今からする話は、ここ数年の内にあたしが体験した話なんですけどね。
今からあれは4年前ほど昔なんですけどね、あたしはサービス開始からずっと『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』というリズムゲームを遊んでるんです・・・
はじめのうちはね、易しめの「EASY」、普通レベルの「NORMAL」、難しめの「HARD」と3つのモードでプレイできていてね、それがマァ楽しかったわけですよ・・・
・・・ンで〜今から1,2年くらい前、ふとスクフェスを起動したあたしは、いつもと違う感じを受けましてね、ナマ暖かいというか寒いというか、な〜んかイヤな感じがするんですよ・・・
「うわァ〜嫌だな〜、気持ち悪いな〜」と思いつつ、意を決してライブ画面をのぞいてみるとね、あるんですよ。見たこともない「EXPERT」って文字が・・・
とっても驚いた、なあンだこれは・・・怖いナ怖いナと思ってはいたんですが、好奇心が勝ってしまいましてね、恐る恐るボタンを押してみるんです・・・
するといつも通り曲が流れ始めるんだがこれがどオ〜にも不気味なんだ・・・画面を押してる指先がどんどん冷たくなってくるわけですね。ええ。曲が始まった数秒後ですよ、ふとそこで気付いちゃった、ああノーツが多いんだ・・・尋常じゃない数のノーツが出てくる出てくる・・・押しても押してもいつものシャンって音が出ないわけですよ・・・「うわァ〜ヤバイな〜」と思ってはいるのに画面から目が話せない。どんどんどんどんノーツがくる・・・案の定、気づけば「ライブ失敗」の文字が浮かんでいたわけですね。
まるで鬼でも見たかのようにあたしは汗だくなんですね、生気を吸われたように震えていたら、いつものメニュー画面に戻っていたわけですよ。今のはなんだったんだろう、夢だったのかなあ・・・その時、突如「もうこれ以上プレイしてはいけない!アプリを消さなきゃいけない!」と誰とも知らない声が響いたんですよ。もォうね、あたしはすっかり怖くなってしまったんで「ナンマンダブナンマンダブ」と唱えてその日は布団の中に入りました。
それからしばらくの間、なァ〜んか怖くなってしまってスクフェスを起動せずに過ごしていたんですねえ、そして今日なんですが、東京の...場所はハッキリとは言えませんけども、マア〜小金井の小さな駅の、チョイと南に進んだトコロに住んでいまして、そこで今日もなにもすることがないってものだから、スマートフォンでゲームをしていたわけですね。もうあの時の記憶なんて全然なくなっちゃってるわけだから、起動してしまったんですねえ。
するとまた違和感があるわけです・・・明るいミュージックのはずなのにちィ〜っとも楽しくない・・・いやァ〜な汗が出てくる出てくる。その瞬間また響いた・・・!
「遊んじゃいけない。遊んじゃいけない。」・・・また声がする。あたりを見回しても、誰もいないんだ・・・
恐ろしいはずなのについライブ画面を開いてしまった・・・そうしたらね、あるんですよ・・・
「MASTER」の文字が
ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル official illustration book (3)
- 作者: 電撃G'sマガジン編集部
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2016/04/09
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