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©2015. 2017- 加藤文宏,加藤文 FUMI❛HIRO❜.K
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撮影する
花は花のままに。人は人のままに。
序破急を見極める
解体し抽出し構築する
そういう写真を撮りたいだけだ
Profile
❖
・北海道北見市生まれ。
・静岡県立静岡東高校在学中より詩作とともに小説を書きはじめる。「宙・輪廻の叙事詩」を著す。明治学院大学社会学部卒。
・大学卒業時までに詩集「無題あるいはサラバ」、同「Cadenza」発表(共に絶版、在庫なし。「Cafebza」別装丁私家版のみあり)。
・スタジオ助手、写真家として活動の後、広告代理店に入社。
・2000年代初頭の休止期間を除き写真家として活動。(本名名義のほかHiro.K名義他)
・広告代理店、広告制作会社勤務を経てフリー。
・不二家CI、サントリークォータリー企画・取材、Life and Beuty SUNTORY MUSEUM OF ART 【サントリー美術館の軌跡と未来】、日野自動車東京モーターショー企業広告、武田薬品工業広告。
月刊IJ取材記事、雑誌連載、コラム、他。
・長編小説「厨師流浪」で作家デビュー。小説のほか、エッセイ等を執筆・発表。
・獅子文六研究。
・インタビュー & ポートレイト誌「月刊 IJ」を企画し英知出版より創刊。同誌の企画、編集、取材、執筆、エッセイに携わる。
・各メディアにおけるスチル撮影。
・オリジナルプリントの製作、販売。
・JSAHP正会員
写華道は花に永遠の命を与えるためのものではなく、命のはかなさを表現するものでもない。ただただ、花を見よ。
海への畏怖と等しい憧れ。まだ見ぬ涅槃の風景。幼き日より続く心象を綴る。
花は人、人は花。
JAZZは生き方、このいっとき。
etc.
Atelierについて
❖
Timemachine
Gallery / In progress
横浜
作品制作・各種メディアにおけるスチル撮影
AM10:00 -
050.3699.5135
撮影中、執筆中、打ち合わせ中は応対できません。
不誠実なコトとモノは不要です。
初回ご連絡の場合メールが確実です。
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Information ⚐ Something Else
❖
DCI-P3広色域デバイスの時代だが
「DCI-P3広色域デバイスの普及とsRGB」と題する記事を2月に書いた。DCI-P3準拠のPC用ディスプレイを実際に見てもらうほかないが、写真または画像を扱っている人なら一目でスマホのディスプレイの色と感じるだろう。「
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偽りの個人情報が流されている件について
過去の報告と通告の通り、亀田賢治(@buick54aki, @chogiru )、石川燈子(@the_boo111, @papi_111111)と周辺の者に、当サイトおよび私と私の親族これらの業務関係者、交友関係への接近
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中判のお作法 ピントと画質について
公開後訂正を入れました。 別項で中判カメラとブローニーフィルムの扱いを書いた。今回は撮影そのものに関する話を、デジタルにも通じる話を書こうと思う。 ライカ判を基準にしたとき、当然ながら中判フォーマットはフィルム一コマやセ
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震災以後は終わっていない
私が海を撮影するのはまったく個人的な動機なのだが、やはり大震災の経験と記憶を抜きにはできない。撮影に向かう道々、撮影の最中に、データを生成し公開するとき、被災者の方々の現在と自分との関係・無関係を考えている。撮影すること
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フグの卵巣は糠漬けで 写真も同じ
世の中には解明されていないものは多いが、フグの卵巣が糠漬けで食べられるようになる驚きは科学的疑問と同時に味わい深い何かを感じさせられる。どうしても自分の作品へと生成できなかったRAWデータが、ひょんなことで容易に操れるよ
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ヌケと解像感をよくして次に悪くする
五里霧中(ちょっと大げさかな)と言いたくなるガスった状況で、かつ霧の表現としてはいろいろ残念な中途半端さで撮影せざるをえず、これを心理的な表現にリカバリーする件について記事化した。リカバリーというか「意図を反映させる」が
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ヌケと解像感はつくれる
ヌケと解像感はつくれると書けば、インチキをしている雰囲気が濃厚だが、つくれる以上は生かさない手はないのではないか。ヌケと解像感がつくれるなら、手法を正反対に活用して逆の効果も得られる。写真には「やってはならない」はないの
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Wind power. Sand power. 時間を失った世界
海景 Wind power. Sand power. Kashimanada 旅に出る。内なる律動にしたがい遠いところへ。と、書いたとおり東へ車を走らせた。年度末の月末、しかも金曜とあって初手から渋滞に阻ま
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偽◯◯批判、反◯◯の看板はすぐ汚れる
日記です。 偽◯◯批判、反◯◯にはほとんどすべての世の中の現象やモノが代入可能で、特定の批判や反対運動について書こうとしているのではない(後々、特定の動きを取り上げるけどね)。ま、偽科学批判とか反原発とか目立つよね。こう
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人間は後片付けが苦痛である
このシリーズというか、こういったお題の一連の日記が自己啓発っぽくてイヤミな感じが気になっている。まあ独り言の延長だからこのまま続ける。で、昨今のあれこれでほんとうにクサクサしていたのだけど、ここを読んでいる人は多分知って
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サイバーストーカーの身元を割るまで
この記事は、ネット上でストーカー被害を受けている人に向けて書いた。このような話題が嫌いな方は読む必要がないと思われる。 当方は警察と有事対応を確認済みである。 ・ストーカーは自らの行動を「たいしたことではない」「誰もがや
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あー疲れはてた皆も気をつけようね
先日以来、不穏の空気感いっぱいの記事とか通告をサイトに出さざるを得なくなっていて、たまたまここに来た方々は気分を悪くしただろうと思う。また、この原因を継続的につくっていた者に、写真であるとか私の肖像であるとか記事を窃盗さ
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Carol Kaye と Better Days
ダサジャケとして有名かつ珍品アルバムという呼び名が定着している感があるけれど、ジョー・パスの「Better Days ベター・デイズ」を私は愛している。ジョー・パス(Joe Pass 1929-1994)は
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亀田・石川 2名への通告
