後藤太輔
2017年4月10日16時40分
フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)はなぜ、勝負どころで力を発揮できるのか。大逆転劇を演じた3~4月の世界選手権(ヘルシンキ)のフリーで体感した究極の「集中状態」の入り方について、朝日新聞とのインタビューで語った。
「『無理やり入(い)れる』か、『入(はい)る』かの違いがあると思う」。羽生は、そんな独特な言い回しで、集中力について一気に語った。
「集中状態に入(はい)ろう入(はい)ろうという意思があって集中していくのか、無意識に『あ、これ集中だったんだ』みたいな、状態に入(はい)るかって、たぶんある。無意識に入(はい)っていた状態が世界選手権。それと、四大陸選手権(2月、韓国・江陵〈カンヌン〉)のフリーもそうだった」
ショートプログラム(SP)5…
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