山中千尋 / Ele e Ela
山中千尋さんの演奏は聴いたことがあります。曲の合間、合間におしゃべりを交えたり、演奏中に客席をじーっと見たり。長年ピアノをやってる人にありがちな背中のあたりの筋肉を見せつけるドレスも素敵でした。終始気持ちよく聴かせていただきました。彼女の曲の中で私が1番好きのは「taxi」なのですが、音源がみつかりませんでしたので、こちらを紹介しました。
私の好きなtaxiという曲はこちらに収録されています。
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【番外編】
ピアノトリオではありませんが、ソロ演奏!
不協和音か?それとも名曲か?相方スケさんが「間の取り方がスゴイ」と愛してやまないセロニアス・モンクも有名ですが、私が好きなのは、やっぱりキース・ジャレット。
キース・ジャレット ケルンコンサート
ジャズな感じがあまりしない気もしますが、全部即興演奏で、うまくいかなかった日は次の朝まで同じ場所に座り、考え込むような人だと、前にテレビか何かで聞きました。魂を込めて演奏している気迫を感じます。時々、聞こえてくる奇声も嫌いじゃないです。
こんな曲も演奏しています。
それから、ギタートリオでパットメセニー
Pat Metheny and Jaco Pastorious - Bright Size Life (Studio Version)
ゆったり癒されるというより、元気に癒される感じです。軽快にふんふんと首をふりながら聴き入ってしまいます。良い事があった日には、その気分をなお一層、盛り上げてくれる1曲です。
今回は私が「癒し」を求めて、聴いているジャズをご紹介しました。ジャズに詳しい方がみると、なんじゃこの選曲!と言われちゃうかもしれませんが、私が好きなんだから、これでいいのだ!
最後まで、お付き合いくださりありがとうございました。