1989年は、Winkが大ブレイクした年でしたが、数多くのバンドが台頭し始めて、バンドブームが加速し始めた年でもありました。それでは1989年にはどのような歌がヒットしたのか?数多くあるヒット曲の中から厳選して10曲紹介しましょう。
- No.1:Wink「寂しい熱帯魚」
- No.2:Wink「愛が止まらない」
- No.3:X「紅」
- No.4:COMPLEX「BE MY BABY」
- No.5:X「ENDLESS RAIN」
- No.6:プリンセス プリンセス「世界でいちばん熱い夏」
- No.7:プリンセス プリンセス「Diamonds」
- No.8:THE BLUE HEARTS「TRAIN TRAIN」
- No.9:森高千里「17才」
- No.10:工藤静香「嵐の素顔」
- 1989年のヒットソングのまとめ
No.1:Wink「寂しい熱帯魚」
私が、Winkで最も好きな歌が『寂しい熱帯魚』でしたね。この歌では、 相田翔子さんと鈴木早智子さん達が、腕をゆっくり動かしたりピタッと止めたりする仕草が凄く可愛かったですね。
そして「Heart o wave(ハロゥウエィ〜♪)」というフレーズの辺りは、伸びのある透き通った歌声は凄く可愛くて、現在聞いても文句なしに可愛らしい歌です。
No.2:Wink「愛が止まらない」
Winkの「愛が止まらない」は、お人形さんよりも可愛い二人が、せつない表情を浮かべながら、愛が止まらないほど盛り上がっていく事を歌っています。
当時は、ここまで可愛い女の子に愛される男は幸せ者だなぁと羨ましく思えたものです。まぁ、歌の世界の話だとは分かってはいましたけどね。
No.3:X「紅」
1989年は、ド派手なメイクをしたメンバー5人によるバンド『X』が、メジャーデビューした年でした。このバンドは後に『X Japan』と改名して、LUNA SEAにも大きな影響を与える事になります。
このように歌だけでなくビジュアルにもこだわるバンドのことをビジュアル系ロックバンドと言って、1990年代はビジュアル系ロックバンドと小室ファミリーがJPOPを席巻する事になったのです。
この紅では、紅に染まりもがき苦しむなかで叫び続けるような歌になっています。私が学生時代の頃のカラオケ仲間は、大のXファンだったので、よくカラオケで、紅やXを歌っていましたね。
No.4:COMPLEX「BE MY BABY」
吉川晃司さんとBOOWYのギタリスト布袋寅泰さんが結成したユニット・バンドが『COMPLEX』です。このバンドのシングル『BE MY BABY』は、LIVEでも盛り上がる曲で、トヨタのbBという車のCMにも採用された曲です。
私は以前にbBに乗っていた事もあって、このCMは特に好きでしたね。「BABY」と「bB」を重ね合わせるもので、bBが左右に揺れてダンスをするようなCMでした。
No.5:X「ENDLESS RAIN」
Xのメジャーとしてのセカンドシングル『ENDLESS RAIN』は、ロックバラードの曲で、体を濡らして悩み続ける者を悲しく歌う曲です。雨を題材にしたバラードは多くありますが、ブログに掲載するのが難しい言葉が登場するあたりは、さすがにロックバンドの曲という感じがしますね。
No.6:プリンセス プリンセス「世界でいちばん熱い夏」
ガールズロックバンド『プリンセス プリンセス』の『世界でいちばん熱い夏』は、大きな太陽と熱くなる夏について歌う曲で、夏の季節には聴きたくなる曲です。
プリンセス プリンセスは、メンバー全てが女性で、ガールズバンドのパイオニアと言われるようになりました。
No.7:プリンセス プリンセス「Diamonds」
プリンセス プリンセスの『Diamonds』は、若い頃に聞いてた時はダイヤモンドの輝きについて歌っているように思っていました。しかし、現在久しぶりに聞いてみたら、ダイヤモンドよりも「子供の頃に戻ってやり直したい夜」というフレーズのほうに反応してしまいますね。
大人になってみたら、確かにやり直したい事は多くあるなぁと思ってしまいました。そういう事を考えたら、子供の頃より大人のほうが、この歌の魅力が分かるかもしれません。
No.8:THE BLUE HEARTS「TRAIN TRAIN」
日本のパンク・ロックバンド『THE BLUE HEARTS』の『TRAIN TRAIN』は、列車に乗って、走っていく事を叫ぶような曲です。列車に乗っていく歌詞になっていますが、自分自身が走っていけるように叱咤激励するように聞こえる歌ですね。
No.9:森高千里「17才」
森高千里さんと言えば、当時は信じられないほど短いスカートを履いていて、驚かされましたね。顔立ちは可愛らしくて凄く綺麗だったので、江口洋介さんと森高千里さんが結婚した当時は「チッキショー!」と思ったものです。
話は凄く脱線しましたけど、この『17才』という歌は誰もいない世界で、好きな人に追いかけて欲しい事をおねだりするような歌になっています。
No.10:工藤静香「嵐の素顔」
工藤静香さんの『嵐の素顔』は、手を『L』のように動かす仕草が大きな話題にもなった曲です。歌詞は少し現実には起こり得ない事を歌っていますが、歌唱力の高さと力強い歌い方が好きで、当時は何度も聴きましたね。
1989年のヒットソングのまとめ
1989年は、Winkや森高千里さんのような可愛らしいアイドルがブレイクした年でしたが、 X・COMPLEX・プリンセス プリンセスなども台頭し始めました。特にXは、LUNA SEAなど多くのバンドに強い影響を与えるバンドだったので、この1989年はJPOPにとって重要な年だったと言えるでしょう。