マックス・ハリーの流され上手！?

　　　　　　　　　思い出によって人は強くなる…

　　　　　　　　ってコトで別れたサニトラさんです。


　　　　　　　　　　　nissan Sunny Truck -short body-

S６０年式　　サニー・トラック　　一般的に「サニトラ」と呼ばれています。

１２００ccでガソリン車（軽油じゃないよ）。もちろんMT（４速）。

二十歳過ぎなのに燃費がイイ！ﾘｯﾀｰあたり１４～１５kmはイクんだよ。

小回りもキク。後輪駆動でガンガン走る。

時速１０５kmを超えると

　　　　ヴィー　　ヴィー

って警告音が鳴る…。今の車には無いねぇ。

ブレーキは なんと前後ともに「ドラム・ブレーキ」！

止まらない止まらない！

慣れない人が乗ると怖いようで。

エアコンは 無いけど「三角窓」が実に機能的。しかもカッコイイ。

　　　

荷台の長さによって「long body」と「short body」に区別される。これは「short」。

二人乗りでトランクなんてものは無いので

普段は荷台にでっかいBOXを積んでいました。

　　　

近所の車の修理屋さんで「１０万円」で委託販売されていました。

前を通る度に眺めていて。ある日、

「コレって売り物ですか？」って聞いたのがきっかけ。

白色の塗装面はすでに死んでいて（ｶﾞｰﾄﾞﾚｰﾙを触ったような感じね）、あちこちサビだらけ。

購入時に全塗装。所有していた「マスタングのミニカー」の色にしてしまった…。

仕上がりを見て「アメ車だ！」とニンマリ。

今から考えると 車自体の程度はかなり悪かったのかもしれない。

知識が乏しかったので 下回りとかチェックしなかったし、

そもそも「程度」とかまったく気にしなかったのね。

がんばって カーステ と スピーカー だけつけて

後はいじらずに半年程乗っていました。

フェンダー・ミラーは最初は田舎道の脇の畑に放置してあった古い「クラウン」から

深夜にチョイと頂いてつけていたが、途中で「GTミラー？」に交換。

雰囲気が一気にイイ感じになったので ホイールを買うことに。

本やらイロイロ調べても、どのサニトラも似たような「定番ホイール」ばっか。

ある雑誌で一台だけこのホイールを履いてるのを発見。

　　　

CRAGER s/s　１３インチ。made in USA !

アメリカンなホイール・ショップで購入。

どうしても「ホワイト・リボン・タイヤ」が欲しかった。

これは「Hercules」っていうアメリカのタイヤ。

155/80R13を引っ張って履いています。

なんともイイ組み合わせだ。惚れ惚れしてしまいましたｗ。

　　　

日本車離れした顔をしています。

外装は完璧。内装は まぁいいか、と。

　　　

さりげなく「capricious lot」と。

その下の木（ﾆｾﾓﾉです）はホームセンターで購入した何かに使うパネル？

アクセント＋サビ隠し。ゲートの取っ手もサビがかなり出てきてるなぁ…。


雨漏りしたり、オイルやらラジエターのクーラントやら色々漏れたり…

とても乗り心地自体はイイものじゃないけど

別の意味で「快適」であり「乗り味最高」なサニトラさんでした。

フレームの腐りさえ無かったらずーっと乗りたかったなぁ…。

180000kmかぁ…。200000kmの大台までもう少しだった…。

とにかく！楽しかったゼ！サニトラよ！