今回は軽トラのお話です。とある(実家です)農家が軽トラを購入したのでレビューしてみたいと思います。
ダイハツ贔屓の父。選んだ理由はなにより信頼性。
昔の軽トラと比較すると荷台が錆びないし乗り心地もだいぶ改善されたとの事。
実は先代のハイゼットも所有しています。「農家の軽トラ2台は当り前だ」仕事上荷台に野菜や資材を載せて畑に突っ込んだり、出荷したりするとなると普通車のトラック一台より軽トラ二台のほうが使い勝手が良いようです。
ちなみに上は先代ハイゼット。現行(下)のほうがフロント部に凹凸がありシンプルな先代と比較すると存在感があります。
軽トラに存在感は必要ないですが、デザインが変わるのも面白い。
内装
グレード”スタンダード”のメーター回りはこんな感じ。AT車なのでタコメーターはありません。ちなみにMT車もタコメーターありません(笑)
窓ガラスは手動です。いまどきの乗用車では考えられません。ていうか若い人は手動なんて知らないだろう…
私「あれ?エアバッグは標準なの?」
親父「助手席はオプションだよ」
エアバッグはオプションかぁ…やはり軽トラ。スパルタンだ…
それにしてもインパネ周りの収納が増えました。
AT車で4WDです。パートタイム式の四駆となります。ちなみにATだとハイローの切り替えや四輪デフロックはつけられません。ハードな路面を攻める方は是非MT車をチョイスしてくださいね。エアコンは勿論マニュアル。オートなんざ不要。ガッツリ冷えます。
私「CD付けたの?」
標準ではかなりチープなスピーカー一体型のオーディオ(ラジオ)がつきます。なのでスピーカーレス。快適装備はかなり削られているようです。(快適重視なら迷わず”エクストラ”を選ぶべし)
外装
スチールホイルに軽トラ用のタイヤはもはや定番です。オプションでアルミホイールもありますが…まず不要です。
助手席側のバニティミラーもなぜか標準です。
荷台の大きさは先代とさほど変わりませんが長期の防錆処理がされています。エンジンルームは荷台の奥にあります。
10代目トラック同様に3層塗装(カチオン電着塗装・中塗り・表面塗り)を特別採用したことで、ボディ外板の表面サビ保証をベース車の1年から3年に、穴あきサビ保証をベース車の3年から5年にそれぞれ延長した軽キャブバン唯一の長期防錆保証も付帯された。
ドアを閉めた時の「バンッ」っていう音はやはり薄い鉄板。高級感のかけらはありません。
乗り心地
軽トラに乗ったことのある方ならわかりますが、足回りは固いので路面の凹凸での突き上げはハンパありません。しかし新型はそこそこマイルドになっているような感じです。(先代と比較して)MTよりATのほうがシフトチェンジの必要がないのでスムーズに加速してくれます。幹線道路の合流でもたつくこともありませんでした。あくまで個人的所感です。
最後に
軽トラをレビューして感じた事は用途によって仕様を選べる点です。今回レビューした実家の軽トラでは「農業」という用途であるがための装備となっています。さまざまな用途によってグレードや装備をカスタマイズできる点は軽トラならではないでしょうか。気になる燃費はまださほど走っていないので分かりませんが数ヶ月後に再度レビューしたいと思います。
私的にはカラバリが増えたので白よりもグリーンが良かったです。
親父「恥かしい」
ご視聴ありがとうございました。