藤原和博

これはいくらなんでも、対象とする読者が違いすぎます…天下りにて教育委員やっているおっちゃんにはこれは読めないです。ただ、なんとなく「あの案件では失敗したんやって？うちのは気いつけてくれよ」と出入りするSIerの営業さんに注意喚起できればいい、という性質のものですから…

「これは全国の自治体の参考になりますよ」とハードルを勝手に上げた人に全責任があります。もし今になって「こんなの読めない」とか言うならば、無責任にもほどがありますね。既にあるリファレンスを無視または排除するならば、合理的な理由を先に示すべきでしょう。

いや、誰が読むのかは大事ですよ。全国の自治体の人がcisicoのガイド読めるんなら、そもそっもSIerなんていう職業は存在しません。正確さよりも、何が起きたのかをわかりやすく伝える、というのは、それはそれで新規性があります。そして注意喚起をうけた業者がガイドを読めばいいだけです。

テスト不足のように拝見しますが、どのようなテストされたのでしょうか？

テスト不足というより、机上の空論

負荷試験すらしない業者を選定したわたしはICT無能ですとの自己紹介ですか？ @kazu_fujiharahttps://twitter.com/kazu_fujihara/status/848822390976954368 …

“結局、年末までにWi-Fiポートを増設”って書かれているのを見るに、まだおわかりでないような気がします。一台の無線LAN（Wi-Fi）アクセスポイントで100台ですら繋がるか疑問…(・・;)

そして、無線LANのチャンネルも有限なので、複数台のアクセスポイント間で連携する、チャンネルを適切に別けるといった設計が必要だと思われるのですが、それを事業者がわからなかったとも思いにくいのですが…。

どこぞの例に洩れず内田洋行＆富士通の一次受けが下に投げて予算的にアクセスポイントの数を絞るとかそんなとこじゃないんですかね？

こーなってくると、無線LANやらチャンネルやらという物理的要素だけではなく、DHCPサーバーの設定、ネットワーク設定自体に問題があって、1000クライアント？で取り合いになっていた…とかいうお粗末な事態も考えられそう(・。・;

どこまでどうなっているのか判りませんが「外向きには言い難い恥ずかしいやらかしの事例」を公開していただくことを望みます。

公開されている PDF 2ページ目の図2を見ても、“スーパー・スマート・スクール（SSS）を実現するための産学官の連携体制”の中にはインフラやハードウェア面について触れられておらず、抜粋元の“奈良市立一条高校の資料”箇所がソフト面の話部分ならいざ知らず…（続）