青森 弘前城の石垣 100年ぶりに修理 解体作業始まる
k10010942221_201704091504_201704091506.mp4
およそ100年ぶりに、石垣の大規模な修理計画が進められている青森県弘前市にある弘前城で、石垣を解体する作業が9日から始まりました。
青森県弘前市の弘前城は、およそ400年前、江戸時代初期に築城されましたが、天守付近の石垣がゆがむなど傷みが目立ってきています。このため、重さ400トンの天守を「曳屋」という技術で移動させたうえで、石垣を解体して組み直す大規模な修理計画が、およそ100年ぶりに進められています。
9日は解体作業を前に弘前城本丸の内堀で地鎮祭が行われ、関係者が作業の安全を祈願しました。そして、陣羽織姿となった弘前市の葛西憲之市長の号令を合図に作業が始まりました。
9日は天守があった場所の下にある重さおよそ1トンの石をクレーン車でつり上げ、移動させる作業が行われました。解体の対象となる石の数は、およそ3000個に上り、解体修理がすべて完了するのは6年後の見込みです。
見学に訪れた地元の男性は「間近で見ると迫力があり、すごいですね」と話していました。
弘前市の葛西市長は「解体作業そのものを観光資源として発信し、地方創生につなげていきたい」と話していました。
9日は解体作業を前に弘前城本丸の内堀で地鎮祭が行われ、関係者が作業の安全を祈願しました。そして、陣羽織姿となった弘前市の葛西憲之市長の号令を合図に作業が始まりました。
9日は天守があった場所の下にある重さおよそ1トンの石をクレーン車でつり上げ、移動させる作業が行われました。解体の対象となる石の数は、およそ3000個に上り、解体修理がすべて完了するのは6年後の見込みです。
見学に訪れた地元の男性は「間近で見ると迫力があり、すごいですね」と話していました。
弘前市の葛西市長は「解体作業そのものを観光資源として発信し、地方創生につなげていきたい」と話していました。