通 告 サイト掲示の「プライバシーポリシー」に則り通告を公開する。 神奈川県横浜市青葉区美しが丘3-34-2 自称亀田賢治(@buick54aki, @chogiru ) ならびに 埼玉県~関東、京都を経て那覇市 自称
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おねがいと報告
■アクセス拒否設定をしました。 ■Twitterからのリンクを規制しました。(追記) ■いっこうに謝罪や善処へ向けた言動がないため アクセス拒否後に経緯と警告を表示します。(追記) ■県警ならびに所轄署と有事対応を確認済
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絞り値なんて3つあれば用は済む
まじめな話ではなく戯言です。 ボケは空気遠近、空気遠近法のシミュレーションである、と書いた。つまり省略ではなく背後に存在するものがはるか遠くにあり広大な無の空間が広がっている暗示だ。「結果的に」背景を省略していると言い換
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モノクロームと遠近感
前回、モノクロームのコントロールと題してモノクロ化した画像で「色の対比を多様な明暗比に置き換える」方法を書いた。重要なテーマなので「色の対比を多様な明暗比に置き換える」この一点は何がなんでも抑えておくべきと私は考えている
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モノクロームのコントロール
モノクローム写真をつくろうとするとき、工夫しなければならないのは色のコントラスト(対比)を如何にモノトーンのコントラスト(対比)に置き換えるかだ。さらに踏み込んで、どのような対比を描かせるかだ。 デジタルカメラで撮影した
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コントラストという単語に誤った頼り方をしていないか
日常会話で使用される単語と、この同じ単語で表現される専門性の高いモノゴトは、意味の違いが生じる可能性がある。だから「コントラスト」は專門分野の人でも意味が曖昧なままだったりする。コントラストと言うとき、対比がはっきりした
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キチガイ二人の素性についての日記
コントラストの本質と意味について書こうと思っていたが、その前に日記として処理しておきたいことがあり本稿を書きはじめた。 世の中にはキチガイのふりをしていれば無敵の人であり最悪の事態を免れることができると信じている者がいる
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私だってカラー作品をつくる
私だってカラー作品をつくるの。ただ色について考えると解法は無限にあって、そのひとつがモノクロというだけ。これだってフルカラー。 Fumihiro Kato. © 2017 – Unauthorized co
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デジタルくささに言及していた理由のひとつ
デジタルだから、フィルムだからと特別なものがなくなるくらい、カメラメーカーの開発担当者の方々は頑張っている。しかし自然界や人間の視覚と多少でも齟齬があれば、いずれの場合でも違和感が生じる。フィルムがとやかく言われないのは
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海景がすこしばかり溜まったので
昨年の後半から加速させた「海景シリーズ」が順調に点数を増やしているので、ここにも抜粋を掲示するとともに、あれこれ書いてみたいと思う。 Fumihiro Kato. © 2017 – Unauthorized
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堀内カラーが現像を外注化と聞いても特に感慨なし
プロラボ難民地区横浜なんて時代はとうの昔に幕を閉じ、私の写真がデジタルに完全以降してから随分と年月が経過した。なので堀内カラーが内製をやめ現像を下請けに流すだけになった話は人づてに聞いた。このご時世、まあそうなるよね。
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Macのヘッドホン出力はなかなかという話
世の中には既製品または製品にビルトインしているものは品質が悪く、サードパーティーが開発販売している後付け(外付け)製品は優秀という薄らぼんやりした迷信がある。もちろん、こういった信仰には例外があるけれどね。後付け(外付け
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やってはならないを取り払う
10代前半で写真撮影を意識的に行うようになった私は、カメラやレンズの扱いかたを知るため二冊の本(たぶん写真雑誌のムック的な書籍)を買った。今から思えばたいした情報量ではなかったのだが、絞りとシャッター速度とフィルム感度の
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再び再びデジタルくささについて
前回「さらに」と題しながら前々回に紹介した処理を超えた作業に大きく踏み込めなかったので、今回は続きである。 かつて4×5、5×7、8×10など大型のシートフィルムを用いる大判写真こそ、リアルな写真的描写の代表格だった。理
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さらにデジタルくささを減らす処理へ
撮影のデジタル化とは被写体像を計算機が扱える二進法の値、0か1かに置き換えることを意味する(とても大雑把な説明ではあるが)。この工程を標本化、デジタル化された像を量子化されたデータと呼ぶ。標本化と量子化については下の図を
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デジタルくささを減らす処理
何が何でもフィルムで撮影したようにしなければ自然な写真ではない、というのは極論であり、また正しい考え方ではない。ただデジタルカメラが高性能化した恩恵とともに、デジタルっぽいリアルさが鑑賞の妨げというか不自然さにつながって
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クラウドストレージをどうしたものか(amazonがよさそうだ)
以前にもクラウドストレージをどうしたものかと比較する記事を書いたが、ここにきて俄然amazonの有料容量無制限がよいのではないかという結論に至った。というのも、写真をあれこれしている方はRAWデータが日々増え続けるので、
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写真のデジタル化を喜ぶほかない
世の中には写真のデジタル化にまだ批判的な人々が少なからずいて、実用の分野はともかく作品と呼ぶものはフィルムで撮影して紙焼きしたものでなくてはならないと頑なに主張している。たしかにフィルムにはフィルムの、バライタ印画紙やプ
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カメラバッグ、リュック、ケースといろいろあるが
海景の撮影を頻繁に行うようになり、機材を持ち運ぶための機材についてあらためて考えることが多くなった。私の場合は車で目的地に赴くので以下のような運搬形態になる。 1.小型の旅行用トランクバッグを硬質スポンジを使い改造した、
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カメラからの画像ダウンロードの話
Nikon Transfer 大丈夫?という記事を書いたのだけど、あれからニコンのサイトを見たら「Mac OS Sierraには未対応、ダウンロードに使用すると画像破壊」と書いてあった。日頃使わないNikon Trans
