アメリカのコンビニは雑貨屋風の店舗が多い

引用:コンビニ : america http://livedoor.blogimg.jp/toshikama2001/imgs/3/1/3101c450.jpg
セブンが米国で大型買収
セブン&アイが4月5日、米国のコンビニチェーンを買収する事で合意したと発表しました。
テキサスに拠点があるスノコLP、約1100店舗を33億ドル(約3650億円)で取得する。
1店舗当たり3億円になるが、同コンビニはガソリンスタンドとコンビ二を併設するスタイルで、給油客の立ち寄りも期待できる。
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引用:コンビニ : america http://livedoor.blogimg.jp/toshikama2001/imgs/3/1/3101c450.jpg
セブンが米国で大型買収
セブン&アイが4月5日、米国のコンビニチェーンを買収する事で合意したと発表しました。
テキサスに拠点があるスノコLP、約1100店舗を33億ドル(約3650億円)で取得する。
1店舗当たり3億円になるが、同コンビニはガソリンスタンドとコンビ二を併設するスタイルで、給油客の立ち寄りも期待できる。
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スノコLPはニューヨーク州、フロリダ州、テキサス州などで展開し、年間営業利益は112億円だった。
単純計算では投資を回収するのに30年かかるが、むろん大幅に収益を増やす公算があるのでしょう。
スノコLPは「Aプラス」というブランド名で店舗を営業しているが、セブンイレブンに統一される。
セブンイレブンは米コンビニ業界で首位だがシェアは約5%しかなく、40%近い日本の状況とは大きな差がある。
アメリカは広大なので配送コストなどがかかり、全米全てで同じサービスを展開するのが難しく、地域ごとに分かれる傾向がある。
アメリカのコンビニは日本と違い「昔の雑貨屋」という趣きが強く残っていて、サービスの規格化などは進んでいない。
オーナーによって並んでいる商品や提供するフード類、サービスは様々で、店員の行動も細かく指導されてはいない。
例えば客がレジ前に並んでいても、店員は別な人とお喋りしたり、トイレに行ったり自分の用事を優先する事がある。
これが自由の国のコンビニなのだが、当然ながら客の評判はあまり良くない。
アメリカのコンビニは戦国前夜か
現状のサービスに不満が多い事は、そこを改善すると成長できる余地が大きいという事かもしれない。
セブンは買収によって米国で8200店から9300店に増え、業界2位のCVS(約7600店舗)より優位に立とうとしている。
全米の全てのコンビニの合計は16万店舗もあり、約5万店舗の日本より多く、多くの店舗は雑貨屋風スタイルで営業している。
セブンイレブンはアメリカが発祥なので、多くの日本企業とは違い、東海岸や南部に多くの店舗を持ち、西海岸や北部では少ない。
米セブンは毎年10%のペースで増益を続けていて、そのペースだと3600億円の投資を数年で回収できるかも知れない。
日本では食品やファーストフードを増やして、既存外食店の客を奪って成長したが、アメリカで同じように行くかは分からない。
日本のコンビニのサービスは「ブラック労働」に象徴される労働基準法違反や過酷なノルマに支えられているので、同じ事をアメリカでは出来ないと考えられる。
店員の労働量を増やさずに惣菜などの品揃えを充実させられるかが、今後の課題になる。
日本でもセブンはブラック企業大賞を受賞するなど、違法スレスレの労働をさせていて、労働生産性としてみると極めて低い。
セブンイレブンが本当に世界的企業になるためには、労働の質を改善しないと、いずれ全世界で労働争議が起きかねない。
セブン&アイの井阪社長はスノコLP買収を「3650億円でもあまりある投資」としていて、今後も買収を続けるかも知れない。
国内セブンイレブンの強さは独自開発商品の「美味しさ」にあり、アメリカで成功するかもここに掛かっている。
スノコLPはニューヨーク州、フロリダ州、テキサス州などで展開し、年間営業利益は112億円だった。
単純計算では投資を回収するのに30年かかるが、むろん大幅に収益を増やす公算があるのでしょう。
スノコLPは「Aプラス」というブランド名で店舗を営業しているが、セブンイレブンに統一される。
セブンイレブンは米コンビニ業界で首位だがシェアは約5%しかなく、40%近い日本の状況とは大きな差がある。
アメリカは広大なので配送コストなどがかかり、全米全てで同じサービスを展開するのが難しく、地域ごとに分かれる傾向がある。
アメリカのコンビニは日本と違い「昔の雑貨屋」という趣きが強く残っていて、サービスの規格化などは進んでいない。
オーナーによって並んでいる商品や提供するフード類、サービスは様々で、店員の行動も細かく指導されてはいない。
例えば客がレジ前に並んでいても、店員は別な人とお喋りしたり、トイレに行ったり自分の用事を優先する事がある。
これが自由の国のコンビニなのだが、当然ながら客の評判はあまり良くない。
アメリカのコンビニは戦国前夜か
現状のサービスに不満が多い事は、そこを改善すると成長できる余地が大きいという事かもしれない。
セブンは買収によって米国で8200店から9300店に増え、業界2位のCVS(約7600店舗)より優位に立とうとしている。
全米の全てのコンビニの合計は16万店舗もあり、約5万店舗の日本より多く、多くの店舗は雑貨屋風スタイルで営業している。
セブンイレブンはアメリカが発祥なので、多くの日本企業とは違い、東海岸や南部に多くの店舗を持ち、西海岸や北部では少ない。
米セブンは毎年10%のペースで増益を続けていて、そのペースだと3600億円の投資を数年で回収できるかも知れない。
日本では食品やファーストフードを増やして、既存外食店の客を奪って成長したが、アメリカで同じように行くかは分からない。
日本のコンビニのサービスは「ブラック労働」に象徴される労働基準法違反や過酷なノルマに支えられているので、同じ事をアメリカでは出来ないと考えられる。
店員の労働量を増やさずに惣菜などの品揃えを充実させられるかが、今後の課題になる。
日本でもセブンはブラック企業大賞を受賞するなど、違法スレスレの労働をさせていて、労働生産性としてみると極めて低い。
セブンイレブンが本当に世界的企業になるためには、労働の質を改善しないと、いずれ全世界で労働争議が起きかねない。
セブン&アイの井阪社長はスノコLP買収を「3650億円でもあまりある投資」としていて、今後も買収を続けるかも知れない。
国内セブンイレブンの強さは独自開発商品の「美味しさ」にあり、アメリカで成功するかもここに掛かっている。
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