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役立たずの生還者 作者:たまっち
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不変的な日常

あの事件からどれだけの月日が経っただろう。未だに夢を見る。自分が主役の夢を。夢の僕はとてつもなく強く、あらゆる層のボスをなぎ倒していく。英雄扱いされる。今もナーブギアを使ったゲームをしている。夢の僕とは程遠い現実。もう変えることなど出来ないのだろう。これが僕だ。日常だ。変わることのない、不変的な日常。この日常が続くのだと思っていた。そう、あの日、交通事故に遭うまでは・・・。
凄惨な事件から数年後、僕は事故にあった。意識不明の重体だったらしい。夢だったのかもしれない。でも夢というにはあまりにも現実的で、とても高ぶる体験をした。僕は舞い戻ったのだ。数年前までは日常であった、あの世界に。

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