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DCI-P3広色域デバイスの普及とsRGB
※アップロード後に一部修正した 個人的には現像・編集環境の入れ替えが発端になり、あらためてDCI-P3を考える機会を得た。これまで写真の現像・編集はAdobeRGBディスプレイを使い、sRGB変換時はsRGBディスプレイ
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Mr. John Wetton ✝ Requiescat in Pace
King crimson, U.K, Asia などでベーシストとして活躍され、幾多の名曲、名演をのこされた John Wetton / ジョン ウェットン氏が2017年1月31日、かねてより患われていた癌のため67歳で
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海景とオリジナルプリントと私
海景の連作のうち一部を除いてオーダーを受けることにしました。詳しくは返信にて。(この場に掲載のすべてが対象ではありません) と、連絡事項。 なぜ海景なのか、どうして撮影するのか、といった根源的な問題があるのだけれど答えを
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あの写真での間違いを再撮で取り戻して
これはダメとボツにしたのだが、 再撮してなんとかなった、と。 花びらの構造の奥と手前を明示的にしたくて、花をややこちら向きにしていたのだが、これとチューリップ全体の姿かたちの流れが好ましくなかったのだ。縦構図から横構図に
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センサーを掃除しつつ思う
屋外でレンズを交換したためセンサーを掃除した。 カメラは工場を出荷されてから1年くらいホコリを吐き出すようで、ここから先は内部から発生するダストはほとんど無くなるようだ。ただこれは撮影枚数次第だろうから、シャッターを切る
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この写真はどこを間違えたのか考えている
なにかが納得できない。納得できない理由を考えている。思いつく点を思いついたように脳内で修正してみるが、かえって結果が悪くなる。再撮影をふくめやり直しを考えているのだが、理由が判然としないかぎり同じ間違いを繰り返すだろう。
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低価格帯のレンズだって捨てたものではない
頭でっかちとは、ある種の洗脳状態だと思う。洗脳であるから、自分では真っ当な考えで生きていると信じて疑わない。とかくレンズに関して頭でっかちになりやすいもので、カタログを眺めるとき選択肢の中から使い勝手のよいものを見逃して
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大きなブツ撮り
誰もがやっていると思われるけれど、それでも難しいのが車の撮影ではないだろうか。 もしスタジオに車を持ち込むなら、天からスカイライトをドーンで、そのほかに面を引き立たせるライトやホイール周りへのライトとか大掛かりになっても
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ヤな客へのサービスが減るのは当然
私自身が嫌な客と認識されているかもしれないのであまり大きなことは言えないのだが、ヤな客はサービスの部分を切り捨てられても文句は言えないのだ。日本語としてのサービスは、正規の料金内に含まれない付加価値の提供くらいの意味だろ
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2016.1.16の日記
そろそろ愛車とお別れで、あたらしい車を迎える日がせまってきたのだが、ここにきて運転席側のウインドウが閉まらないというトラブル。ウインドウがうんともすんとも言わなくなった時刻に、たぶん新しい車がディーラーに到着であるとか、
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すこし違和感があるものを選択する
選択の機会があるとき、人は違和感のない物事を選ぶものだ。これはこれで正しい。きっと間違いがすくないだろうし、大きくがっかりすることもないだろう。たとえ物事が失敗に終わっても、だ。しかし、企画を通すための案を選択するとき、
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視度調節レンズって意味がないと思う
カメラ用の視度調節レンズって、あれは意味があるのかという話を。 近頃は別体型だけでなくファインダーに組み込まれて竜頭のようなつまみを回転させるものもあるけど、視度調節レンズを使用している人はもちろんメガネを外してカメラを
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見かけをころころ変えてはダメ
スタイリストやヘアメイクの方からいろいろ教わっても一向にスッキリしない私だが、ひとつくらいは守っていることがある。ポイントとなるパーツをころころ変えてはならない、である。 東南アジア某国での比較的長いロケが終わり、さあ帰
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信用と名誉
私たち人間はどうしたって一人だけでは生きていけない。俺は一人だ、と言ったところで誰かが育てた作物や家畜を誰かが売っているところで買って生きている。水道や電気のインフラも、誰かのおかげのうえで利用している。こうした誰かのお
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多様性とゴミ屋敷
私は物心ついてから集団に易々と馴染めない性格で、三人以上が集まればいつも違和感を抱いてきた。こんな自分は、マジョリティグループのみそっかすだろうとひしひし感じつつ今日まで生きてきた。もうほんと、ひしひしと。で、多様性を認
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さよならNAVERまとめ
「お前が言うな」の声も想定していた——キュレーション騒動を受けてNAVERまとめが新方針を打ち出した理由 【引用される、されないの定義に関しても、どこの誰かは分からない人に引用されているから権利者は怒るのであって、ネット
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人はインセンティブをシビアに計測している
かなり誤解されているのだが、発注側が仕事の主導権(流行りの外来語をつかうならイニシアチアブ)を掌握し受注側は従うばかりで当然という認識は大いに間違っている。あなたが発注側で、作業AをBにやらせようとしてギャラを10万円支
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粛々とはじめる。ということで法について
私は年末から相当に心身とも弱っていたのだが、どんな難問であっても整然とことを進めなければならないのだった。ここを誰が読んでいるかわからないのだけれど、ということで一般的な話に寄せてあれこれ書いていこうと思う。 人は生きて
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当サイトとSSL化姉妹サイトについて
いま表示されている「http://pixel-gallery.xyz/」と別に「https://pixel-gallery.net/」が存在することを、何度かここに訪問された方は知っているだろう。サイトが別ドメインで二つ
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Nikon Transfer 大丈夫? 2017.1.1.
