米ペンス副大統領が日本など歴訪へ

米ペンス副大統領が日本など歴訪へ
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アメリカのホワイトハウスは、ペンス副大統領が今月15日から、日本など4か国を訪問すると発表しました。このうち18日には東京で安倍総理大臣と会談するほか、日米の新たな経済対話の初会合に出席し、経済協力や貿易をめぐる課題などを協議することにしています。
アメリカのホワイトハウスは、ペンス副大統領が今月15日から25日の日程で、韓国、日本、インドネシア、オーストラリアの4か国、そしてハワイ州を訪問すると発表しました。

ペンス副大統領は16日に最初の訪問国、韓国に到着し、大統領の職務を代行するファン・ギョアン首相らと会談を行って、挑発行為を繰り返す北朝鮮への対応などについて意見を交わすことにしています。

そして18日には東京を訪れ、安倍総理大臣と会談するほか、日米の新たな経済対話の初会合に出席し、麻生副総理兼財務大臣と経済協力や貿易をめぐる課題などを協議することにしています。
トランプ政権では貿易赤字の削減に向けて、農産物の関税の引き下げや自動車市場の非関税障壁の見直しなどに関心が高くなっていて、ペンス副大統領が日本との会合にどのような姿勢で臨むか注目されます。
またペンス副大統領は、日本滞在期間中、横須賀に配備されているアメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」の視察も行う予定で、日米同盟の強化を訴えるとともに、アジア太平洋地域の安全保障に強く関与していく姿勢を示す狙いもあると見られます。