韓国大統領選:二者対決支持率、文氏38.3%安氏51.4%

世論調査で安哲秀氏が文在寅氏を逆転
6者対決では文氏32.2%、安氏34.4%

 韓国次期大統領選(5月9日実施)を1か月後に控え、本紙がカンタパブリックに依頼して世論調査を実施したところ、主要候補6人のうち安哲秀(アン・チョルス)国民の党前代表が34.4%、文在寅(ムン・ジェイン)「共に民主党」前代表が32.2%で接戦を繰り広げていることが分かった。3位は洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事(自由韓国党)で5.7%、4位はシム・サンジョン氏(正義党)で2.3%、5位はユ・スンミン氏(正しい政党)で1.9%、6位は金鍾仁(キム・ジョンイン)氏(無所属)で0.6%だった。「支持する候補がいない」または「分からない・無回答」は22.6%だった。

 調査は全国の成人2300人を対象に行われた。

 「必ず投票する」と答えた人は83.9%で、3月3-4日の調査時の79.6%に比べ4.3ポイント増えた。「必ず投票する」という投票に積極的な回答者の中では、文氏が35.9%、安氏が35.0%、洪氏が6.2%、シム氏が2.5%、ユ氏が1.5%、金氏が0.6%となった。全有権者、積極投票層のいずれでも文氏と安氏が超接戦を繰り広げているわけだ。

 一方、文氏と安氏の二者対決を想定した場合、支持率は安氏(51.4%)が文氏(38.3%)を13.1ポイントも上回った。3月3-4日の同様の調査では、文氏が45.8%、安氏が32.0%だったが、1か月の間に安氏の支持率は19.4ポイントも上昇し、文氏の支持率は7.5ポイント下落した。

洪永林(ホン・ヨンリム)記者
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