お休みモードのため、私的な写真それも休日モードのものしか撮影していないのだが、たまたま気まぐれで普段使用しないNikon Transfer を使い写真を転送したら「シンクロ速度ミスのような黒帯」が画像に入った。あわわわわ
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2016年最後のまじめ話
前置きなしで書くけれど、打ち合わせとプレゼンにちゃんとギャラを払わないクライアントは総じて断じてクズだから近寄らないほうがいいよ、である。こういう手合いはおいしいところはいただくけれど金は払わないという、ある種の業界の古
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Mac OSでオーディオ 2
美しいものごとが欠乏すると人間は腐食する。腐食した心は、人間が本来持ち合わせている美しさをも腐らせる。美しいものを日常に比較的簡単な方法で持ち込める音楽をおろそかにしたくない。ライブこそ音楽をあるがままに体験できる唯一の
-> Continue reading Mac OSでオーディオ 2
内なる律動を裏切る創作はしない
人それぞれの中に固有のリズムあるいはグルーブ、律動が存在している。これは音楽に限らず、言葉を話す、書く、絵画を描く、デザインする、写真を撮影するなどなどあらゆる生活にはっきりしたかたちで現れる。なにを言っているかわからな
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なぜ権利の寸借詐欺をするの?所謂パクリ
ここ最近、私に限れば撮影し製作した画像を盗用されていないが、あっちでもこっちでも著作権無視のパクリの話が賑やかだ。直近で私が被った代表的なパクリ事例はヤフオクでの画像盗用で、オークション開催者のYahooがまったく策を講
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自動車は贅沢品で必要がないのに買っているのか
愛する取得13年越えの車を悩みつつ手放し、新しい車を買わざるを得ない事情を「機材車、ロケ車の話」として書いた。まあでも、ひどいのは自動車を巡る税金だ。馬車、荷車への課税が時代の移り変わりにともない昭和30年に自動車税とな
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人生のちょっとした局面で
ま、生きていれば選択を迫られ決断しなければならない局面が多々ある。ほんと多々ある。で、どうにも臆病な方向を選び安パイに走り、それがよかったのか悪かったのかわからない中途半端な結論に落ち着くことも多々ある。そして数日から数
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Andy Summers とテレキャスター
画像出典:http://equipboard.com/pros/andy-summers 1970年代末のパンク、ニューウェーブ隆盛期に登場した The Police のギタリスト、アンディー・サマーズはこのとき既に30
-> Continue reading Andy Summers とテレキャスター
構成 construction 2016_22053-1
Fumihiro Kato. © 2016 – Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and ima
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機材車、ロケ車の話
いまどき車は頭痛の種筆頭とも言える消費財ではないだろうか。もしかしたらいつの時代も、そういうものだったかもしれない。だとしても、税制がころっと変わり一車種に長く乗りたくても買い換えへ背を押されるのには辟易だ。景気が絶好調
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Capture One Pro 9から10へ移行 2
環境はMac OS siera (10.12.1)。 新機能については様々な場所で語られるだろうから、その他の印象的な点を述べる。 1. 処理速度が向上した。ver.9では情報量が多いRAWファイルの現像や原因が理解でき
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フィルムスキャンその後で2
フィルムからデジタル画像をつくったことがある人なら、総ピクセル数が同じで、似た構成(構図、輝度分布など)のデジタル撮影された画像よりスキャン後の画像のほうが容量が大きい点に気づいているだろう。これは、フィルムの銀塩粒子が
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フィルムスキャンその後で
フィルムスキャンは撮影と違い、それそのものが心おどる作業ではない。とはいえ、スキャナーの性格をちゃんと知ったうえで機械に任せればよいのだから、あまり暗い気持ちにならなくてもと私は自分を励ましている。暗い気持ちになるのは手
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Capture One Pro 9から10へ移行
Capture One Pro 9から10へ移行した。いまのところ不具合はなさそうだ。環境はMac OS siera (10.12.1)。
なぜ現像なのか
Workshopの項で「RAW現像」について書き始めた。当サイトの記事を何回か読んだ人は、私がRAW現像そのものや、画像処理の話を繰り返し書いていることに気づいているだろう。ここまでこだわる理由は、シャッターを切っただけ
-> Continue reading なぜ現像なのか
Mac OSでオーディオ
ハイレゾは超音波まで聴き取れる人のためのもので、ほとんどの人にとって必要ないと私は考えている。しかし、音楽が売れない時代の商売と切り捨てる気もない。というのも、CDをアップサンプリングしてリッピングしたものは、CD品質の
-> Continue reading Mac OSでオーディオ
新規Workshopをスタートさせました
新規Workshopを始め、二つの章をアップロードした。今回はテーマを「RAW現像」として、理屈と効果を理解したうえで整然と作業を進めるうえで必要な技術を説明している。どうしたら想定通りの仕上がりへ、手数を減らして到達で
-> Continue reading 新規Workshopをスタートさせました
ヒストグラムを理解してRAW現像をする
RAW現像ソフトをはじめ画像処理ソフトのほとんどすべてが、直感的な操作を可能なものにしている。しかし、いま自分が何をどのような意図のもと操作しているのか理解できていないのでは、結果は偶然の産物でしかない。Workshop
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iPod touch 128GB を買った話 2
