燃費ランキングを国交省が発表!燃費の良い乗用車トップ10【2017年最新版】
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【10位】ホンダ「アコード」/燃費 31.6km/L
10位にはホンダ「アコード」がランクイン。上質なエクステリアが特徴的な「アコード」は3種類の走りを使い分けながらモーターのみでの走行を優先するエンジン「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載しており、燃料を節約しながらもレスポンスの高い走りを可能としています。決して小さくないボディサイズを考慮するとかなり優秀な燃費性能を誇っていると言っていいでしょう。信号情報活用運転支援システムなど珍しい機能も備えています。
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【9位】スズキ「ソリオ」/燃費 32km/L
第9位はスズキ「ソリオ」。昨年のフルハイブリッドモデル登場により燃費性能が大幅に向上したことがランクインの要因となりました。MGU(駆動用モーター)AGS(オートギアシャフト)を組み合わせたパワートレインはEV走行に加え、瞬間的な出力をアシストし低燃費とパワフルな走りの両立を実現しています。また、エコモード搭載で状況に合わせて運転を切り替えることができるのも魅力的。燃費には不利となるスライドドアを採用し、且つ広いラゲッジルームを備えながらの32km/Lは賞賛に値します。
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【7位(同率)】トヨタ「カローラ フィールダー」「カローラ アクシオ」/燃費 33.8km/L
7位(同率)にはトヨタ「カローラ フィールダー」「カローラ アクシオ」が揃ってランクイン。50年の歴史を持つ同車のエンジンには「アトキンソンサイクル」と「クルードEGR」を組み合わせたシステムを採用。電動式オーターポンプを搭載したことで摩擦損失の低減に成功し、エンジン効率を高めています。また発電における交流電流やモーター、リアクッションギア等も最適に制御され、随所に燃費向上への工夫が施されています。
ハイブリッドモデルながらガソリン車と同じ荷室空間を確保しているところも評価できます。
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【6位】ホンダ「シャトル」/燃費 34.0/km/L
ホンダのステーションワゴン「シャトル」が6位にランクインしました。フィットをベースとした「シャトル」はなめらかな流線形の形状が特徴的。エアロダイナミクスに優れたルーフは燃費性能の向上にも一役買っています。搭載の「SPORT HYBRID i-DCDハイブリッドシステム 」は状況によってモーターのみでの走行に切りかえ、高出力を発揮。値段も先出のライバル「カローラ」より安く、そのコントパフォーマンスも魅力です。
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【5位】ホンダ「グレイス」/燃費 34.4/km/L
5月に新型発売予定のホンダ「グレイス」が第5位にランクイン。10位の「アコード」と同様の「SPORT HYBRID i-MMD」搭載で状況に応じてEV走行とハイブリッド走行を切り替えます。またスポーティな走りをアシストするCVTも燃費性能の向上に貢献。見た目も美しく乗り心地も優雅なセダンでありながらこの燃費性能を達成しているは高評価です。
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【4位】ホンダ「フィット」/燃費 36 .4/km/L
ホンダが誇るコンパクトハイブリッドモデル「フィット」が4位。既に紹介した「シャトル」「グレイス」とは兄弟車となり、仲良く並んでのランクインとなりました。ハイブリッドシステム自体は同様の「SPORT HYBRID i-MMD」ですが、7速デュアルクラッチトランスミッションと軽量ボディが組み合わさったことにより、さらに高い燃費を発揮しています。また4月予定のマイナーチェンジ後には37.2km/Lとさらなる燃費性能を獲得するとのことで、そうなればさらに順位を上げることとなります。
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【3位】トヨタ「アクア」/ 燃費 37.0/km/L
コンパクトハイブリッドモデルの代表選手トヨタ「アクア」が3位にランクイン。2013年に現在の37km/Lの燃費性能が与えられ、ライバルを圧倒し続けてきました。最近は他社も開発を進め燃費性能の差は縮まってきた感はありますが、2018年を予定しているフルモデルチェンジ後にはなんと45km/Lという燃費性能を獲得するとの噂も。今後も上位に君臨し続けることは間違いないでしょう。
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【2位】日産「ノート」/燃費 37.2/km/L
日産独自のハイブリッドシステム「E-power」が搭載された「ノート」が2位を獲得しました。
「e-power」はエンジンで発電し、モーターのみで走る全く新しいハイブリッドシステム。充電を気にすることなく走れる電気自動車として環境性能の高さも含めて人気です。また電気の特性の生かしたトルクフルな走りも好評で、エンジンを使わないことから粛清性も高く備わっています。2016年11月には日産車として30年ぶりに月間販売台数1位を獲得するなど今注目の一台です。
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【1位】トヨタ「プリウス」/燃費 40.8/km/L
見事第1位に輝いたのはトヨタ「プリウス」。モーター、バッテリー、コントロールユニットなどあらゆるパーツが小型軽量化が施され、最大熱効率40%を誇るエンジンの燃費性能は王者に相応しい唯一の40kmオーバー。日本のハイブリッドカーを牽引する一台です。なお2016年度は販売台数でも第1位に輝いており、名実ともに日本一の量産車と言っても過言ではないでしょう。
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まとめ
一位は予想どおり!という結果になった今回のランキング。やはり優れたハイブリッド技術を持つトヨタの強さが目立ちます。印象的だったのはホンダの健闘具合で、魅力的な低燃費モデルを4つもランクインさせています。また、2位に入賞した日産「ノート」の「e-power」システムも注目の一台。エンジンでは走行しないという独自のシステムは他のモデルにも適用されるとみられているため、今後日産が上位に新車をランクインさせてくる可能性は高いでしょう。
また、今回ランクインしたモデルは先日公開された2016度新車販売台数ランキングにも入っているものも多く、やはり燃費がいい車は売れるようです。
また、27年度販売の乗用車の平均燃費は21.6km/Lと前年度の21.7km/Lより若干低下する結果となりました。これは軽自動車を筆頭に燃費のいいコンパクトモデルの出荷が減ったことが原因とのことです。
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