蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【ドラニュース】森竜もがく 左翼ゲレーロ新シフトもカード勝ち越しならず2017年4月10日 紙面から 中日は9日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で1点が届かず、1球に泣いた。森繁和監督(62)はゲレーロを初めて左翼で使い、三塁には堂上を起用。打線を改造し、積極用兵で挑んだが実は結ばず。投打の歯車がかみ合わぬまま借金は「5」にふくらんだ。 あと少しの歯車が回らない。安打は出る。しかし、散発。奪ったのは2回の1点のみ。重い展開が先発吉見の両肩にズンと乗り、わずか1球の失投が命取りになる。勝てない。いや、勝ちきれない。森監督もその現実に歯ぎしりした。 「こんな試合をずっとやっていたら、俺も体がもちませんわ」。2失点の右腕を責めることはできない。課題は誰の目にも同じに映る。しかも、なかなか改善されない。「点を取る方がな。チャンスはあったけどモノにできなかった。(点を)取らなくちゃいけないところで取れなかったのが敗因でしょう」 2回に先制。その1点では重圧から解放されないのが、今の竜打線だ。「(走者は)塁にたまるけど、(1本が)肝心なところで出ない」と土井打撃コーチ。DeNAを上回る8安打を放っても、追加点には結び付かなかった。この日もまた、ナゴヤドームは竜党の嘆息に包まれた。 PR情報 |