前回は、iosデバイスとiTunesで管理している楽曲の同期についてのどたばたを書いた。icloudは便利な機能を提供してくれるのだが、iPod touchの同期をicloud経由にした場合、ALACは雲の先のサーバでA
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Standard lens lineup とその拡張
1. Workshopのページ内で「Standard (lens) lineup」を提唱してから、同ページのview数が安定して多いので、いまいちどStandard lens lineupの考え方を整理したいと思う。 S
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15mm,45mm,80-200mmという選択から
海景と題した作品づくりの撮影では、タイトルに記した通り15mm,45mm,80-200mmが標準的な装備になりつつある。これはこれで私の求めているものが収まる画角なので問題はないのだが、すべて別メーカーのレンズである点が
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意図しないノイズと意図したノイズ
デジタル写真とフィルムを用いた写真の画像上の違いで、もっとも本質的ではないかと思われるのがノイズの特性だろう。フィルムの感光材料である銀塩は不定形の粒子かつ不均等に分布しているため、これがフィルムから焼き付けられた画像を
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自由のためにすべきこと
人は生まれる場所も能力も選べぬまま産声をあげるのだが、いつの間にかこのことを忘れて平等と公平を望むようになる。私だってそうだった。幼い日には兄弟間の平等を、成人しても社会的な上下関係に平等を望んだ。しかし、生まれた時点で
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一晩寝かす、数日寝かして納品する
なんだかんだでJPEG撮って出しの納品を迫られる人もいるだろうが、大概はRAW現像して写真を納品しているのではないだろうか。写真は撮影したらすぐ画像が手に入ると考える一般の人が大多数なのだけれど、撮影者にしてみれば撮影も
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美意識を貫徹するということ
「いきなり美意識だなんて」と言う人、言わないが心でくすくす笑い出す人がいるのを知っている。しかし私がサン・アドに在籍していたとき美意識という言葉、あるいは美意識を意味する他の言葉を耳にしない日はなかった。写真を撮影してい
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2017年という年はたぶん
昨年と今年の春、2016年はオセロのコマがいっせいにひっくり返るような年だろうと書いた訳です。 今年は何につけコマがひっくり返るだろうと予測した通り Posted on 2016-05-30 以前、別の場所で2016年は
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スキントーン・肌再現の話
これで何回目になるだろうか、また人物の肌色の話である。 私たちの色の感覚と記憶のうち、もっとも敏感で正確なのは人物の肌に対するものだ。木々の葉の色や金属の色調が多少どころかかなり狂っていても、私たちは見過ごしてしまうか納
-> Continue reading スキントーン・肌再現の話
ちょっと来てには応えない
先の記事に人脈やチャンスを期待して自分と自分のギャラをお安く設定する必要はない旨を書いた。相手が誰であれ、つまり知り合いや親しい人であっても、この鉄則は変わらない。大人同士の商売がからんだ話に期待は禁物で、期待することで
-> Continue reading ちょっと来てには応えない
ギャラの請求の話2
前回は、自分の料金表をつくる、なんだかんだあるけど相手が口にする金額を額面通り受け取ってはならない、といったことを書いた。対策として、料金表より高い金額を相手に示す、これが結論であった。だったら料金表は意味がないのでは、
-> Continue reading ギャラの請求の話2
ギャラの請求の話
損得、利益は関係ない仕事というか愛の領域は別のジャンルで純粋芸術とも言えるものだけれど、人間どうしてもお仕事が付いて回る。このお仕事についての話題だ。 もうだいぶ前、それは私がフリーランスな仕事をはじめて大して経っていな
-> Continue reading ギャラの請求の話
Mamiya C330 の使い方
Fumihiro Kato. © 2016 – Mamiya製二眼レフ C330およびC220 の使い方を簡易版私製マニュアルとして用意した。なお再配布を禁ず。 ⥥ PDFをダウ
-> Continue reading Mamiya C330 の使い方
iPod touch 128GB を買った話
iPod touch や iPhone、iPad で音楽等が同期できないという方へ。 iOS のミュージックアプリは iCloud と連携し Wi-Fi によって曲をダウンロードしつつ再生する。iiCloudと切り離さないかぎり、MacまたはWindows PC の iTunes と完全な同期に至らない。
新機軸と継続のはざまで
昼食を某中華料理店で1年ぶりに食べたのだけれど、期待を裏切られただけでなくひどく失望させられた。以前はちゃんと私好みであり一般的評価でも中の上以上のものを出していたのに、砂糖をぶちこんだ台無しの味に変化していたのだ。出汁
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出力先に応じて現像法を変える
ここに掲載する画像は、私の作品としてA3+のプリントを最終媒体に想定している。 長辺1000pixel程度のデジタル画像をディスプレで観る用途では、画像下部に位置する綿花のシャドー部はほぼつぶれた状態だろう。A3+のプリ
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1枚の写真を構成する
写真は絵画よりグラフィックデザインに近いものがある。その場に存在する物体を適切にフレーミングする行為が、ビジュアル素材と文字要素などを組み立てあげる作業に似ているのだ。たとえばグラフィック広告。写真またはイラスト、キャッ
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海景Cによせて
昨年の秋に「海景」と題した写真を撮影したのだけれど、撮影したいが「ならばどうする」の状態が続き次作への一歩が踏み出せずにいた。この間、撮影地を探したり、どうしようああしようと考えたり、あるいは他のものごとに関心が移ったり
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Mac OS 10.12 へ更新
作業環境のOSをEl CapitanからSiera(Mac OS 10.12)へ更新した。 思いの外インストールから再起動まで時間を要したが、今の所(半日ほど)問題なく動作している。Siera(Mac OS 10.12)
