永持裕紀
2017年4月9日03時00分
飛驒市神岡町で8日、廃線から約10年ぶりに姿を見せた旧神岡鉄道のディーゼル車「おくひだ1号」。旧奥飛驒温泉口駅からの1・4キロを5往復した記念乗車便の運行時には、市によれば沿線、旧駅跡に市内外から約5千人が集まった。
記念便には旧国鉄神岡線から第三セクター・神岡鉄道移行に尽力した故・田口喜一氏(元旧神岡町長)のトミ夫人などゆかりの人も乗車。午前10時前、旧神岡鉱山前駅に保管されていた「おくひだ1号」出発式では、廃線跡のレールでマウンテンバイクのガッタンゴーを運営するNPO法人「神岡・町づくりネットワーク」(鈴木進悟理事長)の山口正一専務理事が裃(かみしも)姿で、地元の小学生たちと一緒に「出発」を合図した。
サイパン旅行でレールマウンテンバイクに乗り、廃線跡レールの活用法を思いついた山口さんは「ガッタンゴー生みの親」とされる。その再活用が順調に進んだから、10年ぶりの復活が可能になった。「神岡の町が元気になった感じがして、うれしい」と、復活運転を見守った同町の森本央枝(てるえ)さん(82)は話す。
市には「おくひだ1号」を、ガッタンゴー営業中には旧奥飛驒温泉口駅に置く計画がある。大阪府東大阪市から復活運転撮影に訪れた鉄道車両製造会社勤務、西谷一人さん(56)は、旧国鉄神岡線当時から神岡を訪れていた鉄道ファン。「古い車両は風雨に当たると一挙に痛むので、くれぐれも注意してほしい」と心配顔に語っていた。(永持裕紀)
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