韓国海軍の戦闘帽採用計画、海兵隊の反発で中止に

 韓国海軍は、海兵隊のように戦闘帽を「八角帽」に変えようとしていたが、その計画を白紙にした。

 理由は、韓国海兵隊の現役および予備役隊員から反対や抗議が相次いだため。韓国海軍の関係者は7日「戦闘帽の切り替えを骨子とする軍人服制令の改正案立法予告の期間中(3月27日-4月6日)に、海軍・海兵隊の将兵および予備役の意見を集約した結果、八角形の戦闘帽導入案を中止することにした」と語った。海軍がこの期間に実施した独自の世論調査によると、海兵隊の現役将兵の絶対多数(ほぼ100%)が「八角帽は海兵隊の象徴にして誇り」だとして、海軍の八角帽導入に反対した。予備役海兵隊員で作る「海兵隊戦友会中央会」も3月28日「海軍の八角帽着用に強く反対し、推進が続く場合には団体行動で阻止したい」という声明を出した。

李竜洙(イ・ヨンス)記者
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