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ディスプレイの輝度または応答性確認チェックチャート
chartの配布は終了しました。
高速化しました
サイトを高速化しました。画像を掲載している故まだ読み込みのストレスがあるかもしれませんが、サーバースペックをあげたことで以前より軽快になったのではないでしょうか。混雑による切断も皆無になったはずです。お知らせまで。
またそろそろ
そろそろ記事を書かなくてはならない、なと思いはじめ一週間経過して今日に至った。格別にもとめられてのことでないので、おいおいアップロードしはじめます。いや、とにかく今年の夏は厳しかった。
数年撮影し続け、やっと見えてきた (Neoclassicism)
Neoclassicism 新古典主義と位置づけ、ここ数年にわたり撮影して、以下の写真を画像化したことで言語化できてはいないがやっと何かが見えてきた。もちろん手法は言葉として説明できるし言語化されているので同趣向の作品を
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小さな事務所と顧問弁護士についてあれこれ
個人事務所や実質的に個人事務所に近い場合、「顧問弁護士なんて」と及び腰になるだろうが実際のところどうなのか、である。 で、顧問弁護士料の相場があるかとなると、あるようなないようなだ。こればっかりは相手次第だろう。しかし、
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今年は何につけコマがひっくり返るだろうと予測した通り
以前、別の場所で2016年はオセロの盤面のように権威とされてきたもの正しいと思い込まれていたもの強者だったもののコマがひっくり返るだろうと書いたのは直感ではなく、それなりに状況を読んでのことだった。私はアメリカ合衆国大統
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バカが殺すくだらなさに殺される
古今東西、ざあっと見渡してバカに殺されたモノ・者、くだらなさに殺されたモノ・者は数え切れない。 バカのパワーは侮り難く、バカゆえにくだらないことに精力を注ぎながら人生の時間を破壊、婉曲な殺人に費やすのを厭わないのである。
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Mac環境との付き合い方をworkshopにて叙述
Apple製品とはPerforma発売以前からの付き合いなのだが、つくづく最近は同社のOSXまたはiOSを使用する人々が増えたと感じる。ということもあり、workshop内に写真撮影に関するテーマと別立てで「Mac環境と
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武蔵小杉あるいはMUSAKO 2016
Fumihiro Kato. © 2016 – Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text
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「RAW現像ができない」と言われても : とはいえ現像の第一歩
「RAW現像ができない」という声がある。あるどころか実際に耳にしている。どうして「RAW現像ができない」のかと尋ね返しても、「いやいやできなくて」と堂々巡りしがちなのが特徴だ。たぶん、何をしたらよいかわからないから何もで
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レンズ装着でボディーに傷の話をすこし
私はPENTAXとは縁がなく同ブランドではSPとSLをすこしばかり使い「なかなかいいね」と懐かしむ程度なので、深く突っ込んで話をするつもりはない。という、前提で。 PENTAXのボディにシグマのレンズを装着してボディーに
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Mamiyaya 645 PRO 程よさというバランス
Mamiya 645 PRO が撮影環境に入り、馴染みつつある。慣らし運転を経て作品づくりの定位置につき思うのは、やはりマミヤのカメラだという安心感だ。マミヤの中判フィルムカメラばかり使い続けてきた私にとっ
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盗撮という語が独り歩きしている
かつてスナップという写真ジャンルがあり、同時に「盗撮」と呼ばれるものもあった。このとき盗撮と呼ばれたのは風呂場の盗み撮りなど、あきらかな犯罪行為に限定されていた。だが、いまどきは公共の場でカメラを構えることそのものが盗撮
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デジタルの透過光感との闘いと和解
デジタルカメラを買ったのは、まだコンパクト型しか市場になかった時代で、当時キヤノンユーザーだった私はPowershot A5を選んだ。この機種は補色フィルターを採用していたうえに、デジタル写真が確たる方向性を見出せていな
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手ぶれする脇が閉まっていないと言われるなら
カメラを構えるとき脇を閉めろと言われるけれど、実行しにくいなら脇のことは忘れたほうがよい。脇ではなく、上腕部を胴体に沿わせる、くっつけると考えるほうが実情に合っていて適切だ。 論より証拠、カメラを構えてみてもらいたい。脇
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解像度が向上して写真は変わったか
この一文のタイトルは、タイプライターが発明されてシェークスピア以上の戯曲が量産されるようになったか、という問いと同じだ。 このご時世は写真誕生からかなり時間が経過し、方法論が相当数出尽くしているので画期的な写真技法はネタ
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メモ・規格が古いバッテリーについて
4LR44(アルカリ)は4SR44(酸化銀)と互換性あり。 4LRはLR44×4個の積層。4SR44はSR44×4個の積層。4LR44の外装=紙筒を再利用してLR44またはSR44(各4個)の積層で代替可。ただしLR44
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仲間入りの儀式 Mamiya 645 PRO
ひょんなことで関西からやってきてくれたMamiya645PROのお迎えと仲間入りの儀式としてパチリ。 事前に聞いていなかったのだが、H22年9月にマミヤで整備されていたとボディ内のシールで知った。正確に書けば、いまは亡き
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覚悟がないなら
