民進 蓮舫代表「テロ等準備罪」新設法案の危険性訴え廃案に

民進 蓮舫代表「テロ等準備罪」新設法案の危険性訴え廃案に
民進党の蓮舫代表は党の参議院議員総会で、共謀罪の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案について、内心の自由が侵されかねないなどと法案の危険性を世論に訴え、廃案に追い込んでいきたいという考えを示しました。
この中で、蓮舫代表は、共謀罪の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案が6日に衆議院で審議入りしたことについて、「いつから国会は官邸の下請け機関になったのか。先に提出されている、性犯罪の厳罰化の法案を飛び越えて、なぜ、国民にも反対の声が多い『共謀罪』を先に審議入りするのか。横暴を許してはいけない」と述べました。
そのうえで、蓮舫氏は「法案の中身はまるまる『共謀罪』だ。内心の自由が侵されかねず、『テロ等準備』という美名にだまされてはならない。こうした怖さをしっかりと訴え、国民運動を展開していきたい」と述べ、法案の危険性を世論に訴えて、廃案に追い込んでいきたいという考えを示しました。