帝王切開　痛み

待望の第一子出産体験！緊急帝王切開に！

2010年10月13日

「赤ちゃんの頭が少し大きいから、難産になってしまうかもしれない。」

不妊専門クリニックの時からお世話になっている担当医に妊娠30週を過ぎたあたりから言われていました。先生がそう判断するなら・・・

と迷わず、10月19日に妊娠38週で予定帝王切開の予約をしました。

同年10月16日

通常であれば、次に行くのは19日の手術当日となるのですが、13日にNST検査の結果が気になるといわれ、この日もNST検査の為に病院へ行きました。

やはりこの日も胎動の動きや心拍の戻りが良くないため、助産師さんの勧めにより緊急帝王切開となりました。

なんと首にへその緒を4重半巻いていて、首は少しうっ血していました。

助産師さん、医師の迅速な判断により、第一子長男が無事に誕生したことに夫婦共にとても感謝しました。

初めての出産で帝王切開を経験！痛みは？

しかし、初めての出産は帝王切開。

術後はすぐに麻酔が切れて、縫合したお腹は少し動くだけでも激痛が走り。寝返りさえ辛い。

あまりの痛みで眠ることも出来ず、夜中には看護師さんにお願いして痛み止めの座薬を入れてもらいました。

翌日からは早速ベッドから起き上がり、歩行訓練を促されます。ですが、激痛は昨日から少しも変わらないぐらいで、くしゃみや笑うことも出来ない。

トイレに行くことすら辛い状態が3日間続いたのを覚えています。

前かがみになりながら、ヨタヨタと新生児室のわが子に会いに行き、痛みをこらえて初めての授乳や赤ちゃんのお世話など、精神的にも肉体的にも辛い入院生活でした。

いつのまにかストレスを溜め込み、入院中は不眠に陥ってしまったほどです。

そんな苦い思い出、私の1人目の出産。

2人目に早く会いたい！という思いは強かったのですが、

「またあの痛みを経験することが怖い・・・」

と悲観的になっていました。

私がお産をする病院では1人目が帝王切開であれば、2人目も帝王切開になります。

お腹の赤ちゃんは順調に問題なく、すくすくと育っていました。

第二子出産！2度目の帝王切開

7月19日　13時予定帝王切開

9時から入院。13時までに点滴や、しばらくお風呂に入ることが出来ないのでシャワーを浴びたり。

手術に備えての準備をしました。途中看護師さんが緊張を解きほぐすかのようにたわいもない話をしてくれました。

第一子が緊急帝王切開で、バタバタと手術になってしまったので、予定帝王切開はこんなにもゆとりがあり、のんびりとリラックスできるのかと思いました。

入院前日までは術後の痛みを恐怖に感じていましたが、この時には腹をくくり手順も流れもわかっていたので、落ち着いた気持ちで過ごしていました。

そして、予定帝王切開手術開始。

13時30分。無事に健康で元気な女の子誕生！

術後は担当医が身体を休めるようにと、睡眠剤を注射してくれました。それから、ほぼ夕方まで深い眠りにつき、その間は夫が傍にいてくれました。

術後の縫合した痛みは少しずつやってきました。

しかし、「アレ？痛いけど、思っていたより痛くない。」

私が就寝中に夫がまだ食べることができず寝たきりの私のために、色々なジュースを買ってきてくれていました。

寝返りを打ちながらジュースを楽しみ、夫と談笑。

産まれたばかりの長女を夫が病室に連れて来てくれ、嬉しくて、「明日には抱っこしたい！」と決意。

翌朝には自ら電導ベッドから起き上がり、歩行訓練に備えることに。

「痛いけど、頑張ったら歩ける。」

なんと病室内で元気そうに訓練をする私を見て、回復の速さに看護師さんは驚いていました。

何よりも私がビックリです。

第一子の術後の経過より、体調が遥かにいいのです。

くしゃみや笑うこと、トイレに行くことも激痛で辛いのですが、

看護師さんや夫の支えがなくても1人で動くことができます。

心身ともに回復力が違う！「この痛みも日ごとに軽くなる。」と知っていたからでしょう。

母乳はすぐに開通して、長女もゴクゴクと飲んでくれたおかげでミルクも必要ありませんでした。

入院中は時間があれば横になり眠ったり、テレビを見たり。

のんびりと楽しく過ごすことが出来ました。

第二子の出産に伴う痛みがリラックスしながら乗り越えることが出来たのは、第一子の術後の痛く辛い経験があったからだと思います。私を心身共に強くしてくれました。