他人が既に行ったコトやモノを予習復習してテストに解答を書き込むような仕事は特殊な仕事ではない。だいたい世の中は、このようにして出来上がっている。特殊ではない仕事があるのだから、特殊な仕事も存在する。求められている解答なの
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マミヤとブロニカ、私的因縁
私が中判をこの手にしたのは21歳。ここから30年が経過したと思うと、いまだに元気な初代中判Mamiya C330によくがんばったと言ってやりたい気持ちになる。その後、RB67、RZ67とやはりMamiyaばかり使用してき
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ブローニーフィルムの作法について
あれこれWEBを検索していると「中判ナニナニの取り扱い説明書を売ります」とオークションサイトが引っかかったりする。大概の場合、中判カメラの構造であるとか使い方は機種が違っても似ているので数千円払って取説を買うほどではない
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センサーはマイク。撮影は録音。RAW現像はミキシング。
思い違いをしがちだけれどデジタルカメラのセンサーの出力はアナログデータだ。RGGBのフィルターをもった各フォトダイオード(Gがふたつで便宜的に4マスの1区画)はそれぞれ光の強弱を電圧値として出力する。色フィルターがあると
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中古フィルム機のコストや価値やら
ひところ鉄くずと化していたフィルムカメラの中古市場価格がじわじわ持ち直し、オークションでは存在価値をはかるかに超えた異常な価格がつくようになった。だがオークションで競り落とす際の心理は写真愛好家の現在の気持ちを反映したも
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肉体とカメラの同期
「ウエストレベルファインダーで垂直水平を出す」と題して、まさにタイトル通りにコツらしきアレコレを書いた。で、ふと思った。肉体とカメラが同期できるか否かが、けっこう写真にとって重要な意味を持っているのではないだろうか。 私
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ウエストレベルファインダーで垂直水平を出す(またまた一部改定)
ウエストレベルファインダーは低いカメラ位置を自然に得ることができるのだが、被写体像が左右逆像になるため慣れない人にとっては垂直水平を出すのが一苦労だろう。三脚を用いれば問題は解決されるが、三脚を使用する撮影ばかりとは限ら
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これ、のレンズ
この写真に深い意味はなく、日記を書くような気分で撮影をした。とはいえ、気に入っている。肩から力が抜けた状態を気に入っている。したがって何mmのレンズで撮影したとか絞りがどうこうとか書くと台無しになる可能性が
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こんにちは. 美しい日本 での実験
「こんにちは. 美しい日本」には私なりの重層的なテーマがあるのだけれど、これは私だけが知っていればよいものと考えている。で、テーマより表層には、どこまで相手を信じて写真を画像化するか、の実験がある。私がどこまで堪えられる
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Mamiya C330が私に与えてくれた自由
500Cなどのハッセルこそ中判カメラであり中判撮影用システムであると言われがちなのだが、「言われがちなのだが」と書くくらい私の憧れや欲望の琴線に触れるものがない。もちろん写真雑誌を買いはじめた中学生のときからハッセルブラ
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フィルムスキャンのワークフロー
これはworkshop向きの話かと思いつつ。 フィルムのスキャニングと後処理は、小さなフィルムフォーマットからより、大きなフォーマットのほうが圧倒的に楽だ。以前は4×5、8×10を自宅でデジタル化するなど考えられなかった
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ネガとポジの話
フィルム撮影でデビューではなくデジタルから写真を撮りはじめた人がいて当然の時代だ。これって別になにも悪いことではなく、私はたまたまフィルムの時代とデジタルの時代両方に生きているだけで、目の前に湿版写真の撮影道具一式を揃え
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デジタル中判とフィルム中判
以前、旧オフィスサイトにデジタル中判はフィルム時代のそれとまったく違うものになったと記事を書いた。そして昨今の1億画素機の登場に「フィルム時代のそれとまったく違う」とますます感じる。 (いまはフラッドベッド式が高性能な)
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表現規制という宗教
べつに「宗教」は否定しませんよ。私も南無阿弥陀仏と地蔵様につぶやきますしね。 しかし、公開公表されるあらゆる表現物のうちゾーニングで解決されるものごとに対して嘴をつっこみ、この表現は規制されるべきと顔を真っ赤にしている人
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Cathedral ✷ ウルトラバロック
Fumihiro Kato. © 2016 – 1990年代撮影 Unauthorized copying and replication of the contents of this si
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Latin America / Colonial ✳︎ Native
空間がよじれている。どこまでも。いつまでも。 Fumihiro Kato. © 2016 – Unauthorized copying and replication of the contents of
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フィルムスキャン考
ふと思い、んーと自分で納得しているのだが、フィルムで撮影するスタイルを維持したほうが経済的かもしれない。 というのも、まだまだデジタルカメラもデジタル撮影用のレンズも発展途上で、画質が画質がと言い出すと機材をちょくちょく
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見えてくるものがあるんだよ
