JR七尾駅ホームに28日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「青柏祭(せいはくさい)の曳山(ひきやま)行事」のでか山の壁画がお目見えした。壁画制作は、七尾線電化25周年記念事業の一環で、完成除幕式に出席した関係者は、七尾の玄関口の発展と世界に誇る祭り文化の発信を願った。
1番ホームに設置された壁画は、高さ2・15メートル、幅11・84メートルで、3台のでか山のイラストや、運行する三つの山町(やまちょう)の紋が描かれた。下部には「ユネスコ無形文化遺産登録」と明記した。
式では小林栄一駅長が「能登の伝統文化を発信していけるような駅にし、地域と一体となって青柏祭を盛り上げていきたい」とあいさつし、前田健市産業部長、濱暉元市観光協会長が祝辞を述べた。