蹴球探訪
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【ゴルフ】松山は28位に後退 魔さか…18番で4パット2017年4月10日 紙面から
◇マスターズ<第3日>▽男子メジャー第1戦▽8日▽米ジョージア州オーガスタ、オーガスタ・ナショナルGC(7435ヤード、パー72)▽晴れ、19・4度、南の風2・7メートル▽賞金総額1000万ドル(約11億900万円)、優勝180万ドル(約1億9960万円)▽53選手(うちアマ2人) 【オーガスタ(米ジョージア州)堤誠人】16位から出た松山英樹(25)=レクサス=はスコアを2つ落として通算4オーバーとなり、首位とは10打差の28位へ後退した。前半は3ボギーと乱れながら、15番のイーグルなどで後半に挽回。ところが、18番はまさかの4パットでダブルボギーとなってしまった。67をマークしたリオデジャネイロ五輪金メダリストのジャスティン・ローズ(英国)とセルヒオ・ガルシア(スペイン)が通算6アンダーで首位に立った。 第2日までの強風が収まり、上位勢は軒並みスコアを伸ばした。にもかかわらず、2オーバーでスタートした松山は後退。ラウンド後は「最低でもアンダーパーにもっていきたかった。(優勝の)チャンスはないが、(最終日は)いいプレーで終わりたい」と白旗を掲げた。 15番のイーグルでスタート時の2オーバーに戻し、18番(パー4)はピンから左10メートルへ2オン。バーディーパットが1メートル余りオーバーしたのはともかく、パーパットがカップにけられると、ほぼ同じ距離だった第5打もカップの右をスルー。2オン4パットで終えた松山の表情は一気にこわばった。 今回は自信を持てないままのラウンドが続いている。この日も前半はノーバーディー、3ボギー。2番ではティーショットを右の林の中に打ち込み、パー4の3、5、7番はパーオンできなかった。 ショットが安定せず、「状態がなかなか上がってこないので、それがそのまま出た。(グリーンも)これだけ入らなかったら…」と不満を隠さなかった。 15番(パー5)でピン奥約3メートルに2オンし、第3打のパッティングを沈めたのが唯一の見せ場。それでも18番のダブルボギーに打ちひしがれたようで、「(うれしさは)最後でかき消された」と満足感はなかった。昨年まで2年連続で1桁順位だっただけに、悔しさは募るばかりだろう。 2月のフェニックスオープンを2年連続で制した後は、約2カ月間も不本意な結果が続いている。日本ツアーや非公式大会を含め、3カ月足らずで約5億6000万円を稼いだ昨秋から冬にかけての勢いを一日も早く取り戻したい。 PR情報 |