武蔵小杉への愛、として写真を撮影しつづけてきたのだが仕切り直しだ。 下町武蔵小杉の変貌ぶりは実際に目にした人ばかりでなく、報道等で見聞きした人も多いだろう。変貌がよいのかわるいのか判断を保留したまま(いや、考えてはいるの
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Mamiya C330 完動品 売り ません
いろいろつらくなって「もうだめ」とライカやらなにやら売り払ったとき、どうせ値段がつかないだろうと手元に残したのがC330だった。55mm、105mm、180mm 、パラメンダーと呼ばれる接写時のパララックスを解消するエレ
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人物を撮影するという行為
狭義のポートレイトとしてではなく広義の人物撮影について書く。ポートレイトとすると、ピンナップポスターの写真や巻頭グラビア写真の撮影に限定した話と誤解されがちだからだ。つまりピンナップ的なものから肖像、ルポルタージュまでひ
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経済寸法と別にアスペクト比の話
写真がデジタル化されてもフィルム時代のなごりが画像およびプリントのアスペクト比として残っている。アスペクト比について、いずれ workshop で触れるつもりだが、この様々な判型の比率の違いはかなり大きく無視できるもので
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Sayonara Yokosuka の頃
Sayonara Yokosuka のシリーズは上京したばかりの1984年に撮影を開始した。この年の10月に20歳になるのだから未成年だった時期のものも含まれる。横須賀への興味が上京時に存在したかと言えば否だ。このとき暮
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私はBaroqueだった
昔のOfficeサイトに20代前半に撮影した写真を掲載して与太話をしたけれど、80年代から90年代にかけて私の撮影テーマはバロックだった。既にコチラのサイトの表玄関に掲載しているのでご覧いただいただろうが、バイト先で知り
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撮影台との日々
「あっ」と思ったとき、「もしや」と感じたとき、すぐ撮影ができるように自室に撮影台を設えたままにしている。 撮影台は自作のもので、フレーム式の組み立て家具を骨格にしている。ここにディフューザーとして適当な場所に半透明の樹脂
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老成する暇などないはずだ
1980年代に撮影した写真を掲載しているのは、過去を懐かしんで振り返っているわけではない。過去に対して何か思いがあるとしたら、6×7でも4×5でも重量体積ともにまったく苦にならなかった肉体への時系列を逆行した憧れがあるだ
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ガンマ値とコントラスト:補足
workshopにガンマ値とコントラストについての話題を掲載したのだが、ふと思うことがあり当記事を書く。 直感的に両者の違いがわかりにくいかもしれない。 で、こんな方法で実験をすると理解しやいと思うのが以下。 曇り空を撮
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Workshopにガンマ値とコントラストに関する新規の話題を
Workshopにガンマ値とコントラストに関する新規の話題を投稿した。 ガンマ値とコントラストについては過去にも触れたが、ガンマ値アレルギーの人が多いようでもあるし、どうもコントラスト操作と混同しているケースも多いような
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失われた写真
商品撮影を行ってクライアントに渡した写真は原版こそ手元にないものの失われた写真ではない。はじめからこうなるのを承知しているのだから当然の成り行きで「手元にない」だけである。私が経歴やら背景やら伏せて写真を撮影していた話は
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三峡ダム建設にともない沈んだ四川省の街
取材は2001年の春。いずれのカットも未発表のものだ。ボツにはボツの理由がそれなりにあり、結果がよくないため使用されなかったカットである。現在の中華人民共和国ほどではないだろうが、撮影と取材をしている背後に警察官が現れた
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こんにちは. 美しい日本 16320-0002 16_20828 2015_13361
Photo by Fumihiro Kato. © 2015, 2016- Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text
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「Standard line up」はレンズ購入に困ったとき悟ったもの
・必要最低限のレンズ、必須となるレンズ ・1本なら、3本なら、と限定したレンズ選択 ・手持ちレンズの焦点距離を拡張する際の合理的選択 を「Standard line up」として別サイトで紹介した。そちらの記事にもさらり
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この人生が二度あるなら
独学で写真をはじめ、アシスタントを経て独立した後、ふとしたきっかけで私は広告代理店にもぐりこんだ。もぐりこませてくれた役員の方は私の経歴を知ったうえで、「組織のなかでカメラマンは便利屋にならざるをえない。だから写真家では
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毛沢東の居室
Photo by Fumihiro Kato. © 2015, 2016- 四川省重慶からクルマで30分ほどの山地に、日中戦争当時、中国共産党の首脳が潜伏した家屋がある。この写真は毛沢東の居室。 Bedr
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80年代の写真を追加
プロフィールに80年代撮影の写真を追加しました。
プリント作品について
販売するプリントは基本的にギャラリー掲示のものです。今期は植物と海景のみ、他のスタジオ外作品はプリントしていません。 作品はいきものとしての側面があるため、ご注文いただいた時点で私が「納得いかない作」と感じたとき売却をお
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2016年前期のプリント
2016年前期のプリント作業を終えました。しばらく作品を放置し、ダメなものを弾きます。